和風総本家 日本の職人24時

『和風総本家』(わふうそうほんけ)は、テレビ大阪の制作により、テレビ東京系列で放送されているクイズバラエティ番組である。ハイビジョン制作、字幕放送。

出典:goo Wikipedia

放送日 2012年1月19日(木) 19:58~21:48
放送局 テレビ東京

番組概要

オープニング (その他)
19:58~

季節の鍋が大好きな8代目 豆助が「カニ鍋」を嗅ぎつけてやったきた。

きょうは厳寒にっぽんで寒さに耐えながら昼夜を問わずにたんたんと働いている熱き職人を発見。きょうは極限の技を伝える知られざる継承劇など日本の職人の24時に密着する。

キーワード
カニ鍋

日本の職人24時 (バラエティ/情報)
19:59~

まだ夜が開けていない午前5時、宮城・塩釜の塩釜市魚市場には既に灯りがついていた。次から次へとメバチマグロの水揚げが行われていて、三陸沖の生マグロはひがしものと呼ばれて築地市場などでの評価が高い。現在では東日本大震災前の水揚げ高と同程度まで回復した。

赤崩草木染研究所で職人はきのうの夜から作業をしており、紅花染めは染め液が腐りやすいために、水に雑菌が少ない冬の夜中に染める。鳥梅という梅の実を燻したものを加えると、染め液が酸性になって紅花の赤い色素が意図に閉じ込められる。冷やし染めという厳寒の中で熱を加えずに時間をかけて染める技法を使用して、染め作業は明け方まで続く。

午前7時にはようやく日が昇り、日本の朝がやってくる。午前7時半の山形・米沢市の雪道を行く職人さんを発見、気温マイナス3℃・水温マイナス10℃の中で紅花染めした糸を流水にさらしていた。冷たさと川の流れにより冴えた色・引き締まった色が出る。

紅花染めの糸は1年ごとに紅花染めを重ね、繭から糸作り・染め・織りを全て手作業でやっており、製品になるまで10年以上かかる。紅花染めは「日本伝統工芸展奨励賞」や「きもの文化賞」などを受賞しており、イギリスなど海外でも愛好者がいる。

オフィス街も通勤ラッシュの時間となる午前8時。宮城・大和町では杉の間伐が行なっていて、杉の運搬を請け負う職人さんが丸太を一箇所に集めていた。

宮城・大和町で合計1t近くの丸太が鎖に繋がれ、馬が軽々と丸太を引いていった。職人の岡本忠男さんは馬で地駄引きをやっており、山から道路まで木材を運搬する。地駄引き馬は昭和40年では数十頭いたが、現在では1頭のみ。地駄引き馬は小回りが利き、他の木を傷つけない。

午前9時、日本最北の街である北海道・稚内市では1月の平均気温マイナス5.1℃となる。稚内市では太い輪ゴムとものによっては赤い紐を使う職人さんの仕事を答える問題が出題。

キーワード
東日本大震災
メバチマグロ
塩釜市(宮城)
紅花染め
米沢市(山形)
日本伝統工芸展奨励賞
きもの文化賞
大和町(宮城)
地駄引き
地駄引き馬
稚内市(北海道)

日本の職人24時 (バラエティ/情報)
20:16~

午前10時、高知県安芸市では海辺で働くしらす干しの職人が最も忙しくなる時間。小松海産では朝6時からの漁で獲ったしらすが水揚げされて、20分以内に茹でている。職人の鹿児島房美さんは、固まりになりやすいしらすを平らにする作業をし、だいたい40分ほど干している。

午前11時、兵庫県豊岡市出石では畑で刈り入れが行われていた。ヤナギの一種を干して冬を越させ、皮を剥いだものがたくみ工芸などで製品にされる。

太い輪ゴムとものによっては赤い紐を使う職人さんの仕事を答える問題が出題。毛ガニのバンド掛けに使う物で、蟹の足が折れない様にするためのもので、関節をかわして一発でバンドをかけている。かに吉 大輝などで赤い紐を使っており、タラバガニの脚を結んでいる。

キーワード
小松海産
毛ガニ
かに吉 大輝
タラバガニ
安芸市(高知)
しらす
出石(兵庫)
ヤナギ

日本の職人24時 (バラエティ/情報)
20:25~

乾燥したヤナギがたくみ工芸で製品に加工される。1つの製品に使うヤナギは約200本で、編みあがるまで約6時間で昔はどこの家庭にも1つはあった柳行李を作っている。衣服や荷物を収納するための籠で、明治33年のパリ万博では銀賞を受賞した一品である。柳行李に最盛期には1万人以上いたが、現在は数人しかいない。

午後12時、東京都台東区柳橋で「洋食 大吉」がお昼時の時間を迎えている。昔メンチなどを提供しており、厨房ではベテランのいる厨房を2代目の川島伸之さんが仕切っている。川島伸之さんは、会社員を経て7年前に料理の世界へと入り、周りがベテランなため率先して下働きをしている。川島伸之さんはこの店を100年続く老舗にしたいと話していた。

午後1時、しらすの加工場ではさらにメザシが干されていた。しらすだけでなく色々な干し加工の仕事が待っている。

午後2時、大分県の別府温泉では、藁の束をもって藁葺きの屋根を葺いていた。大量の藁は約1週刊かけて三角屋根を葺くためのものである。藁葺き屋根の小屋と青粘土、足の動きから職人さんが何を作っているか答えるクイズが出された。

キーワード
柳行李
パリ万博
ヤナギ
柳橋(東京)
昔メンチ
しらす
メザシ
別府温泉(大分)

日本の職人24時 (バラエティ/情報)
20:37~

藁葺き屋根の小屋と青粘土、足の動きから職人さんが何を作っているか答えるクイズが出された。正解は湯の花を作るためであり、温泉中の成分が沈殿したもので、藁葺き小屋で作る湯の花は江戸時代から世界で唯一の製法となっている。明礬湯の里では、地下30m程に温泉脈があり、温泉の噴気を利用して湯の花を作っている。江戸時代から受け継がれたこの製法は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

午後3時、愛知県岡崎市のお寺の墓地で墓石の設置をしている職人の姿があった。會澤正夫さんは父親の影響でこの道を選び、父親は仙台城の石垣修復の親方として6年以上の単身赴任をしていた。修行期間は5年で、7人の共同生活をしている。

午後4時、伊吹山のある滋賀県米原市で冬の寒さにも負けない温かいものを作っている職人さんがいる。北川茂次郎さんたちが作っている300年も500年も前から作られている商品はなにかを答える問題が出された。四角い黄色いものや糊を使っている。どこの家庭にも必ずあるなどのヒントから地井武男らが解答していた。

キーワード
湯の花
重要無形民俗文化財
岡崎市(愛知)
米原市(滋賀)
伊吹山

日本の職人24時 (バラエティ/情報)
20:50~

午後8時、愛知県名古屋市で朝からずっと同じ作業をしている職人さんがいる。京谷武弘さんは先が丸くなった細い道具や細かな網を使って作業をしている。この道具から何を作っているかを答えるクイズが出された。

午後9時、東京都墨田区で閉店後にしかできない作業の大事な準備をしている職人さんがいた。前沢さんは碁盤に線を引く作業を始め、油分を含まない呂色漆を使っていく。和紙で漆を濾すことで漆の中の細かい塵を取り除いていき、ヘラを使って均一の太さの線を引いていき、一定のリズムで休まずに一気に仕上げていく。手作業で線を引く職人は昭和初期には100人以上いたが、現在は数人しかいない。

北川茂次郎さん夫婦は結婚して50年、約690万枚の真綿を引いてきて、全て同じ力・同じタイミングで引いていく。製品が完成するまで400回も引き伸ばし、糊を吹きつけて布団が完成する。寒さを防ぎ熱を逃さず空気をたっぷりと含んだ布団で、中には140万円の値のつく高級品もある。昔ながらの作り方をしているのは北川キルト縫工のみで、後継者はいない。

午後6時、石嶽石工業では石職人見習の會澤正夫さんが作業をしていた。7人の修行生全員が仕事のあとに自習をし、全員が全国から集まってきた石屋の息子ばかりである。

午後7時、仕事を終えた7人はワゴン車で共同生活所へと向かった。生活するのは親方の楠名康弘さんの母の家で、集団生活をしている。楠名百合子さんは20年くらい前から修行生のご飯などを作っていて、ここで育った人は30人ほどいる。基本的に先輩からご飯やお風呂に入っていっている。

京谷武弘さんは先が丸くなった細い道具や細かな網を使ってかつらを作っていた。京屋かつらはどんなかつらでも手作りで仕上げる老舗、3代目として日本髪のかつら製作を行う。20歳前後の女性の髪の毛を使い、縫い付ける際の毛の結び方にも特徴があり、生え際が一番難しい場所である。京谷武弘さんは、特に苦でなく道楽だと話していた。

午後11時、兵庫県西宮市に作業をしている職人さんがいる。植物の実や背丈よりも長い棒などを使うというヒントから、何を作っているか答えるクイズが出された。誰でも使ったことがあり、植物の実は原料となっている。

午後10時、宮城県・加美町で作業をしている地駄引きの職人さんがいる。ここでは馬が空腹を催促して馬小屋の柵を蹴っている音がし、これで数回起きてしまうと話していた。

午後11時に作業をしている職人さんが作っているものは、薄い緑色のクリーム状に変化していっていた。

北川茂次郎さん夫婦は息を合わせて次々と真綿を引き伸ばして重ねていっている。最高級品の黄色い繭を釜で2時間煮込み、洗濯機で脱水して水分をとばし、そのあとに繭の不純物を取り除きつつ伸ばしていく。真綿を伸ばすには2人の呼吸が大事である。

キーワード
布団
名古屋市(愛知)
墨田区(東京)
呂色漆
加美町(宮城)
西宮市(兵庫)

日本の職人24時 (バラエティ/情報)
21:20~

午前1時、福岡県福岡市中央区の江角蒲鉾店では、白身魚のすり身を手作業で機械に移して、さつま揚げを作っていた。朝4時までに魚市場に配達しなければならなく、揚げたものを冷やさなければならなく作業に追われていた。

午前2時、名古屋市の京屋かつらでは前日から日本髪のかつらを制作していた。産毛まで再現していき、6時間で約3000本を編んでいった。網に結びつけた髪は奥さんの貞子さんによって結髪の作業が行われた。鬢つけ油を塗って、熱で溶かしながらなじませて髪についていた癖をとって新しいスタイルにしていく。完成した文金高島田は、自然な産毛に約10万本もの髪の毛が結びついている。

雪が枝や屋根などからハラリと落ちる様子を表す言葉「垂り雪」を紹介。

長崎県島原市で収穫されるハゼの実を、細かく砕いて蒸すことで油分を搾りやすくしてハゼの実に含まれる油分を取り出している。これを乾燥させたものを本多俊一さんは使っており、乾燥と塗り足す作業を30回以上繰り返し、ろうそくを作っていた。洋ろうそくにはない炎のゆらめきの特徴があり、層になったロウが不規則に溶け出し、炎に揺らぎが生まれている。

江角幸一さんは4代目として江角蒲鉾店を継ぎ、20の時に従業員だったキクエさんと結婚した。さつま揚げを挙げる機械を導入し、あちこちを修理しながら店をやってきた。1年前にキクエさんが脳溢血で入院し、幸一さんは家内の身を心配し、これからは奥さんを支えようと決めた。昨年金婚式を迎えた2人の宝物は関節が太くなり抜けなくなった結婚指輪で、妻も結婚指輪を50年間つけたままである。

午前3時、東京都墨田区で何を配達している職人さんかを答える問題が出された。はしごのような道具を使い、職人さんは元プロボクサー、お酒は必ずロックで飲むなどのヒントから解凍していった。

キーワード
島原市(長崎)
ハゼの実
ろうそく
中央区(福岡)
さつま揚げ
脳溢血
名古屋市(愛知)
文金高島田
墨田区(東京)

日本の職人24時 (バラエティ/情報)
21:39~

飯倉商会の君良雄さんは氷を運んでおり、はしごを滑らせて運び、瞬間的には300kgほどかかる。氷はアヅマ製氷冷蔵で昼の間に作られ、ろ過した水を不純物を取り除きながら製氷している。朝3時に出社して氷を届ける仕事を続けており、埒商店などに届けている。氷が溶けないよういかに効率よく配達するかとなっている。

キーワード
飯倉商会

エンディング (その他)
21:42~

また日が昇り職人さん達の1日が始まる。伝統を守っていく職人さん達は、日本の宝でもある。

エンディングテーマ:「縁の詩~えにしのうた~」上妻宏光

キーワード
縁の詩~えにしのうた~
上妻宏光

エンディング (その他)
21:45~

和風総本家の次回予告。

「豆助ストラップ」と「八代目豆助シール」を視聴者プレゼント。

スポット

エネルギー/素材

赤崩草木染研究所

グルメ

アヅマ製氷冷蔵
江角蒲鉾店
埒商店
洋食 大吉

レジャー/交通

仙台城

住まい/暮らし(家庭用雑貨)

石嶽石工業
北川キルト縫工

旅行

明礬湯の里

流通

築地市場
塩釜市魚市場

美容&健康

京屋かつら

美容/健康/医療

京屋かつら

趣味/スポーツ

たくみ工芸
前沢碁盤店
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