『朝の!さんぽ道』(あさの!さんぽみち)は、テレビ東京系列にて2017年4月3日から放送されている紀行番組。
放送日 | 2018年6月20日(水) 7:35~ 7:55 |
---|---|
放送局 | テレビ東京 |
今週のさんぽの舞台、日本橋周辺を地図で紹介した。最寄り駅は東京メトロ東西線・日本橋駅、JR東京駅からも歩いて10分。
藤吉久美子さんが水天宮前駅からさんぽスタート。「水天宮」は今年鎮座200年を迎えるのを前に、社の建物が建て変わった。人形町では「重盛永信堂」の人形焼をいただいた。ちなみにこちらは創業100年。探していた「昭和の名残」ではなかった。近くの漬物店は創業90年ほどで、ぎりぎり昭和生まれ。周りには100年以上の老舗が多く、自分たちは若手のほうと答えた。
BGM:「ブルー・スカイ」/チューリップ(1977年)
太川陽介さんは「舟遊びみづは」の遊覧船で江戸の名残を探す。日本橋川、神田川、隅田川をめぐる旅が楽しめる。ガイドの佐藤美穂さんは、神田川は徳川家康の時代に作られた人工の川で、井の頭池の湧き水を江戸に引くために作られたと答えた。「御茶ノ水渓谷」の森も人の手で作られたという。掘った土は築地や月島の埋め立てに使われ、江戸の街が広がっていった。
BGM:「神田川」/かぐや姫(1973年)
藤吉久美子さんは明治座に到着。役者としての初舞台を踏んだ場所だと答えた。「浜町緑道公園」の遊歩道で、道行く女性に「昭和」の場所を聞いた。思いつかないと答えたが、10分ほどするとどら焼きの店を見つけたといい、取材陣を追いかけてきてくれた。「茂ち月」は明治座の役者御用達の和菓子屋さん。
藤吉久美子さんが、街の人に教わった和菓子店「茂ち月」へ。創業は戦後すぐ、昭和22年頃だという。「どら焼き」は北海道産小豆を使用、生地は一枚一枚手焼き。
太川陽介さんの屋形船は神田川、コースの中ほどを下っていた。御茶ノ水駅の近くには昭和18年まで「万世橋駅」があり、現在は赤レンガの建物が商業施設として使われる。川にかかる鉄道橋は大正9年完成。隅田川に入る手間には、江戸時代から親しまれた屋形船が多く停泊していた。昔は芸者との舟遊びが楽しまれたという。太川陽介さんは、妻から屋形船でもんじゃ焼きが食べたいと頼まれていると答えた。
BGM:「ミスユー」/星野源(2015年)
そのころの藤吉久美子さんは、自転車に乗る外国人に声をかけていた。会話をよく聞くと彼女はいるかと聞かれており、この街はおばあちゃんが多いが若い女性を見つけたなどとほめられていた。
太川陽介さんの屋形船は続いて隅田川へ。川幅が広がり、青く塗られた「清洲橋」を船がくぐった。ドイツの橋を参考に建築され、隅田川一の美人橋と呼ばれる。さらに進むと幅の広い高層ビルがあり、下の部分に穴があるのはその先のマンションの日照権のためと解説を受けた。振り返ると東京スカイツリーがあり、川の真ん中から橋とツリーが見える場所と案内してくれた。
BGM:「川の流れのように」/美空ひばり(1989年)
藤吉久美子さんは人形町駅の東へ。おしゃれなカフェの並ぶ路地に入り、「高柳豆腐店」で昭和の名残を聞いた。店がちょうど昭和生まれだという。
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
© 2019 Wire Action Inc. All right reserved.