美の巨人たち 酒井抱一 重要文化財『夏秋草図屏風』二曲一双に刻まれた美の系譜!

『美の巨人たち』(びのきょじんたち)は、テレビ東京系列で2000年4月8日から2019年3月30日まで毎週土曜22:00 - 22:30(JST)に放送されていた美術系教養番組。2019年4月6日から『新美の巨人たち』とタイトルが変わり、美術鑑賞をテーマとする旅番組へと変わった。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年10月31日(土) 22:00~22:30
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

今回は尾形光琳の後を継ぐとされる江戸琳派の酒井抱一の最高傑作について迫る。その作品は尾形光琳「風神雷神図屏風」の裏に描かれている。

キーワード
紅白梅図屏風
尾形光琳
燕子花図屏風
舟橋蒔絵硯箱
住之江蒔絵硯箱
俵屋宗達
風神雷神図屏風
酒井抱一

酒井抱一 「夏秋草図屏風」 (バラエティ/情報)
22:02~

きょうの作品は酒井抱一の「夏秋草図屏風」。縦164cm、横181cmの屏風で尾形光琳作「風神雷神図屏風」の裏に描かれている。右側は夏草の図が描かれており、切なさの美を表現している。

琳派ブームでは、同じ時代俵屋宗達と本阿弥光悦がおり、約100年後に尾形光琳が登場。その更に100年後に酒井抱一が登場した。100年ごとに琳派ブームが起こっているが、それぞれの師弟関係などはない。

キーワード
酒井抱一
夏秋草図屏風
風神雷神図屏風
尾形光琳
俵屋宗達
本阿弥光悦

酒井抱一 「夏秋草図屏風」 (バラエティ/情報)
22:10~

風神雷神図屏風は琳派の絵師らによって描き続けられてきた画題。始まりは俵屋宗達で、続いて尾形光琳が描いた。きょうの作品の夏秋草図屏風には2つの風神雷神のような華やかさはない。

酒井抱一は1761年、姫路藩主の家に生まれた。江戸の別邸で育った彼は武士の教養の1つとして書画を習っていた。非凡な才能を見せ風流人としてその名を馳せると松風村雨図などを生み出した。30歳の頃に兄・忠以が急逝したため出家し隠居した。その頃から抱一は尾形光琳の画風に系統していった。武蔵野美術大学の玉蟲敏子氏によると狩野派や浮世絵風の絵とは違った世界観に魅かれたのだという。

酒井抱一は尾形光琳の画歴を網羅した「光琳百図」を自ら出版するほど尊敬していた。当時、尾形光琳の風神雷神図屏風は一橋治済が所蔵しており、その裏に描くことを抱一に依頼していた。こうして誕生したのが夏秋草図屏風で左側は秋草の図として、草花ばかりが描かれている。雷神の裏には夕立に打たれた夏草、風神の裏には強風にさらされる秋草で表と裏が呼応している。

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酒井抱一
俵屋宗達
尾形光琳
夏秋草図屏風
風神雷神図屏風
松風村雨図
光琳百図
一橋治済
本阿弥光悦

酒井抱一 「夏秋草図屏風」 (バラエティ/情報)
22:19~

都内にある向島百花園には夏秋草図屏風に描かれている草花らを実際に見ることができる。夏秋草図屏風は銀地の背景に描かれており画面全体に肌をさすような冷気が漂っている。美術的な伝統では銀は月の表象を現しており、月は亡くなった人を追慕する表象。亡くなった表象は尾形光琳の事を指し、琳派という絢爛たる世界に粋な感覚を入れた。そんな抱一のワビサビをダイナミックに変換して描いたのが鈴木其一で「夏秋渓流図」として仕上げた。このような作品は京都国立博物館の展覧会「琳派 京を彩る」で見ることができる。

番組ホームページの告知。

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酒井抱一
夏秋草図屏風
尾形光琳
燕子花図屏風
群鶴図屏風
本阿弥光悦
俵屋宗達
鈴木其一
夏秋渓流図
琳派誕生400年記念 琳派 京を彩る
美の巨人たちホームページ

エンディング (その他)
22:26~

エンディング映像。

美の巨人たちの番組宣伝。

エンディング (その他)
22:27~

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10万円の旅行券と「琳派 京を彩る」展の図録・ペア・チケット
美の巨人たちホームページ
琳派 京を彩る
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