グローバル100年企業 巨大生保の世界戦略 メットライフ/メットライフアリコ

放送日 2012年11月11日(日) 16:00~16:55
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
16:00~

日本の企業はグローバル化が求められている。海外には100年以上前から、世界を舞台に成功を収めているグローバル100年企業がある。真のグローバル企業が何を考えて何処へ進もうとしているのかを解き明かす。アメリカ・ニューヨークのメットライフは、世界50カ国以上に顧客を抱え、法人向けの保険に強い。また、日本ではメットライフアリコとして知られている。

江戸時代、世界第1の大都市だった江戸では色々な知恵で生活をしていた。金銭の融通などを目的とする庶民の互助組織「講」を作り、保険のような役割を果たしていた。一方、江戸時代の末期のアメリカでは、南北戦争が起きて、ビジネスマンが保険金を支払う制度を作った。1868年に生命保険事業に本格的に参入したのがメットライフアリコだった。このグローバル企業から学ぶべきものを取材する。

キーワード
メットライフ
ニューヨーク(アメリカ)
メットライフアリコ
南北戦争

巨大生保の世界戦略 メットライフ メットライフアリコ (バラエティ/情報)
16:04~

東京・墨田区にメットライフアリコの本社がある。日本は、アメリカに継ぐ生命保険大国で、生命保険協会の調べによると、日本人が年間で支払う保険料は約36兆円に登るという。その日本市場に外資系の生命保険会社として最初にやってきたのがアリコジャパンだった。そのアリコをメットライフが買収して、メットライフアリコとしてスタートした。

扱っている保険は46種類あり、通信販売、保険代理店、金融機関、コンサルタント社員の対面販売の4つの方法で販売している。どのように販売しているのか、コンサルタント社員の中でもトップクラスの成績をほこる、本田善康さんに密着した。アリコジャパンに転職した本田さんは、保険会社では一生涯の付き合いになるお客さんに、感情も入るしいい加減なことは出来ないなどと話した。本田さんは、人気アニメのフィギュアを作っている小野忠一さんを訪ねた。10年来の付き合いになる本田さんは、ずっと経営の相談などを受けてきたという。

外回りでは、精力的に顧客と会う。本田さんは、ある女性から他社の生命保険の相談を受けていた。素人は何も分からないという女性に、本田さんは新しい先進医療の特約がついたプランを用意していた。本田さんは、自分の家族のプランを作る思いで設計をしていると話した。

メットライフアリコの本社には、コールセンターの一つがある。コールセンターでは問い合わせの電話や苦情の電話に対応していた。商品開発を担当している廣谷貴博さんは、新しい商品のヒントになるという考えから、コールセンターのベテランたちに客からの要望を聞いていた。

商品開発部門では、時代に則した様々な商品を開発していた。廣谷貴博さんが携わった、先進医療の保障がつく保険内容を見せてくれた。最新の医療技術をリサーチするだけではなく、自身や家族ががんに関わっている社員にアンケートをとっていた。

生命保険協会の調べでは、不況が長引いくなかで生命保険の保有契約高が1996年をピークに減少している。ネットライフアリコの高橋和之社長は、企業の財務の健全性がないと約束を履行出来ないため、財務の健全性を保つために140年の歴史があるメットライフのノウハウを学びながら、変わっていく必要があると話した。

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メットライフアリコ
墨田区(東京)
アリコジャパン
メットライフ
日本橋(東京)

巨大生保の世界戦略 メットライフ メットライフアリコ (バラエティ/情報)
16:20~

アメリカ・ニューヨークのグランドセントラル駅のすぐ近くにメットライフビルが建っている。このビルの57階にはメットライフが120年前に作ってこのビルに移築した、取締役会議室がある。メットライフは、南北戦争の負傷兵の保障に10万ドルを募ったのが始まりだった。担当者に、メットライフ第1号の契約書が残されていた。その後、メットライフは企業の従業員向けの保険を販売し、契約者に無料で訪問介護を実施したり、ラジオ体操の放送をはじめた。

メットライフのイメージキャラクターは「スヌーピー」で、古臭くて近寄りがたいイメージを変えるために起用された。最近では、命名権を獲得してメットライフスタジアムという名前をつけるなど、アメリカ人の心を捉えている。

900社以上の保険会社がひしめくアメリカで、メットライフは2位以下を大きく引き離して20パーセント以上のシェアを占めている。アメリカの人は生命保険についてどう考えているのかを聞くために、ブロゼン夫妻を訪ねた。この夫婦は、生命保険に対する考え方が正反対で、奥さんは積立型の生命保険に加入していた。奥さんは、何かあった時のための子どもたちへの贈り物だと説明した。

販売の最前線の代理店では、メットライフなど23社の生命保険を扱っていた。去年の契約数は500件ほどで、リーマン・ショック以降は厳しい状態が続いている。メットライフは、公的支援を必要とせず、これを機に本格的な海外進出を始めた。2010年にはアリコを買収して、海外拠点を50カ国以上に増やしている。

メットライフが一番力を入れているのは中国だという。

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ニューヨーク(アメリカ)
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巨大生保の世界戦略 メットライフ メットライフアリコ (バラエティ/情報)
16:31~

いま中国では生命保険市場が拡大している。しかし民間会社の生命保険に加入しているのは中国国民の3割にしか及ばず、開拓余地が残されている。

2004年、生命保険会社・メットライフは中国市場に参入しこれまでに国内で24ヶ所の拠点を築いた。メットライフのコールセンターは8か所あり、電話によるセールス業務が行われている。責任者・張野鵬氏は「現在の売上の6割が電話販売によるもの」と述べた。優秀な成績を収めた社員は社内に顔写真が掲示され表彰される。トップ常連社員の史暁静さんは電話セールスについて話した。

中国メットライフのボブ・ベイCEOは、今後の商品は長期契約の生命保険や養老保険が主力だと話し、中国人の生命保険に対する意識はいまだ「貯蓄」が多く、逆に言えば「保障」面での成長の余地はまだまだあると述べた。北京支社・呉征宇さんは「代理人には人格、コミュニケーション能力が必要」とし部下に顧客への対処法などを伝授し人材育成に力を注いでいる。

ニューヨークのメットライフ本社・スティーブンCEOは顧客中心主義を掲げている。”真の顧客中心主義”とはどんなことなのか?

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中国メットライフ
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呉征宇さん
スティーブン A. カンダリアン

巨大生保の世界戦略 メットライフ メットライフアリコ (バラエティ/情報)
16:41~

東京のメットライフアリコ本社・濱野光伸さんは”顧客中心主義”プロジェクトのリーダーを担っている。濱野さんの考える顧客中心主義は「お客様にいかにストレスなく印象良く感じてもらえるか」だと述べた。ニューヨーク本社でのプロジェクトリーダー会議への出席へ向けて準備をすすめる濱野さんは「世界の中でお客様第一という観点で日本は進んでいる自負がある」と話した。

濱野さんは入社17年目の貝原弘さんを訪ね、貝原さんが以前立ち上げた、保険料滞納による失効を防ぐ「プロジェクト ゼロ」について詳しく聞いた。これまでは滞納者に郵送で知らせるのみだったが、担当者による電話連絡や直接訪問を徹底したことで、これまでに5万件近くの失効を防いだ。

濱野さんと貝原さんはニューヨーク本社に訪れ会議に出席した。アメリカやオーストラリアはなどがトで簡単に手続ができるシステムを発表する中、貝原さんの発表の順番が来た。

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メットライフアリコ
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巨大生保の世界戦略 メットライフ メットライフアリコ (バラエティ/情報)
16:48~

メットライフが掲げる顧客中心主義を、日本のメットライフアリコの貝原弘さんが発表した。プロジェクトの具体的な成果に参加者も興味を示していた。参加者は、日本のやり方をヨーロッパで取り入れる方法を考えたいと高い評価を受けた。メットライフは大きく変わろうとしている。濱野光伸さんは、大きいからと甘えていたら何が起きるか分からないため、常に進化しないといけないと説明した。

メットライフアリコの高橋社長は、グローバル企業であるがゆえに、各国で成功したことや失敗したことを共有化出来る環境があり、グローバル企業にはメリットが多々あると説明した。

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メットライフアリコ
メットライフ

エンディング (その他)
16:52~

メットライフアリコは、去年から出前英語授業を始めた。東京・江東区の毛利小学校で行われている授業では、英語を話すことで視野を広げて将来への夢を持ってもらうことが目的だという。グローバル企業だからこそ、その国に根ざした活動が必要だと説明した。

100年続く会社には続いて来ただけの理由があり、グローバル企業は、長期的な視野にたって、それぞれの国に合った方法でビジネスを展開し、そこで吸収した良いものを世界に展開していくことが出来ると説明した。高齢化が進む日本は、生命保険会社にとって分析しがいがあり、他の国に活かしていこうという戦略がグローバル企業の強みだと話した。

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江東区(東京)
メットライフアリコ
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