ガイアの夜明け “本物の日本食”を世界へ

放送日 2013年10月15日(火) 22:00~22:54
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

ロンドン(イギリス)で日本食ブームが起きている。イギリス最大の回転すしチェーン「ヨー!スシ」は、65店舗ある。「カニとマンゴーの磯巻き」などの商品がある。しかし、ノルウェーとスコットランド産の生もののサーモンを提供している。1人あたりの客単価は、約2100円となっている。ヨー!スシは、1997年に創業、500種類のメニューを独自に開発。寿司以外にも「豆腐カツカレー」などのメニューもある。

ヘルシーなイメージの日本食は、世界的な健康志向を追い風にし、食材が安く手に入ることでブームに拍車がかかっている。安倍総理は、6月15日ポーランドで日本食をトップセールスした。また、「クール・ジャパン戦略」2020年までに世界の日本食市場は6兆円に拡大の戦略を行っている。銀座(東京)にある「銀座 小十」では、店主・奥田透はパリに本格的な日本食の店を作ろうとしている。

本物の日本食を世界へ

キーワード
ヨー!スシ
カニとマンゴーの磯巻き
豆腐カツカレー
安倍総理
クール・ジャパン戦略
ロンドン(イギリス)
銀座(東京)

“本物の日本食”を世界へ (バラエティ/情報)
22:06~

海外の「日本食レストラン」の店舗数約5万5000店あり、世界中で日本食ブームが起きているという。日本食の中身をみてみると、現地でアレンジされた料理が多い。例えば、「イチゴとサーモンの巻き寿司」「ボルケーノロール」などと紹介された。

2007年11月、2008年度版 ミシュランガイド東京で銀座(東京)にある「銀座 小十」が三ツ星を獲得した。店主・奥田透に脚光が浴びた。「銀座 小十」の料理は、吟味した旬の食材を贅沢に使ったものとなっている。夜のコースは2万6250円となっている。

店主・奥田透は高校卒業後、京都や徳島の和食店で修行をかさね、30歳で独立し、33歳で銀座(東京)に進出した。現在は、パリへの出店計画を進めている。また奥田透にはもう1つ計画があり、それは料理だけでなく日本の文化も伝えること。磯自慢酒造「磯自慢」をなど全国から選りすぐった日本酒をパリへ持って行こうとしている。

奥田透は、9月4日パリ(フランス)に旅立ち、店を1ヵ月以上開けることになる。パリにあるプラネットスシは、客単価約3300円となっている。スタッフの技術も高く、ネタも上質なものを揃えているという。日本には一度も行った事がないシド・ンセール社長は、日本食の国際的なリーダーになることが夢と話した。

奥田透は、9月5日にパリ(フランス)のお店に到着、9月20日のオープン予定に向け工事が進んでいた。今回こさわったのは、フランスにいながら日本文化を堪能できる空間を作り出すこと。しかし、フランスの業者がバカンス休暇を長めにとったため、厨房の工事が全く進んでいなかった。

キーワード
ボルケーノロール
日本食
イチゴとサーモンの巻き寿司
北海道産 生ウニと毛ガニの和え物
ハモとレンコン餅の碗
タイとアオリイカ 大間のマグロ
琵琶湖産 天然大うなぎの蒲焼き
磯自慢酒造
磯自慢
プラネットスシ
2008年度版 ミシュランガイド東京
銀座(東京)
焼津市(静岡)
パリ(フランス)

“本物の日本食”を世界へ (バラエティ/情報)
22:17~

パリ(フランス)に出店することにした「銀座 小十」の奥田透さん、肝心の厨房の工事が大幅に遅れ試作品作りが出来ない厳しい状況に追い込まれていた。店から歩いて10分ほどのアパートの宿舎、スタッフ9人をパリに先に送り出していた。予定しているコースの値段は、8品で約2万6000円。刺身用の魚の入手が成功への鍵を握っている。

翌朝、奥田透さんはランジス公益市場に自ら鮮魚を確かめにきた。イカはいいものがあったが、白身はいいものが見つからなかった。生魚を食べる習慣がないフランスでは、鮮度を旨みを保つ処理などはしない。地方に野菜の買い出しに行ったスタッフが質のいい日本野菜が手に入った。

奥田透さんは評判の高い精肉店に行き、見事な肉を調達した。いくつかの食材が見つかったところで試食会が開かれた。スタッフが、街の鮮魚店から購入したマグロは刺し身として合格点が出た。しかし、白身魚の調達が出来なかった。9月15日、厨房が使えることになり、スタッフが遅れていた料理の下ごしらえをはじめた。1階では、器類の荷解きを行っており、根来塗・青白磁・美濃焼などの器を出した。奥田透さんは、日本の伝統工芸品の魅力もパリの人たちに知ってもらいたいと考えている。今回パリ出店にあたり多治見市(岐阜)の陶芸家・加藤委さんに青白磁の器を特別にお願いしていた。

9月18日パリ(フランス)の店では、特注で作った焼き台が届いた。フランス料理フェフをしている小林圭さんがお店に来た。奥田透さんは小林圭さんに、トリュフ・フォアグラ・キャビアのこの3つは禁じ手で行くと話した。

キーワード
ランジス公益市場
美濃焼
青白磁
根来塗
多治見市(岐阜)
パリ(フランス)
トリュフ
フォアグラ
キャビア

“本物の日本食”を世界へ (バラエティ/情報)
22:29~

海外の日本食ブームの影響で日本食に使う食材の輸出が増えている。2000年に約23億円だったしょうゆの輸出額は2012年に約37億円に増えた。みその輸出額は2000年に約12億円だったものが2012年に約21億円に増加。酢は2000年に約7億円だったものが2012年に約15億円に増加。そして今海外市場を狙っているのが日本産のわさび。欧米では西洋わさび(ホースラディッシュ)が主流。

北海道網走市にある金印わさびのオホーツク工場を訪ねた。金印は業務用わさびのトップシェアを誇る老舗メーカー。超低温すりおろし製法と呼ばれる独自の技術でわさびの風味を保っている。しかしここ数年冷凍本わさびの売上は横ばいだったため、活路を海外に求めようとしていた。本わさびは独特の風味と爽やかな香りが特徴なのに対し、西洋わさびは強い辛味が特徴。粉わさびは西洋わさびが原料。

金印のマーケティング本部長・岡本さんはドイツ・フランクフルトへやってきて現地の営業担当・小西さんと冷凍本わさびの飛び込み営業をした。現地の寿司レストランを訪問すると、この店では中国産粉わさびを使っていた。冷凍本わさびを試食したレストランのオーナーの反応は上々だったが、価格が中国産粉わさびの10倍もするため断られた。

キーワード
しょうゆ
みそ
わさび
西洋わさび
冷凍本わさび
網走市(北海道)
本わさび
粉わさび
フランクフルト(ドイツ)

“本物の日本食”を世界へ (バラエティ/情報)
22:38~

ドイツ・フランクフルトで、金印わさびの小西さんと岡本さんは売り込みを始めた。2人は価格交渉で苦戦していたため、繁華街を諦めてオフィス街を訪れた。ゼンザカンという高級和食レストランに立ち寄り、店のオーナーと商談を開始。店のオーナーは今後の取引を約束し、商談は成立した。

ドイツ・ケルンでは、2年に1度の世界食品メッセアヌーガ2013が開かれていた。今年は97カ国から約6800社が参加。日本からも44社が参加していた。金印わさびのブースでは、レストラン関係者が大勢訪れ、本物のワサビの味を確かめていた。パフォーマンス会場では、わさびを使った料理を紹介。冷凍本わさびとチーズを混ぜた食べ方を紹介した。

フランス・パリでは、小十の奥田さんが店を構えるために奔走していたが、求める食材が見つからずに苦戦していた。

キーワード
ゼンザカン
金印わさび
世界食品メッセ アヌーガ2013
フランクフルト(ドイツ)
銀座「小十」
パリ(フランス)

“本物の日本食”を世界へ (バラエティ/情報)
22:45~

フランス・パリで、「日本料理 奥田」が開店した。店内の雰囲気に、招待客は満足そうだった。料理の評判も上々で、器にも注目が集まり、招待客は「彫刻のよう」と器を絶賛。日本酒の磯自慢も好評だった。ヒラメを使った刺身では、自ら禁じ手としていたキャビアを添えて招待客に振る舞った。白身のクオリティに満足できなかったためだという。現在、「日本料理 奥田」は連日満席となっている。

キーワード
磯自慢
日本料理 奥田
パリ(フランス)
ヒラメ
キャビア

エンディング (その他)
22:49~

ガイアの夜明けの次回予告。

江口洋介が番組のまとめを話した。

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