美の巨人たち 極限なる小さき美の集積!京薩摩『花見図花瓶』超絶技巧シリーズ(1)

『美の巨人たち』(びのきょじんたち)は、テレビ東京系列で2000年4月8日から2019年3月30日まで毎週土曜22:00 - 22:30(JST)に放送されていた美術系教養番組。2019年4月6日から『新美の巨人たち』とタイトルが変わり、美術鑑賞をテーマとする旅番組へと変わった。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年8月4日(土) 22:00~22:30
放送局 テレビ東京

番組概要

美の巨人たち (バラエティ/情報)
22:00~

ミクロレベルの緻密さと繊細さという職人の卓越した技法により、生み出された絵付け陶器を紹介。

4週にわたってお送りする明治と現代の超絶技巧対決、今回はその第1回。紹介する作品は清水三年坂美術館で展示されている、錦光山宗兵衛作「花見図花瓶」。桜の花弁1つ1つが繊細な筆致で描かれていて、御老体がそんな桜を陶然と眺めていれば、一休みする赤い振り袖姿の女性らの姿がある。また、編まれたい草の質感を筆の先端で表現している。超絶技巧が注ぎ込まれた、黄金の輝きと絢爛たる色彩を放つそんな作品には謎が秘められているという。

キーワード
清水坂
三年坂
京薩摩
七宝焼
根付
彫金
錦光山宗兵衛
花見図花瓶

オープニング (その他)
22:06~

オープニング映像。

美の巨人たち (バラエティ/情報)
22:06~

京薩摩は明治時代初頭に生まれた焼き物だが、何故作られたのか、どうやって作るのかなど謎が秘められている。1867年に開かれたパリ万国博覧会に出品された薩摩焼は海外の人々に高く評価されたなか、京薩摩は緻密な絵付けで図抜けていた。

京薩摩に独学で挑戦し続けているのが京都・伏見に工房「空女」を構え、その代表を務める小野多美枝さん。15年ほど前に京薩摩と初めて出会い、作り方を研究。京薩摩で特筆すべきは細やかな絵付けで、釉薬を施して焼き上げた白素地の器に輪郭線を描くことからは始まる。それを終えると彩色し、焼成して色を定着させた後に金彩を施して焼き上げれば完成となる。

錦光山宗兵衛の作品「花見図花瓶」には圧倒的緻密さと繊細な筆致により、菜の花、菫などが描かれている。また、花瓶の口は金彩が施された百合、撫子、紫陽花などで覆われている。

キーワード
清水坂
三年坂
京薩摩
清水三年坂美術館
錦光山宗兵衛
花見図花瓶
お茶屋遊び図六角小箱
四季草花図大鉢
栗田口(京都)
パリ万国博覧会
錦手瓢文象耳花瓶
伏見(京都)
絵付け
菜の花
百合
撫子
紫陽花

美の巨人たち (バラエティ/情報)
22:16~

明治時代半ばになると錦光山は広大な敷地のなかにいくつの工房を構え、絵付け職人だけでも約500人を擁していたという。「花見図花瓶」に関して、繊細な絵付けを可能にしたのは輸入された洋絵の具で、薄く塗っても確実に発色させることができて、焼き上がりが想像しやすかった。7代目の錦光山宗兵衛は絵付け職人として最先端の西洋技術を導入し、技術革新を図った。さらに経営感覚も優れていたという。新しいデザインを取り入れた京薩摩は西洋人が好んだ日本の美を徹底的に研究して作られていた。

キーワード
京薩摩
清水三年坂美術館
錦光山宗兵衛
花見図花瓶
菜の花
百合
撫子
紫陽花
菊唐草図ティーセット
四季草花図大鉢
錦光山宗兵衛伝
エミール・ガレ
百合分水指 暗い花

美の巨人たち (バラエティ/情報)
22:24~

1920年代の日本では世界的な大不況の煽りを受け、隆盛を誇った錦光山も消滅したという。黄金の輝きを放ち、絢爛たる色彩が描かれた「花見図花瓶」をはじめとした京薩摩は世界中に流出した。「花見図花瓶」は清水三年坂美術館の村田館長らのもと約20年前に入手されたもので、約1000万円の値がついたという。それでもオークションに出品されれば、この何倍もの値段になるという。

美の巨人たちのホームページアドレス。

キーワード
京薩摩
錦光山宗兵衛
花見図花瓶
錦光山宗兵衛伝
エミール・ガレ
百合分水指 暗い花
京のさきがけ
美の巨人たち 公式ホームページ

エンディング (その他)
22:27~

「美の巨人たち」の次回予告。

番組宣伝 (その他)
22:28~

「おしゃべりオジサンとヤバイ女」の番組宣伝。

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