カンブリア宮殿 日本のカレー文化を創った100年企業 家庭で愛される強さの秘密

放送日 2013年10月10日(木) 22:00~22:54
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

日本のカレー文化を創った100年企業 家庭で愛される強さの秘密 (バラエティ/情報)
22:00~

東京・神田神保町は「キッチン南海」や「ボンディ 神保町本店」などカレー店の激戦区。日本全体で見てみるとカレー生産量は年間約56億食にのぼり、1人あたり年間約50食に換算される。

カレーは幕末時代に伝えられ、カレーは学校給食やキャンプの定番料理となった。いなげや 調布仙川店では70種類のカレーを取り揃えていて、カレーは今や日本人の国民食といっても過言ではない。そんなカレールウの売上トップ10の半分はハウス食品が占め、バーモントカレーやこくまろカレーなどは老若男女問わず人気。ハウス食品のカレーはレトルト・業務用などを含めると450種類にのぼり、家庭の味や専門店風などバラエティに富んでいる。

ハウス食品のレトルトカレーのパッケージには辛さの度合いを5段階で示されている。子どもはバーモントカレーの甘口でスタートし、成長するに従って中辛やこくまろカレー、ジャワカレーなど豊富なハウス食品のカレーを楽しむようになるという。

ハウス食品では福岡工場など4工場で1日130万箱分のカレーを製造していて、カレールウには20種類以上のスパイスが調合されている。さらに発売開始から50年のバーモントカレーはこれまでに10回以上味を変更している。

千葉・四街道市にあるハウス食品の開発研究所では新商品の開発から既存品の改良が行なわれている。こくまろカレーはよりコクを出すために新たに粉末味噌が加えられているという。さらに商品によって風味やコク、香ばしさなどの違いを出すための試みも行われ、試作品はすぐさま試食されている。

このあと、主婦を虜にするハウスの底力!

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バーモントカレー
こくまろカレー
ザ・カリー
ジャワカレー
バーモントカレー 甘口
ハウス食品 福岡工場

日本のカレー文化を創った100年企業 家庭で愛される強さの秘密 (バラエティ/情報)
22:14~

ハウス食品には容器包装開発部が存在し、顧客の声をすぐさま取り入れて生産開発に活かしている。容器の素材自体も剥がしやすい性質のポリプロピレンが使用されているのでレトルトカレーは以前よりも開封しやすくなった。さらに賞味期限が明記されている箱がすぐさま捨てないように工夫が施されている。

創業100年を迎えたハウス食品はレトルトカレーだけではなく調味料なども手がける総合食品メーカー。社員食堂にはこくまろカレーといったカレー専用コーナーが設置されていて、社員にも人気。そんなハウス食品の社長である浦上博史は1997年に入社し、2009年に43歳で社長に就任した。

ハウス食品の浦上博史社長はカレーは海外の物を取り入れようという機運があった明治時代に日本に伝わり、そこから簡略化しつつ家族みんなで楽しめるようなものという作用が働いたことで人気になったとコメント。

村上龍はハウス食品のカレーは多くの人に食べてもらうという理念があるが、美味しさの最大公約数は難しいのでは?と質問。浦上博史社長はカレーはバラエティに富んでいて、ニーズによって広がりがあると述べた。

浦上博史社長は風味やスパイス、煮込んだカレーが好きといった嗜好に合わせて複数のカレーでカバーしていると述べた。さらに顧客の嗜好も変化するのでカレーの改良を続けていて、ユーザーの方に現行品と試作品を食べ比べるなどして貰っているという。

村上龍は日本のカレー文化を創った原点とも言えるハウス食品の創業者に着目した。

このあと、ハウス食品”日本一への道”が明らかに!

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バーモントカレー
こくまろ 辛口
カレー

日本のカレー文化を創った100年企業 家庭で愛される強さの秘密 (バラエティ/情報)
22:28~

ハウス食品は1913年に浦上商店として創業し、当時は漢方薬などを販売していた。創業者の浦上靖介は研究熱心な男で、当時は知られていなかったカレーを販売していたメーカーの買い取りを決心した。そして28年に即席カレー粉を販売し、パッケージには日本中の食卓を幸福にしたいという思いが込められていたという。

ハウス食品は食品業界として初の実演販売や宣伝カーで全国を行脚するなど売上促進のためには様々なことをやってきた。そして1963年にバーモントカレーが販売され、大人の食べ物だったカレーは子供も大好きな食べ物となった。バーモントの売上は発売を機にうなぎのぼりとなり、ハウス食品はフルーチェなど家で作るデザーを販売。

ハウス食品の浦上博史社長は創業者の浦上靖介が全国を廻って営業を行っていたころ、店を切り盛りしていたのは夫人だったとコメント。さらに1965年に制定されたハウス食品の理念は現在も通じる何のために働くのかなど考えられたものとなっている。

ハウス食品のカレーは中国・上海市に進出していて、スーパーでは中国版のバーモントカレーが販売されている。浦上博史社長によるとカレーを普及させるために製造工場は中国の子どもたちのために見学ができるようにしているという。それでも中国人のカレーに対する認識はまだ低く、中国人の好みにあったカレールウの開発を行っている。

ハウス食品の浦上博史社長は中国人にとってカレーは全く新しい食べ物で、コメに馴染みがある国でカレーを広めたいとコメント。また村上龍は企業にとって海外事業は必要なことなのか質問すると、浦上社長は日本市場で得た力で新しい需要を海外で創出していきたいと述べた。そして社長は「創業100年を迎えたハウス食品は法人企業としてお客、社員、社会に対して次の100年に向けてどこに向かうのかという目的意識を示す必要がある」とコメント。

子供を対象にしたミニ遊園地を設けた中国人のイベントホールで、ハウス食品はカレー料理教室を行った。さらに中国にある富士ゼロックスの社員食堂でもハウス食品のカレーが出されている。ハウス食品は中国でカレーを人民食にするという目標を掲げている。

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浦上靖介
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バーモントカレー
フルーチェ
シャービック

日本のカレー文化を創った100年企業 家庭で愛される強さの秘密 (バラエティ/情報)
22:48~

収録を終えた村上龍はハウス食品について、「ハウス食品の100年を支えたのは家庭の幸福に寄与するという姿勢で、創業者の浦上靖介とその夫人の信頼がハウス食品の礎となった」と評した。

キーワード
カレー
浦上靖介

エンディング (その他)
22:50~

「カンブリア宮殿」の次回予告。

「カンブリア宮殿」など6つの経済番組を「テレビ東京ビジネスオンデマンド」で配信中。

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カンブリア宮殿
テレビ東京ビジネスオンデマンド
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