カンブリア宮殿 島根・石見銀山から日本の良き暮らしを伝える“夫婦企業”

放送日 2016年8月18日(木) 22:00~22:54
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

世界遺産石見銀山から古き良き暮らしを次世代へ (バラエティ/情報)
22:00~

神奈川・藤沢市の湘南T-SITEの特徴は書籍と関連商品を扱う店の同居。スローライフを提案する店gungendoは隠岐のあごだしなど古き良き暮らしをいまに活かした商品を扱う。主力商品は婦人服。近江麻を使ったものなどがある。インテリアにもこだわりが。実は群言堂は島根県のアパレルメーカーブランド。鎌田館長は「暮らしそのものを形にしよう」というところに惹かれたと話す。

島根・大田市の石見銀山は2007年に世界遺産に登録された。現在は人口408人。そのメインストリートに群言堂 本店がある。築150年の庄屋屋敷を改装したもの、一部はカフェになっていた。人気メニューは里山おむすび。群言堂は全国31店舗を展開している。

群言堂の会社は石見銀山生活文化研究所。創業1988年、従業員150人。ここ5年売上を伸ばし年商20億円。従業員はお昼に茅葺きの休憩スペースでランチをとっていた。この会社を作ったのが松場大吉と登美。企業理念には復古創新がある。事業の中心は群言堂ブランドの服。登美は消えゆく生地作りをいまに活かす。その象徴がマンガン絣。作っているクロスリードの工場を見学、むらなく染めるには熟練の技が必要。旧式の織機で生地が作られ、模様付けが行われる。

島根・石見銀山で石見銀山生活文化研究所の松場登美は、他郷阿部家の経営を行っている。日本の古き良き暮らしを伝えるための宿だという。柱の傷は背くらべの跡。

島根・石見銀山で石見銀山生活文化研究所の松場登美は、他郷阿部家の経営を行っている。日本の古き良き暮らしを伝えるための宿。晩ごはんでは客同士が一つのテーブルに付き主の登美を囲んで食事をとる。ご飯は地元のものを土鍋で炊きおむすびにする。登美との会話と宿の雰囲気に癒されリピーターになる客も多いという。

何に使う?ガラクタが「宝物」。

石見銀山生活文化研究所の松場大吉さん・登美さんが群言堂の洋服を持ってスタジオに登場。社名を研究所にした理由について大吉さんは、「研究所とすれば何にでもなっていく。生活文化ならあらゆる業種業態に対応できる。幅広い商売ができると思った」と説明。群言堂と社会の関係について登美さんは、「物だけの時代ではなくなった。商品の背景にある会社の考えや作るプロセスが社会にとっていいかどうかに目を向ける時代になってきている」とコメントした。

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世界遺産石見銀山から古き良き暮らしを次世代へ (バラエティ/情報)
22:24~

コンビニ・居酒屋なし。若者が続々と移住。

東京・西荻窪にある古民家レストラン「Re:gendo」。ここは石見銀山生活文化研究所が日本の古き良き暮らしを東京でも伝えたいと、5年前にオープンした店だ。料理はもちろん、レトロな店内も人気の理由。ユニークな空間は松場大吉が自らつくり上げたもので、廃線のレールや小学校の階段の板など、廃材を再利用している。

大吉と登美の出会いは1974年の名古屋。きっかけは登美が大吉のことを下着泥棒ではないかと疑ったことだった。2人は75年に結婚。家財道具は捨てられている粗大ごみを拾って少しずつ揃えた。81年、幼い子どもを連れて大吉の故郷・石見銀山へ。そこで2人は生活雑貨を作り、行商で売り始めた。そして、日本の文化を伝えようと1994年にアパレルブランド「群言堂」を立ち上げた。その後、古民家の再生に取り組み、旅館「他郷阿部家」など、これまでに11軒の古民家を再生させた。

ゴミ拾いと古民家再生の関係は?という村上龍の質問に対し、大吉は「都会は捨てていく文化。それを粗大ゴミの日に見た。消費主義社会のように感じた。私たち地方では逆に古民家を大切に残しながら、これを資源として都会の人に来てもらう。拾う文化と補う文化があって初めて都会と田舎の関係が結ばれる」とコメント。古民家の修復にお金がかかることについて登美は、「改修する職人さんが昔はこんな技術があったと学ぶ。物だけではなく次の世代に残せるのは大事な技術や精神だと思う」とコメントした。

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Re:gendo
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むすび膳
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世界遺産石見銀山から古き良き暮らしを次世代へ (バラエティ/情報)
22:41~

島根・石見銀山。チンドン屋の秘密。

石見銀山生活文化研究所に入社して3年目の今崎希。ある日、今崎は手料理を持って大吉の家を訪れた。そこに他の社員たちも集まり、恒例の火曜会が開かれた。参加者は皆、手料理を持参。もちろん、会長である大吉も作る。人口400人の石見銀山にはコンビニも居酒屋もない。だから毎週火曜日に飲み会を開いているのだ。従業員53人中、他県からの移住者は18人。子どもも生まれ、人口減少の歯止めにもなっている。

移住した若者に共通点は?という村上龍の質問に対し、大吉は「みんな都会暮らしは一度経験している。都会では働きながら暮らすと言う。石見銀山に来ると暮らしながら働きがある。都会暮らしは便利だが、便利だからこそ暮らしがなくなった。コンビニがなくても豊かな暮らしができることを実感している」とコメントした。

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石見銀山(島根)

世界遺産石見銀山から古き良き暮らしを次世代へ (バラエティ/情報)
22:48~

島根・大田市の石見銀山生活文化研究所で立命館大学の音楽サークルが演奏会を行った。きっかけは18年前に松場大吉・登美が彼らの先輩に宿を貸したのがはじまり。

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大田市(島根)
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立命館大学

エンディング (その他)
22:49~

村上龍の編集後記。ご夫妻には独特の雰囲気があった。信頼と自立はまだ日本社会ではベースとなり得ていない、2人の活動はロハスという枠では捉えきれない。石見銀山生活文化研究所は、現状を打破し闘わなければいけない真実を象徴している。

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