カンブリア宮殿 日本の「食」を支えてきた知られざるトップ企業の秘密!

放送日 2014年6月5日(木) 22:00~22:54
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

日本の「食」を支えてきた知られざるトップ企業の秘密! (バラエティ/情報)
22:00~

ラゾーナ川崎では大勢の客で賑わっていて、フードコートにあるクアットロ・クオーリのオーナーを務める四屋公明社長は調理の際にアリアケジャパンと共同開発したソースを使用している。これによりミートソースづくりが短縮化できた。

リンガーハット銀座店で使われる濃縮スープはアリアケジャパンによって開発されていて、大手ファミレスなどもアリアケジャパンに依頼している。

内田芳一氏によると即席中華麺のスープの風味となるエキスはアリアケジャパン製で、カレーやシチューのルウ、冷凍食品ではシェア3割を占めている。味のベースとなる出汁を開発するアリアケジャパンの取引先は2万社以上にのぼっている。

アリアケジャパンの岡田甲子男会長は鋭い味覚の持ち主で、社内の試作品を50年間試食している。そんな会長は道なき道を突き進むことを信条としている。

アリアケジャパンは洋風だしの開発を得意としていて、濃縮エキスや粉末に加工して業務用に販売している。商品数は2500以上にのぼり、昨年の連結売上高は372億円だった。

アリアケジャパンの営業部に所属する野村浩司さんはラーメン屋のむぎとオリーブを訪れ、商品を売り込む前にオススメラーメンを実食。そして店長の許可を得て、店のスープをいただいていた。この会社の営業マンは人気料理店の味を収集しているという。

野村浩司さんは人気料理店で戴いたスープを商品開発部に持って行き、濃度計にかけるなどスープのデータを取り始めた。アリアケジャパンでは味を数値化し、酸味や甘みに含まれる成分も店別に細かく算出している。

柏大勝軒 総本店を訪れた野村浩司さんはデータを元に再現したこの店の濃縮スープを持参し、田代浩二さんが試食し海外でも使えるほどの出来栄えだとコメント。柏大勝軒では海外にも店を展開しているが、従業員はスープ作りから学ぶのを嫌がって辞めてしまうという。濃縮スープなら温めてお湯で希釈するだけなので、店員にも嫌がられないと考えていた。

スタジオにはアリアケジャパンの岡田甲子男会長が登場し、味のベースとなるスープを開発していて取引先は把握しているだけで2万社にのぼっているとコメント。原料を日本国内で安定的に調達することが難しく、飲食チェーン店でも各店で同じ味を作ることはできないだろうと語った。

畜産系調味料の生産量において、アリアケジャパンは群を抜いている。岡田甲子男会長によるとこの分野での専業メーカーとしてはアリアケジャパンが国内で初めてだという。

アリアケジャパンでは依頼を受けた飲食店のスープを数値化し、データを元にスープを再現している。だが岡田甲子男会長はあくまでも再現したものはベースで、味付けは各店で工夫しているとコメント。

アリアケジャパンの岡田甲子男会長は海外事業のため世界を飛び回っていて、1ヵ月ぶりに本社に出勤した。メール時代のなか会長はパソコンを使用せず、アナログな報告書に目を通していた。

キーワード
アリアケジャパン
山岸一雄氏
日本一おいしいミートソース
葛飾区(東京)
恵比寿(東京)
柏市(千葉)

日本の「食」を支えてきた知られざるトップ企業の秘密! (バラエティ/情報)
22:23~

アリアケジャパンの岡田甲子男会長はアメリカの巨大レストランチェーン担当者と握手を交わし、会社で試作したオリジナルのチキンスープを提案した。担当者がアリアケジャパンに依頼した理由は味で、会長も開発に参加している点も評価できるという。

岡田甲子男会長は長崎市出身で、11歳の時に原爆を経験し九死に一生を得た。30代の時にアリアケジャパンの前身となる有明特殊水産販売を設立し、即席麺の出汁の開発で会社は急成長した。だが当時の開発は全て人の手によるもので、工場内部は湯気が立ち込めていて高温など劣悪な環境だった。会長は自動抽出というある構想を練った。

佐世保市にある九州第二工場では原材料が運搬されてから機械が自動で出汁を抽出している。原材料はタンク内で炊かれ、タンク内のスープと残った材料はそれぞれ自動で排出される。出来のブレも無くなり、製造量もアップした一方で人出がかからないので製造コストも削減した。ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションなどをオープンしているシェフのジョエル・ロブション氏は工場の近代的な設備と清潔さに驚き、アリアケジャパンに市販用ブイヨンの製造を依頼した。

アリアケジャパンの岡田甲子男会長は市販用スープの開発を機械によって自動化していて、80代を過ぎた今も海外事業のために1人で海外を訪れているという。そんな会長は小学校当時に原爆投下から難を逃れ、中学校からアルバイトを経験していた。また創業当時のスープ開発は人の手によるもので、劣悪な環境という課題点を克服できたのは母親から言われていた言葉だったという。会長は仕事に限らず、己に勝ったものが真の尊い勝者だと思うとコメント。

セブンイレブンで話題となっている「セブンゴールド 金のビーフシチュー」はアリアケジャパンが一般消費者向けに作ったもので、大ヒットを記録。さらにアリアケジャパンの中央研究所R&Dセンターにはサブウェイの伊藤彰社長が試食したスープは今までにないやり方で試作したもの。

キーワード
アリアケジャパン
六本木(東京)
千代田区(東京)
セブンゴールド
セブンゴールド 金のビーフシチュー
佐世保市(長崎)

日本の「食」を支えてきた知られざるトップ企業の秘密! (バラエティ/情報)
22:42~

長崎・諫早市にあるアリアケファームでは無農薬・無化学肥料のタマネギを栽培し、アリアケジャパンはそのタマネギを使用してサブウェイから依頼を受けたスープをつくろうとしていた。農地は東京ドーム12個分で、土壌にはミネラルが豊富に含まれているという。

アリアケジャパンは味のベースとなるスープ開発に使うタマネギなどの野菜を栽培していて、岡田甲子男会長は「セブンゴールド 金のビーフシチュー」といった最終商品も作ることもできるとコメント。村上龍は味のベースとなるスープは世界中で需要があるのではと質問すると、会長は経営において油断はならないとコメント。

このあと 、80歳まだまだ元気!快進撃はどこまで続く?

キーワード
アリアケジャパン
セブンゴールド 金のビーフシチュー

日本の「食」を支えてきた知られざるトップ企業の秘密! (バラエティ/情報)
22:48~

収録を終えた村上龍はアリアケジャパンについて、スープの味を数値化し先端技術を駆使した工場を作ることでニッチ市場の王者となった。これは手作業の時代がなければ生まれず、清冽で強力なビジネスモデルを構築したと評した。

キーワード
アリアケジャパン

エンディング (その他)
22:50~

「カンブリア宮殿」の次回予告。

スポット

グルメ

むぎとオリーブ
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション
サブウェイ
九州第二工場
リンガーハット銀座店
アリアケファーム
クアットロ クオーリ
アリアケジャパン 中央研究所R&Dセンター
柏大勝軒 総本店

流通

ラゾーナ川崎
セブンイレブン 千代田二番町店
マルエツ 金町店
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