あの声が聞こえる〜18年目のオウム真理教〜 2012年12月30日放送回

放送日 2012年12月30日(日) 1:25~ 2:25
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
01:25~

2011年の大みそかに、オウム真理教の元信者が出頭して逮捕された。「ひかりの輪」代表で、オウム真理教の元最高幹部だった上祐史浩などは、その逮捕についての心境を語った。その5ヶ月後にオウム真理教の元信者の女性が逮捕された。そして6月には男性信者が逮捕され、所持品の中には教祖の写真があった。95年に起こった地下鉄サリン事件からは17年が過ぎ、3人の逮捕によって捜査は終結した。

キーワード
オウム真理教
地下鉄サリン事件
アレフ
ひかりの輪

あの声が聞こえる~麻原回帰するオウム~ (バラエティ/情報)
01:29~

公安調査庁は11月1日にアレフ札幌道場など、全国のアレフ道場に立入検査を行った。国は団体規制法に基づき、オウム真理教の関連団体「アレフ」と「ひかりの輪」を観察処分の対象にしているが、教団の閉鎖的な体質のため、謎の部分が多い。公安調査庁が撮影したアレフ内部の様子には教祖の写真がいたるところに掲げられている。

東京・足立区で住民たちはオウム真理教の問題について会合を開いている。この日は公安調査庁の職員たちがアレフの現在の問題点を伝え、危険性は増していると語った。

札幌市にあるアレフ札幌道場には、休日朝から多くの若者が道場に入っていった。公安調査庁によると、今年の新規信者数は255人で、2000年以降最多となった。また、20代の信者は4年前と比べて7%から19%へと大きく伸びた。

東海地方に住むある家族を訪ねた。息子が2010年、25歳の時にアレフに入信。今春に札幌市内の国立大学を卒業して札幌市内で就職。現在は仕事をしながらアレフに通っている。親はそのことに苦悩し、不安を感じている。

札幌市内に住む息子は、アレフ札幌道場の向かいのアパートに引っ越していたことがわかった。

新千歳空港にオウム真理教の元最高幹部、上祐史浩が降り立った。

キーワード
アレフ
ひかりの輪
オウム真理教
アレフ札幌道場
アレフ滋賀道場
麻原彰晃
足立区(東京)
札幌市(北海道)

あの声が聞こえる~麻原回帰するオウム~ (バラエティ/情報)
01:43~

かつて教祖の側近として仕えたオウム真理教の上祐史浩は、2002年にアレフ代表に就任。2007年に教祖の教えを守ろうとする教団を脱会して、「ひかりの輪」を設立した。東京・世田谷区に本部がある「ひかりの輪」は信者数約200人。出家信者17人全員が元オウム信者である。

上祐史浩は取材に答え、「ひかりの輪」では元教祖の信仰をしていないと語った。しかし上祐は9月に長野・上高地に信者を集めて聖地巡礼を行った。そしてその夜、上祐はかつて教祖が信者に行ったのと非常に似た儀式を行った。そのことを聞くと、現在は形を変えたと意に介さなかった。そして元教祖の全否定はせず、オウムの教義も尊いと語った。

上祐史浩は札幌市を11月に訪れて、面談会を行った。アレフ信者の脱会支援が目的だという。面談会を終えた人々には「ひかりの輪」の女性信者が近づいて、勧誘を行った。

オウム真理教の代表代行だった村岡達子は、去年人知れず教団を脱会し、今回取材に答えることになった。

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オウム真理教
アレフ
ひかりの輪
世田谷区(東京)
オウム
上高地(長野)
札幌市(北海道)

あの声が聞こえる~麻原回帰するオウム~ (バラエティ/情報)
01:53~

オウム真理教元信者の47歳の女性は、4年前にアレフを脱会して1人で暮らしている。会社をリストラされてオウムに入信。2008年にアレフを脱会。しかしいまだに教祖への信頼は失っていない。

オウム真理教の元最高幹部でアレフの元代表だった村岡達子。人生に疑問を感じていた村岡は教祖の著書「マハーヤーナ・スートラ」に出会い、88年オウム真理教に入信した。

95年に教祖が逮捕されると、オウム真理教の代表代行に就任し、教団の存続をかけて、メディアにも度々登場した。そんな彼女が2011年にアレフを脱会した。元教祖の一族と結託していた村岡だが、元教祖の三女と四女の争いに巻き込まれて失脚していた。現在は、信仰とともに翻訳の仕事をして生きている。村岡は、麻原が死ぬことで神聖化され、堂々と布教ができるようになるのでは。宗教にはそういった側面があると語った。

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オウム真理教
アレフ
マハーヤーナ・スートラ

あの声が聞こえる~麻原回帰するオウム~ (バラエティ/情報)
02:04~

オウム真理教の元最高幹部でアレフ元代表の野田成人は、3年前にアレフを脱会して以来、ホームレスの支援事業などを手がけている。野田は87年、東大在学中にオウム真理教に入信した。科学技術部門にいた野田は、教祖逮捕後に存亡の危機を迎えたオウムを裏から支えた。パソコン事業を1人で切り盛りして、年商100億円の事業にまで拡大させた。

野田成人は2007年にアレフの代表に就任。しかしその頃は教祖一族による支配が強まり、教団は以前にも増して教祖への回帰を強めた。その傾向を弱めようとした野田は、2009年に追放された。野田はアレフの現在の問題点について、オウム真理教の当時の事件との関与を否定し、新しく入信する信者に、陰謀だったとして説明している点、宗教が陥りがちな一神教的な視点などを挙げた。

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オウム真理教
アレフ
東大

あの声が聞こえる~麻原回帰するオウム~ (バラエティ/情報)
02:12~

札幌市内の国立大学に在学中にアレフに入信して、札幌市内で就職した25歳の男性。1年ぶりに実家に帰省した彼は、父親が連れてきた、オウム元信者の脱会カウンセラーと話し合うことになった。教祖の話などをすると、男性は楽しそうに応じた。カウンセラーは取材に対して、「脱会する可能性はあるのでは」と語った。

アレフは年末年始のセミナーを開催した。男性は親に「セミナーに参加する」と告げて、その後連絡は取れていない。

地下鉄サリン事件の被害者で、今もその後遺症が深く残る浅川幸子さん。その兄の一雄さんは、「非日常が日常になってしまった」と語った。入信する若者については「客観的に物事を考えているのか」と語った。

10月にオウム真理教元信者の被告が教祖がいる東京拘置所に移送され、警察の捜査は終了した。

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アレフ
オウム真理教
地下鉄サリン事件
  1. 12月30日 放送