未来世紀ジパング SP 〜水道管&信号が老朽化 新たな危機にどう挑む!?〜

放送日 2019年8月7日(水) 22:00~23:24
放送局 テレビ東京

番組概要

水道管&信号が老朽化 新たな危機にどう挑む!? (バラエティ/情報)
22:00~

東京北区は2018年に水道管の破裂によって水浸しになり浸水被害が出た過去がある。地元の方に話を聞くと当時は大きな被害を被ったという。こうした漏水事故は年間で2万件以上派生している。他にも横浜の磯子区でも水道管が破裂して断水したり、京都市や浜松市などでも同じような破裂事故があったという。こうした破裂事故の背景には水道管の老朽化が原因になっているという。ただ今のペースだと全て取り替えるのに130年かかってしまうと専門家は語っている。今回はこうした暮らしのクライシスを特集する。

スタジオでは今回は「暮らしのクライシス」を特集すると伝えた。水道管クライシスには3つの要因があり、その1つは「老朽化」だという。また点検する人も不足しているという問題もある。2つ目は「交換時期の水道管が地球2周半」、3つ目は「工事費用がかかる」だと伝えた。こうした状況のため水道料金が高くなってきているという。そのため水道事業を民営化するという話もある。海外では水道事業の民営化は進んでいるとジョナサン・ソーブルは語った。ただ民営化後に料金が上がってしまい失敗したのではないという話もあるという。

日本の水道管クライシスの問題解決のヒントがアメリカにあるという。アメリカのトピカ市は水道管破裂が多く、多い日には1日に10件の水道管破裂が発生しているという。そこで修理部隊に密着した。

アメリカのトピカ市の水道管修理部隊に密着した。問題の水道管には亀裂が入り大きな穴が開いており腐食が進んでいた。この辺りの水道管は100年以上経過しているという。アメリカでは年間24万件の破裂や漏水が発生している。

キーワード
北区(東京)
磯子区(神奈川)
京都市(京都)
浜松市(静岡)
川崎市(神奈川)
横浜市(神奈川)
トピカ市(アメリカ)

水道管&信号が老朽化 新たな危機にどう挑む!? (バラエティ/情報)
22:22~

アメリカのトピカ市で水道管破裂の被害を受けたブライアンさん夫妻は水道管破裂による浸水によって家中水浸しになって住むことができなくなってしまったという。水道管は90年前のもので、当時管理していた業者はすでにないので訴訟は断念したという。家を立て直すこともできず現在は妻の実家に住んでいるという。

次の水道管破裂の現場は住宅街。すでに修理部隊が到着して穴を掘っていた。その現場に日本人の姿があった。加藤崇さんは水道管の破裂を劇的に減らすソフトを開発したという。加藤崇が作ったのは水道管の破裂を予測するソフトだと伝えた。トピカ市もソフトを導入して、予測に基づいて水道管を交換するという。加藤崇さんのソフトは全米20州、40以上の水道事業者が導入しているという。

加藤崇さんの自宅はシリコンバレーにある。加藤崇さん一家は4年前からシリコンバレーに引っ越してきているという。加藤崇さんはニューズウィークの「世界が尊敬する日本人100」に選出されるくらいの人だという。そんな加藤崇さんが2015年に創業したのが水道管の破裂予測をするベンチャー企業「フラクタ」だったという。水道管破裂は色々なデータを持ってきてAIで分析して、水道管の腐食を予測しているという。こうした実績によって日本でも加藤崇さんのソフトを導入しようという動きがある。

スタジオでは水道管破裂による被害について話題になった。そこで家庭に引いてある給水管の修繕費は自己負担だと話題になった。そのためリフォーム業者を装った詐欺被害も発生しているという。そんな水道管破裂をAIで予測するというソフトはスゴイと話題になった。また老朽化した水道管を工事する方法としてSDF工法という曲がる水道管を利用するという方法もあると解説された。他にも共同溝というトンネルを利用する仕組みもあるという。

鎌田靖が共同溝の工事現場を取材した。そこで某国道の地下20mの共同溝の様子が伝えられた。これまでバラバラに埋められていたものが一つのトンネルになれば、「すぐに対処できる」「掘り返さずに管理できる」「地震の影響を受けにくい」というメリットがある。都内の国道の下には共同溝が沢山あるという。

キーワード
トピカ市(アメリカ)
シリコンバレー
ニューズウィーク
川崎市(神奈川)
共同溝

水道管&信号が老朽化 新たな危機にどう挑む!? (バラエティ/情報)
22:44~

鎌田靖が共同溝の工事現場を取材。そこで穴を掘り進めるシールドマシンというものが伝えられた。シールドマシンなしで穴を掘るのは難しいという。鎌田靖は取材を終えて「都市生活は私たちの知らないところで支えられていると実感した」と感想を語った。

スタジオでは共同溝が思ったよりも大きかったと話題になった。人が点検するというメリットを考えるとある程度の大きさが必要だと鎌田靖は語った。次は信号クライシスを特集する。

キーワード
共同溝

水道管&信号が老朽化 新たな危機にどう挑む!? (バラエティ/情報)
22:49~

滋賀県で撮影されたとある信号では青と黄色が同時に点灯。奈良県の信号に至っては2つの信号で青が点灯した。不具合の原因は老朽化で、全国にある20万5000基のうち19%にあたる4万3000基が該当する。信号機の数が全国2位の愛知県では県警が取替工事を進めていて、電球からLED型に変更。限られた予算内でやりくりしている。

信号機メーカーのコイト電工を取材。北島真一さんは電球式では1年に1回の電球交換が必要だが、LEDなら8年以上は交換不要と語った。最新型は薄く、重さは9.9kg。積雪も何のその、風の影響も受けづらいという。製造工場ではLEDが点灯しない箇所はないか機械でチェックしている他、台風のような豪雨を想定した耐久テストを実施。

コイト電工の製造ラインを見せてもらえなかった理由について、片渕茜キャスターは「日本には三大信号機メーカーがあり、製造ラインは企業秘密にあたる」と説明。また、日本の信号のLED化率は全国で57.8%、東京では99.9%。ちなみに日本の交通信号の歴史は大正時代に始まり、当時は警察官が交通整理にあたった。電気の信号が日本に初設置されたのは昭和5年。ジョナサン・ソーブル氏は「フィリピンのマニラなどでは信号機があっても無視をする人がいるため、マンパワーで交通整理が行われている」と語った。

日本人観光客が年間21万人にのぼるカンボジアの首都プノンペンでは交通量の多さに反比例して、信号機が少ないことに一驚するであろう。なお、排気量125cc以下は免許不要となっていて、走行中にちょっとしたスペースがあれば、一目散に通り抜ける。交通事故は日常茶飯事だという。そんななか、JICAのプロジェクトとして、住友電工は2016年から3年かけて日本製のLED信号機を設置している。また、プノンペンの地図と交差点の映像をモニターで確認できる交通管制センターがあり、交通量といった情報を元に青信号の点灯時間を調整している。警察官は交通整理ではなく違反者の取締に時間を割けるようになり、ルールを遵守するドライバーが増えたという。

鈴木ちなみはカンボジアのリゾート地、シェムリアプでも信号機が設置されていないところがあると語った。また、カンボジアでは電線が複雑怪奇に入り組むなど、基本的なインフラ整備が急がれている。日本の信号機に関してはカンボジアをはじめ、ウガンダにも設置が進められる。

キーワード
信号機
滋賀県
奈良県
愛知県
愛知県警
LED
コイト電工
コイト電工 富士長泉工場
LED信号機
日比谷交差点
アメリカ
マニラ(フィリピン)
プノンペン(カンボジア)
JICA
住友電工
シェムリアップ(カンボジア)
ウガンダ
カンボジア

水道管&信号が老朽化 新たな危機にどう挑む!? (バラエティ/情報)
23:18~

ジョナサン・ソーブル氏は信号機がない交差点「ラウンドアバウト」についてはオーストラリアが進んでいて、カナダでも導入が始まったと明かした。日本では87ヶ所ある。ソーブル氏は「インフラの問題は世界の問題」と話し、解決に尽力することは日本にとってのビジネスチャンスになるという。

キーワード
カナダ
オーストラリア
ラウンドアバウト

エンディング (その他)
23:20~

当番組は「ビジネスオンデマンド」、「Paravi」で配信中。

キーワード
ビジネスオンデマンド
Paravi

番組宣伝 (その他)
23:20~

ワールドビジネスサテライトの番組宣伝。

  1. 前回の放送
  2. 8月7日 放送
  3. 次回の放送