新美の巨人たち 長沢芦雪『虎図』×井浦新、楽園の地・紀州串本に“虎”を見た!

放送日 2019年6月8日(土) 22:00~22:30
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

重要文化財「虎図」。描いたのは長沢芦雪。江戸中期、京の画壇に現れた天才絵師。運命は時に一瞬で変わることがある。長沢芦雪は“旅”だった。この土地で才能は爆発した。本日は井浦新と長沢芦雪を巡る旅、南国の楽園で変貌を遂げた一人の絵師の真実。

キーワード
長沢芦雪
虎図

新美の巨人たち (バラエティ/情報)
22:02~

和歌山県串本町。今日の一枚はJR串本駅から10分ほどのところにある錦光山 無量寺にある美術館「応挙芦雪館」で眠る長沢芦雪の「虎図」。縦180cm×横100cmほどの襖が6枚、日本で最も大きな虎の絵と言われている。井浦新はこの絵を見ると静かに興奮していくると話す。

この虎図の向こう側には向き合うように置かれた「龍図」。 吹き荒れる嵐の中、龍が踊る。それはまるでアクションペインティングのよう。井浦新は筆が踊っているみたいと感想を述べた。

長沢芦雪は京の画壇に君臨した円山応挙の弟子。丹波国篠山藩の下級武士の家に生まれたと言われているが、詳しいことは謎のまま。芦雪は応挙の技術を徹底的に学び、ときに応挙を超えるほどの上でを持つと言われるほどの天才だった。1786年、紀州の串本から一人の僧が応挙を訪ねてきた。大地震による津波で流された無量寺を再建した愚海という僧侶だった。応挙と愚海は古い友人であり、愚海が寺を建てた時には絵を描く約束をしていた。しかし、応挙は都合がつかず、そのかわりとして芦雪が行くことになった。

そして生まれたのが「虎図」だった。井浦新は切れ味が鋭い。相当早く描いている。3~40分かかっていないと話した。

芦雪は虎図をどのように描いたのか。水墨画家の大竹卓民さんに実物大の再現をお願いした。大竹さんによれば芦雪は紙を立てた状態で描いたという。まず、木炭で下図を描き、用意したのは大きさの違う丸筆と数種類の刷毛と濃さの違う墨を数種類。最初に目を描き、描く部分に合わせて筆を変える。丸筆で毛足の長い部分を描き、短い部分で刷毛を使う。大竹さんは芦雪は筆さばきが早いと行ってもそうでもない。早すぎると紙が墨を留めてくれない。しかしそのスピード感を感じさせるところが面白いところと話す。

また芦雪は「虎図」の裏側に仕掛けを施していた。描かれているのは「薔薇に鶴・猫図」。岩肌から伸びる野ばらの枝。その先の岸辺にはまどろむ2匹の猫。更に水辺で子猫は魚を狙っていた。そして魚の視点から子猫を見たのが「虎図」だった。そして「龍図」の裏にも驚くべきものが描かれていた。

キーワード
長沢芦雪
虎図
龍図
円山応挙
雪松図屏風
牡丹孔雀図
無量寺
薔薇に鶴・猫図

新美の巨人たち (バラエティ/情報)
22:15~

芦雪は南国の串本に5カ月滞在していた。芦雪は串本で過ごしている間、近在の寺に多くの作品を残している。この土地との出会いが芦雪の運命を変えた。

「虎図」を再現。描くのにかかった時間は3時間半、大竹さんによれば模写だからこの時間で、本がならばもっと時間を要したはずと話した。大竹さんは作品の中に墨、筆のタッチをどうやって演じる。それを意識して作品を組み立てる。筆使いの面白みをわざと演じている。見る人を自分の作品に引き込むy9魚にように意識していると話した。

「虎図」は元々無量寺の本堂の襖絵だった。「虎図」の向かい側にある「龍図」。この裏側にも仕掛けを描いていた。

キーワード
長沢芦雪
虎図
蘇鉄に雀図
圓光寺
草堂寺
群猿図屏風
無量寺
串本町(和歌山)
白浜町(和歌山)

新美の巨人たち (バラエティ/情報)
22:24~

「虎図」と対をなす「龍図」の裏側に回ってみると、無邪気に遊ぶこどもたちの姿。その一人が見上げているのは鼠。この鼠が龍だった。

芦雪が訪ねたであろう絶景がある。串本の海岸に広がる橋杭岩。それを見ながら井浦新はあのような絵がかけたのはここに広がる自然から受けた影響が大きいと思う。この環境で変わったと言うより、進化したのかもしれないと話した。

キーワード
長沢芦雪
虎図
龍図
唐子琴棋書画図
串本町(和歌山)
橋杭岩

エンディング (その他)
22:28~

新美の巨人たちの次回予告。

番組宣伝 (その他)
22:28~

「ひねくれ3」の番組宣伝。

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