メルクリウスの扉 2019年3月10日放送回

放送日 2019年3月10日(日) 16:00~17:15
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
16:00~

オープニング映像。

メルクリウスの扉 (バラエティ/情報)
16:00~

愛知・蒲郡市の「竹島水族館」が人気スポットになった“攻め”の戦略に迫る。攻めの1つ目は”あまりもの”を集めた超アート作品。例えば、全国からウツボ40匹集め超アートな水槽やオオグソクムシとのふれあいコーナーなど。きっかけはお客さんのアンケートだった。

攻めの2つ目は水族館の枠を超えたカピバラショー。いまや竹島水族館の入館者数は閉館ピンチのときに比べると3倍以上に。

次に紹介するのは大阪・東大阪市の布施商店街。ここは約400店舗のうち1割以上が空き店舗状態になっている。シャッター商店街のピンチを救ったのは、街ごとホテル。街ごとホテルとは提携している商店街の飲食店やお風呂などで割引になるというサービス。いま商店街では2箇所がリノベーション中で3月末には50人までお客さんを収容できるとのこと。

イチゴの葉に謎の白い物体!?

日本の農業・農家のために奔走する働キーマンたちを追った。最初の働キーマンはJA南三陸の宮岡茜さん。JA南三陸は3つの市と町と地区を管轄し、約1万人の組合委員にサービスを提供している。宮岡さんの仕事は農家に技術や経営を指導することで、今は気仙沼のイチゴ農家を担当している。気仙沼のイチゴ栽培は1960年代後半から70年代にかけて始められたが、東日本大震災で9割のイチゴ農家が全壊してしまった。JA南三陸はそんなイチゴ農家を復活させようとしている。宮岡さんが攻めの戦略として進めているのは、イチゴの栽培状況を視覚化するなどの徹底したデータの活用だ。宮岡さんの出身は神奈川県相模原市で、震災のボランティアをきっかけに南三陸を訪れ、大学卒業後に移住してJA南三陸に就職した。始めは身寄りもなかったが、地元のスポーツサークルに参加して知り合いを増やしていった。そこで彼氏にも出会い、秋ごろに結婚を予定しているという。

今回のテーマは「ピンチの今こそ攻めろ」。ヒントを探るべく日本の大きさ組織で活躍する働キーマンの裏側を大調査することに。

キーワード
竹島水族館
ウツボ
オオグソクムシ
蒲郡市(愛知)
カピバラ
布施商店街
布施商店街連絡会
JAグループ
池田屋珈琲
ワカメ
ミックスサンドイッチ
三ツ矢蒲鉾店舗
JA南三陸
岸寿司
笑福堂
丸幸水産
高設栽培
気仙沼いちご
東日本大震災
東大阪市(大阪)
戸倉小学校
気仙沼市(宮城)
南三陸町(宮城)
登米市(宮城)
相模原市(神奈川)

メルクリウスの扉 (バラエティ/情報)
16:22~

宮岡茜は仕事で大きな課題を抱えている。気仙沼市のいちご栽培を復活させるため、シーサイドファーム波路上をJAはバックアップしている。まだ1年目で作り方が安定していないため、ビニールハウスに入ってくる砂の処理など課題は山積み。砂は結局、人工の風をあてて吹き飛ばすことにしたという。

JAの仕事について。生産方法や経営のやり方を指導する指導事業や、必要なものをまとめて安く仕入れたりする購買・販売事業などがある。他にも医療や旅行の手配など農家が農業に専念できるよういろんな面からバックアップしている。

続いて岐阜県から。「おんさい広場 鷺山店」でイベントが行われた。地元の野菜をいくつくっつけて並べられるかというギネス世界記録に挑戦。主催は地元のJA。記録は1万3618個でギネス世界記録に認定された。JAぎふは9つの市と町を管轄しており、全国有数の大規模JA。村下直史はJAぎふの地域開発部資産相談課に所属している。土地活用や資産管理のサービスを行っているという。村下直史は、高齢化で農地を耕せない生産者が増えていることから、賃貸住宅に農地をつけることで、耕せなくなった農地を廃れさせることなく残せるようにしている。また、入居から2年間はJAが栽培指導や種・肥料を無料で提供するという。

村下さんがハンターに!?

キーワード
JA南三陸
シーサイドファーム波路上
いちご
気仙沼市(宮城)
気仙沼いちご
JA
織田信長
おんさい広場 鷺山店
ギネス世界記録
JAぎふ
白菜
岐阜市(岐阜)
トマト
キュウリ

メルクリウスの扉 (バラエティ/情報)
16:33~

現在、全国的に農地を荒らす害獣が問題になっている。村下は趣味と実益をかねて害獣の駆除に乗り出している。他にも、JAぎふでは農地を守るために手付かずとなった畑を借り、体験農園を開いている。

トークテーマはJAグループの挑戦について。JAグループの取り組みの一つとして、新鮮な野菜を売るファーマーズマーケットというものがあり、現在全国に約1700カ所あるという。

滋賀県にある最大級のJAグループの直売所、JAファーマーズマーケットおうみんちにつて調査。運営するJAおうみ富士は2つの市を管轄していて、およそ1万4088人の組合員がいる。直売所には朝の6時から、いい売り場の確保のため農家さんたちが集まる。また、直売所の良さとして、自分の野菜の評価が伝わるので張り合いになる。

攻めのメニュー開発で地元食材を元気にする今西昌子を紹介。今西は地元の兼業農家で、JA職員でもあるが組合員でもある。レストランの目的はおいしい野菜を実際に味わってもらうことだという。メニュー作りは月々に大まかに決めてはあるが、基本的にメニューはないという。

今西は家でも料理を作っており、毎朝野菜料理は欠かさないという。出勤は朝8時。まず向かうのが開店前のおうみんち。レストランの野菜はすべておうみんちで購入しているという。合わせて、スタッフとして野菜に問題がないか毎日チェックしているという。そして野菜を買いながらその日のメニューを考えている。今西は以前JAで食育活動をしていたという。おうみんちができると聞き、レストランの責任者として働きたいと手をあげたという。レストランのスタッフは約30人に。おうみんちの和菓子製造所では今西の夫が和菓子を作っている。洋菓子の製造所ではレストランで販売するためのケーキが作られている。そこでは今西の長女が働いている。厨房では、今西が野菜を調理。今西のモットーは仕事を楽しみチームワークを大切にすること。

JAファーマーズマーケットおうみんちの年間来客数は42万人で、年間約190種類の野菜と果物が販売されている。売られる野菜などの値段は安く、店長の伊庭本さんは出荷者が畑から直接持ってくるので中間マージンがない、農家がお客さんに提供する値段を自分で考えて並べているため安く提供できると述べた。

新たなメニューは”鮒ずし”で!?

地域農業のピンチを凌いだもう一つの戦略は地域食材バイキングレストラン。毎日約70種類の料理が並んでいる。また手作りのデザートも。

キーワード
JAぎふ
日本農業新聞
山県市(岐阜)
鹿
JAグループ
JAおうみ富士
白菜
大根
黒ニンジン
菜の花
キノコ
JAファーマーズマーケットおうみんち
ファーマーズマーケット
守山市(滋賀)
野洲市(滋賀)
京都府

メルクリウスの扉 (バラエティ/情報)
16:54~

今西さんは普通なら捨ててしまう菜の花の茎や葉の部分を刻み、地元産の生姜と炊き合わせ、なばな花咲ぜいたく煮ができた。商品はレストランで販売している。菜の花の件で相談を持ちかけたのは林さん。商品の売上の一部は林さんに戻ってくるという。JAおうみ富士で売り出しているもち麦は大麦の一首で食物繊維が豊富。このもち麦を白米と混ぜ合わせ、琵琶湖名物の鮒ずしを作る際、以前は捨てていたご飯と合わせる。これを揚げてコロッケとして仕上げており、その臭いに抵抗がある人でも問題なく食べることができた。

徳島に農業がしたくなる町!?

キーワード
JAおうみ富士
なばな花咲ぜいたく煮
もち麦
鮒ずし
鮒寿司コロッケ
菜の花
生姜
滋賀県
琵琶湖
食物繊維
徳島県
JAグループ

メルクリウスの扉 (バラエティ/情報)
17:01~

JAグループの礎を築いたのが、賀川豊彦。日本初のノーベル文学賞・平和賞の候補となり、助け合いを広めるために生涯を費やした。自らの足で全国を回り、農協が共済事業を行うことの必要性を訴えた。彼は「一人ひとりは弱くても、手を取り合って結びつけば強い力になる」との言葉を残している。今、JAは結びつきを強固にするための取り組みを始めている。キーワードは「新規就農」。

徳島県海陽町は西日本有数のキュウリの産地。次の働キーマン、奥村航産の仕事は新規就農者の支援。このハウスのオーナーは2年前に大阪から一家で移住し、キュウリ栽培を始めた。JAかいふでは新規就農者を積極的に受け入れており、ここではキュウリの養液栽培を指導している。気温や湿度などはデータ管理され、栽培用のハウスはJAが貸し出しているため新規で農業を始めやすい。

奥村さんは2015年に新規職農者の学び舎「きゅうり塾」を開講したとのこと。現在は5期生の22人が受講。まさにピンチをチャンスに変えて攻めに出た奥村さん。まだきゅうりの養液栽培は新しい農法のため奥村さんも試行錯誤中とのこと。

ある日の夕方、奥村さんは満尾さんのご自宅で食事をすることに。以前の暮らしよりも家族の時間が増え た満尾さん。息子さんたちに親の仕事をどう思っているか聞いてみると「かっこいい」と答えてくれた。奥村さんによると、農家の仕事はやる気が無くなるとどうにもならなくなってしまうという。次の日奥村さんは建設中のハウスを案内してくれた。JAかいふ「きゅうり塾」ではいま6期生を募集しているとのこと。

キーワード
JA
賀川豊彦
ノーベル文学賞
ノーベル平和賞
JAかいふ
養液栽培
キュウリ
海陽町(徳島)

エンディング (その他)
17:12~

エンディングトーク。石丸幹二は「今後も攻めの取り組み期待しています。」などとコメント。

『あなたにとって職場とは?』について。村下直史は「農を通じて地域の人と分かりあえる場。作るまでの課程で自らが成長する場。」、宮岡茜は「地域の人のために貢献する場所。」、奥村航は「つながりの場。」、今西昌子は「ネットワークが増えて、育ててもらった。」などとコメント。

キーワード
JA
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