日経スペシャル 未来世紀ジパング 〜沸騰現場の経済学〜 独立問題に揺れるスペイン!ニッポンとのおいしい関係とは

放送日 2017年12月18日(月) 21:54~22:54
放送局 テレビ東京

番組概要

独立問題に揺れるスペイン!ニッポンとのおいしい関係とは (バラエティ/情報)
21:58~

グルメな街として知られるスペイン・バルセロナで、今日本のヤキソバが沸騰している。火付け役となったのはカップヤキソバのCM。このブームで味の素や日清のカップヤキソバが売れている。

キーワード
チキンカツ ヤキソバ
ステーキ ヤキソバ
味の素
日清食品
パエリア
ヤキソバ
バルセロナ(スペイン)

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。

キーワード
ユニクロ
ZARA

独立問題に揺れるスペイン!ニッポンとのおいしい関係とは (バラエティ/情報)
22:00~

バルセロナに日本企業がこぞって進出している。グラシア通りの一等地には世界最大手のZARA、その向かいには世界2位のH&M。この激戦区に日本のユニクロが進出した。柳井正社長はかつてバルセロナを訪れた際、ZARAのビジネスモデルに衝撃を受けたという。日本で7990円のカシミヤセーターは、3割増しの1万円。ヒートテックは2倍の2000円。輸入コストなどを乗せた高めの価格になっている。ライバルのZARAは世界で2200店以上を展開。ファストファッションの草分けだ。セーターは3600円。パーティードレスは8000円から。街にはザラジョがあふれている。会社員のマリオラさんは月に3~4回はZARAで買い物をするという。

ZARAはデザイン性の高い商品を2週間ごとに入れ替える高速回転方式。人気の商品はすぐ売り切れる。ザラジョのマリオラさんは、倍の値段でユニクロの服を買うより、ZARAの服を2着買ったほうがいいと話した。ユニクロの1階フロアには日本の雑貨が並べられ、日本文化をアピールしている。スペイン事業責任者の小林さんは、クリスマス商戦に向けてウルトラライトダウンを目玉に据えた。初ユニクロの女性は、この日9品を購入。小林さんは「少しずつ私たちの商品が浸透してきている」と話した。

日本の東洋紡が4年前に買収したスピンリアクトでは、血液検査の診断薬を製造。緻密な作業が求められる。工場長の田羅間さんは、カタルーニャ人は勤勉な人が多いと話した。

バルセロナ恒例のクリスマスマーケット。伝統人形カガネルは幸運をもたらすといわれ、この時期に買うのがならわしだ。話題の著名人などをモデルとし、今年の新作は金正恩委員長。一番人気は独立騒動の立役者、プチデモン前首相だという。スペイン中央政府は独立の賛否を問う住民投票を妨害したが、有権者の42%が投票し、カタルーニャ州議会は独立を宣言した。中央政府は州議会を解散し、前首相らに逮捕状を出した。前首相はベルギーへ逃亡中。独立を巡っては、家族内でも意見の対立が起きている。

商工業・貿易で発展していたカタルーニャだが、1714年にスペイン軍が占領。1939年からのフランコ独裁時代には、言語や文化も厳しく弾圧された。その後、いったん自治権は回復したが、2010年に自治権は憲法違反だと判決が出た。10月の住民投票後、プチデモン前首相に逮捕状が出され、閣僚らは収監され、州議会は解散。12月21日にはカタルーニャ州議会選挙が行われる。奥野は、おそらく独立派による新しい自治政府が成立すると述べた。

スペイン・バルセロナ。街のシンボルはサグラダ・ファミリア。人口160万人で、観光客は年間3200万人。もう一つのシンボルはFCバルセロナ。楽天が4年間260億円のスポンサー契約を交わした。

産休中のSHELLYに代わって今回から内田恭子がMCを務める。スペインについて、鈴木ちなみはファッションも建築物も食べ物もいいと話した。今回の沸騰キーワードは、「独立問題!日本とスペインのおいしい関係は?」。フローラン・ダバディはユニクロのスペイン進出について、非常に厳しく最大のチャレンジだと話した。沸騰ナビゲーターは、スペインとカタルーニャ研究の第一人者・奥野良知。日本との意外な関係を徹底解説する。スペインは多民族国家で、異なる文化を持つカタルーニャ州が独立をめぐって揺れている。カタルーニャ州には日本企業が180社あり、独立問題は日本にも深い関わりがあるという。

日本の自動車部品会社ニチリンが買収した工場では、ブレーキホースを製造している。カタルーニャで製造し、EUやアフリカへ輸出する戦略。CEOの曽我さんは積極的に現地スタッフと交流している。勤続18年のカリダさんの家族は、みんな日本文化が好きだと話した。独立問題への対応について曽我さんは、受け入れてここで操業を続けたいと話した。

日本企業は1980年代からカタルーニャ州へ進出していて、日産、日立、花王など多くの企業が拠点を構えている。奥野はカタルーニャ州にはものづくりの文化があり、今は最先端の医薬品や化学産業も興っていると解説。しかし独立問題の影響で、約3000社が本社の登記をカタルーニャ州の外に移しているという。

スペイン北部の小さな街サン・セバスチャン。観光客は年間200万人。世界一美食の街として名を馳せている。

キーワード
ZARA
ユニクロ
バルセロナ(スペイン)
ウルトラライトダウン
カタルーニャ州(スペイン)
東洋紡
カガネル
プチデモン前首相
カタルーニャ州議会
ラホイ首相
プチデモン首相
サグラダ・ファミリア
FCバルセロナ
メッシ
カンプ・ノウ
楽天
グラシア通り
H&M
ファーストリテイリング
柳井正社長
カシミヤセーター
ファストファッション
ザラジョ
クリスマス商戦
SHELLY
トルシエ監督
愛知県立大学
パリ(フランス)
スピンリアクト
ハッチンソン・ニチリン・ブレーキ ホーセズ
日産
日立
花王
パナソニック
積水化学
金正恩委員長
フランコ
サン・セバスチャン(スペイン)

独立問題に揺れるスペイン!ニッポンとのおいしい関係とは (バラエティ/情報)
22:33~

世界一の美食の街といわれるサン・セバスチャン。バルのカウンターには名物料理のピンチョスが並ぶ。もう一つの名物はバスク地方の幻のワイン、チャコリ。この街はかつてスペイン王族のリゾート地だったが、60年代からバスク独立運動が激化。独立派テロ組織が台頭し、爆弾テロなどによる死者は829人。街は荒廃した。そんな中、地元のシェフたちが伝統料理に革新を与える運動を始め、美食の力で街の復興を促したという。

世界のベストレストランで3位に輝いた「ムガリッツ」。世界の美食家がプライベートジェットでやってくるという伝説のレストランだ。一体どんな料理を出すのか。

キーワード
ムガリッツ
サン・セバスチャン(スペイン)
エビのピンチョス
ウニのピンチョス
フォアグラのピンチョス
チャコリ
ピンチョス

独立問題に揺れるスペイン!ニッポンとのおいしい関係とは (バラエティ/情報)
22:40~

バスク州サン・セバスチャンの「ムガリッツ」は世界で3本の指に入るレストラン。カキのマリネやメルルーサのどぶろくソースのせなどのメニューを紹介した。料理研究者15人が科学実験のように新メニューを開発している。苦労して開発したレシピは、聞かれればすべて教えるという。こうして最先端料理が街に拡散。世界中から美食家の集まる街となった。街には料理の四年制大学もあり、世界中から学生が集まっている。学長は、この大学には新しい技術を企業と共同研究する役割もあり、食に関するビジネスを広げるための戦略的な拠点だと話した。

キーワード
ムガリッツ
サン・セバスチャン(スペイン)
カキのマリネ 氷の器にのせて
メルルーサ(タラ)のどぶろくソースのせ
バスク・クリナリー・センター

独立問題に揺れるスペイン!ニッポンとのおいしい関係とは (バラエティ/情報)
22:48~

紛争で壊された街サン・セバスチャンは、いまや美食の街に大変身。ダバディは、80年代にはバスク地方はテロのニュースばかりだったが、20年でソフトパワー大国になったと話した。柳瀬はこの街の成功事例には、日本の地方の復活の糸口になるヒントがあると話した。

「ビジネスオンデマンド」の告知テロップ。

キーワード
ピンチョス
サン・セバスチャン(スペイン)
パリ(フランス)
鳥取市(鳥取)
小田原市(神奈川)
ビジネスオンデマンド

エンディング (その他)
22:50~

「未来世紀ジパング」の次回予告。

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