田原総一朗の遺言2012 2012年1月4日放送回

放送日 2012年1月4日(水) 1:00~ 2:30
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
01:00~

60年代末、「圭子の夢は夜ひらく」で演歌ブームを起こした藤圭子。田原総一朗は藤圭子の素顔に挑んだドキュメンタリー作品を作った。藤圭子を取り上げた理由の1つは、当時全共闘運動がやや下火になってきたころ、アナーキーな空気が強まるなかアナーキーな曲「圭子の夢は夜ひらく」を歌ったからだと田原は語る。

田原総一朗はかつて東京12チャンネルで最も挑発的な作品を撮るディレクターとして鳴らした。「“宣言”ポルノ女優 白川和子」や「バリケードの中のジャズ」など、その伝説的ドキュメンタリーが40年ぶりに日の目を見た。2010年10月、これら伝説的番組を紹介する公開番組「田原総一朗の遺言」が放送され世代を超えて共感を呼んだ。

今回は伝説的ドキュメンタリーのなかでも異色の、人気絶頂の演歌歌手・藤圭子の素顔をあぶりだした「わたしは現在を歌う~藤圭子 6月の風景~」と、1972年に起きた連合赤軍のあさま山荘事件で同志を次々と殺害した獄中の永田洋子の実像に迫った「永田洋子その愛その革命その…」の2作品を貴重な証言と共に放送する。

このあと、伝説の田原ドキュメンタリーが登場!

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藤圭子
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田原総一朗の遺言~ピンク女優作家 鈴木いづみ~
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永田洋子
田原総一朗の遺言 藤圭子/べ平連 小田実

DVD発売告知 (バラエティ/情報)
01:05~

女優にして作家、奔放な生き方とするどい感性で時代をかけぬけ伝説となった鈴木いづみの生前の姿を撮影した唯一のドキュメント映像「田原総一朗の遺言~ピンク女優作家 鈴木いづみ~」は2月15日発売。

DVD「田原総一朗の遺言」 が3か月連続で全7巻を発売する。

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田原総一朗の遺言~ピンク女優作家 鈴木いづみ~
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<伝説の田原ドキュメンタリー>わたしは現在を歌う~藤圭子 6月の風景~ (バラエティ/情報)
01:10~

田原総一朗が藤圭子の本質をつかみ出すために使った手法は同世代の女性をインタビュアーとして使う事だった。そんな田原総一朗の1970年作品であるドキュメンタリー青春の「わたしは現在を歌う~藤圭子 6月の風景~」のダイジェスト版を紹介。

普通のインタビューに見えるが、当時売り出している藤圭子としてのキャラクターとは違う。石坂まさをが良く許可を出したと思ったと述べていて、石坂まさをは藤圭子をプロデュースをして脚光を浴びた作詞家で代表作は「圭子の夢は夜ひらく」だった。

田原作品発掘のきっかけは「田原総一朗の遺言」の中での水道橋博士の発言だった。あの田原総一朗が取材対象者とカメラの前でセックスしたという話しで、番組名は「日本の花嫁」という原一男や武田美由紀らが出演していた旅をしながら様々な結婚式をするというもの。

原一男と武田美由紀を起用したわけについて行動的な女性をぶつけたいと思ったと述べ、武田美由紀はド素人でドキュメンタリーのタレント起用をぶち壊したかったと語った。

このあとは世界的ドキュメンタリー監督の原一男が登場。

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武田美由紀

DVD発売告知 (バラエティ/情報)
01:20~

「田原総一朗の遺言 藤圭子/べ平連 小田」の告知。

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田原総一朗の遺言 藤圭子/べ平連 小田実

田原総一朗×原一男 (バラエティ/情報)
01:23~

スタジオに武田美由紀の当時の結婚相手である原一男が登場。原一男はドキュメンタリー映画監督で、「極私的エロス・恋歌1974」や「ゆきゆきて、神軍」などの作品はマイケル・ムーアらに絶賛された。

田原総一朗と原一男が出会いについて、原一男が報道写真家になりたくて上京した時に、テレビのドキュメンタリーが楽しくて夢中に見ていた。その時に「青春 この狂気するもの」という本で、それで芽を開いたようなものだったと述べた。

「極私的エロス・恋歌1974」では武田美由紀は黒人とセックスして、黒人とのセックスで生まれる子どもを原一男が撮ってそれを映画館で公開した。内容は原一男と小林佐智子が共同して撮るという形となった。

「極私的エロス・恋歌1974」はかつての妻である武田美由紀を追いかけて、自力出産シーンを撮った作品。

田原総一朗と原一男が共同制作したドキュメンタリー「日本の花嫁」についてトーク。原の当時の妻だった武田美由紀は子供を抱えてインタビューをした。原は当時の若者の風俗を撮りたかったと話し、その中でフリーセックスを推奨しているグループに田原が突撃取材し、この中の誰でもいいからできるやつがいないのかと女性に詰め寄ったら、その女性は田原を指名したのだという。

このあと、問題のシーンが!

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マイケル・ムーア
極私的エロス・恋歌1974
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青春 この狂気するもの
武田美由紀
小林佐智子
日本の花嫁

DVD発売告知 (バラエティ/情報)
01:33~

「田原総一朗の遺言~一線を越えたジャーナリスト達」の告知。

DVD「田原総一朗の遺言」 が3か月連続で全7巻を発売する。

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田原総一朗の遺言~一線を越えたジャーナリスト達~
田原総一朗の遺言

田原総一朗×原一男 (バラエティ/情報)
01:36~

田原総一朗がAV男優疑惑の映像を見て「よく探してきたな」とコメント。この後、原一男が監督を務めた「ゆきゆきて、神軍」につながっていく。水道橋博士がこの映画は世界的に大きな影響を与えたと述べた。

連合赤軍と永田洋子。

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永田洋子
連合赤軍

DVD発売告知 (バラエティ/情報)
01:39~

DVD「田原総一朗の遺言」 が3か月連続で全7巻を発売する。

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田原総一朗の遺言

連合赤軍ドキュメンタリー (バラエティ/情報)
01:41~

1972年に起きた連合赤軍によるあさま山荘事件は若松孝二監督によって「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」として36年後に映画化された。革命のため、総括という名で同志を次々とリンチ殺人していった連合赤軍のリーダーの一人、永田洋子。当時のウーマンリブの旗手・田中美津はエッセー「永田洋子はあたしだ」を発表し、事件発覚後も永田を支援を続けた。田原総一朗は彼女と獄中の永田との往復書簡を通して連合赤軍事件と永田洋子の実態に迫ろうとした。

田原総一朗の伝説的ドキュメンタリー「永田洋子 その愛 その革命 その…」の映像が流れた。獄中の永田洋子と書簡を交わしている田中美津が永田洋子について語ることで連合赤軍と永田洋子の実態に迫る内容だった。

田原総一朗が永田洋子と連合赤軍の実態に迫った伝説的ドキュメンタリーで使った手法について、生番組風にした狙いを水道橋博士が質問。田原は放送後、他局のテレビ関係者からよくこの番組を作ってくれた、自分たちも作りたかったが度胸がなかったと言われたことを明かした。次にドキュメンタリーに出演した田中美津を起用した理由を質問。田中美津のウーマンリヴに関する著書「いのちの女たちへ」は、田中が女性差別に対して戦闘的行動の持ち主ということを表し、永田と似通った部分がある女性だと思ったからだと田原は語った。

連合赤軍を描いた漫画「レッド」。田原総一朗は、この漫画の面白いところはフィクションと銘打つことで事実よりももっと真実を描こうとしている点と指摘。「レッド」の著者、山本直樹に話を聞く。

田原はドキュメンタリー作品を作る前に獄中の永田洋子に会いに行ったと明かした。永田は取材方法がないという田原に田中美津を紹介したという。田原は、なぜこうなったのかを徹底的に追及したかったと語った。

山本直樹はオウム事件をヒントに描いた「ビリーバーズ(小学館刊)」をビッグコミックスピリッツに連載。連合赤軍の全貌に迫る「レッド(講談社刊)」はイブニングに連載中で、2010年度文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞を受けた。第6巻は2月23日に発売。

山本直樹はオウム事件がきっかけで坂口弘など連合赤軍の人が書いた本に興味があって読み、言葉が100%になっていくという共通点を感じたという。言葉が強くなり肉体が見失われると殺すこともできてしまい、そういった状況は戦争末期の日本やポルポトなど繰り返し起きて繰り返し忘れられていると話す山本。一番興味深かった本を聞かれ、植垣康博の「兵士たちの連合赤軍」などを挙げた。

このあと、元連合赤軍兵士が「総括」の真相を激白。

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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
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レッド
あさま山荘事件
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田中美津
永田洋子 その愛 その革命 その…
田原総一朗
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ビリーバーズ
文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞
イブニング
ビッグコミックスピリッツ
小学館
講談社
坂口弘
ポルポト
植垣康博
兵士たちの連合赤軍

DVD発売告知 (バラエティ/情報)
01:58~

2月15日に発売される「田原総一朗の遺言~全共闘/学生右翼~」の告知。

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田原総一朗の遺言~全共闘/学生右翼~

連合赤軍ドキュメンタリー (バラエティ/情報)
02:01~

元連合赤軍兵士、植垣康博が登場。弘前大学で全共闘を結成し、その後連合赤軍の兵士となった。アジトでの「総括」にも参加し、あさま山荘事件直前に逮捕され懲役20年の実刑判決、2003年に出所した。植垣は27年の獄中生活は、勉強と読書と手紙を書くことと原稿を書くことだったと話す。

元連合赤軍兵士・植垣康博に、連合赤軍に入るまでを聞いた。当時通っていた弘前大学に連合赤軍が来て爆弾が作れる植垣に声がかかったという。思想ではなく技術が買われて赤軍に入ることとなった。

元連合赤軍兵士・植垣康博に総括の真相を聞く。総括とは内ゲバというよりも中国で行われた粛清運動の整風運動に近いという。田原総一朗が殺人によりもともと多くない人数を減らした理由を質問。植垣は、12人を総括リンチ殺人した森恒夫を代弁するわけではないがと前置きをしたうえで、人数は減っても核になる組織があればいくらでも広げることができると考えていたと説明した。

若松孝二監督作品の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」で描かれた、総括で殺害された遠山美枝子について初めから殺すつもりがあったのかと聞かれた植垣は、革命左派と赤軍派の主導権争いの中で指導部の中にはそういう意識があった可能性はあると話す。また、同志の女性を殺すよう指示され、坂東國男と殺すのはおかしいのではと相談しあった当時のことを語り、革命左派は同志を殺し、赤軍派は殺さなかった、このことが森恒夫にとって負担になり12名殺害に至ったとの考えを示した。

このあと、元連合赤軍兵士・植垣氏が告白。

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DVD発売告知 (バラエティ/情報)
02:14~

1月18日に発売される「田原総一朗の遺言~永田洋子と連合赤軍~」の告知。

DVD「田原総一朗の遺言」 が3か月連続で全7巻を発売する。

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田原総一朗の遺言

連合赤軍ドキュメンタリー (バラエティ/情報)
02:16~

元連合赤軍兵士・植垣康博はどういった気持ちで「総括」殺人に加わったのかを聞かれ、最初は見ているだけだったが、ここまでやらなければ共産主義化された党は作れないのか、自分たちは遅れていると感じ、暴力を容認してしまったと明かした。日和見主義への強迫観念があったという。水道橋博士はたけし軍団も武闘派の雰囲気があり、日和ったら俺はおしまいだと思う気持ちがあると共感を示した。

続いて永田洋子の実像について質問。総括殺人では連合赤軍や革命左派の幹部との男女関係のもつれが取りざたされることもあるが、現場では全くそんなものはなかったという植垣。漫画家・山本直樹は特別でない人たちが追いつめられて総括殺人を起こすに至ったことを描きたいと話す。

植垣にとって総括とは、反資本主義の原理主義ではないかという。ここで、田原総一朗が山岳ベースではセックスはあったのかと質問。植垣は完全否定し、そんな空気ではなかったからこそ自分が永田洋子のお尻を触った痴漢行為が批判されたと話した。現在植垣は飲み屋を経営しているが、27年の獄中生活により外の世界とのブランクが生まれ会話がなりたたず、その壁をくずすのに酒がよかったという。

このあと、田原総一朗の遺言。

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DVD発売告知 (バラエティ/情報)
02:22~

2月15日に発売される「田原総一朗の遺言~永山則夫と三上寛/田中角栄~」の告知。

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田原総一朗の遺言~永山則夫と三上寛/田中角栄~

エンディング (その他)
02:26~

今後について聞かれた田原総一朗は、自分を今でもドキュメンタリストだと思っている、今の日本の形はよくないと思っているしぶっ壊してやろうと思っていると語った。

DVD発売告知 (バラエティ/情報)
02:27~

好評発売中の「田原総一朗の遺言~タブーに挑んだ50年!未来への対話~」の宣伝。

DVD「田原総一朗の遺言」 が3か月連続で全7巻を発売する。

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田原総一朗の遺言
  1. 1月4日 放送