放送日 | 2017年2月21日(火) 8:00~ 9:55 |
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放送局 | TBS |
昨日関東で強い南風が吹き荒れた。昨日の映像が流れる。鉄道など交通網にも影響がでた。
アスクルの倉庫は先週木曜日に出火してから未だに燃え続けている。アスクルは注文から最短20分で出荷し、配達先に明日までに来ることから名付けられた会社。倉庫内には食品や日用品など7万種類に及ぶ商品が保管されている。日曜日の未明にはスプレー缶に引火したと見られる爆発がみられた。坂口氏によると、倉庫火災は消防活動の中でもやりにくい火災だという。何が保管されているのかわからないので消防側としては十分注意が必要だという。
長引く消火活動 倉庫に潜む危険。
1991年に足立区の靴倉庫で起きた火災も完全に消化するまで丸4日を要したという。倉庫火災の手順を説明。壁に重機で穴をあけて放水する。倉庫は建物の構造的に窓などの開口部が非常に少ないので放水が届かない。さらに広い内部には水が届きにくい。棚やラックがある場合放水の妨げになっているケースもあるという。時間がたつほど内部が高温になるので中に入っての消火も難しいという。1964年に品川区で起きた倉庫火災の映像が流れる。この時、危険物の倉庫が爆発して消防団員、消防職員が19名殉職しているという。倉庫火災は何が保管されているかわからない倉庫もあるので消防側としては十分注意が必要な火災だという。
オープニング映像。
倉庫火災についてのトーク。周りに建物がないだけまだ燃え広がる危険は少なそうだが心配。火災発生から今日で5日。現場は西武新宿線の新所沢駅から車で20分ほどの場所。
現場の上路アナと中継。建物にあけた穴から昨日は黒煙が常にでていたが、今朝はだいぶ収まってきたようだ。周辺では常にモヤに包まれたような状態で、焦げ臭い。風に乗って刺激臭が届くこともある。昨日初めて消防隊員が建物の中に入って放水をすることができた。周辺住民にも影響がでている。近くのコンビニでは火災発生から通常の4割ほどの売り上げになってしまった。
アスクルの配送にも影響がでている。企業向けは埼玉など5県で1日遅れ、個人向けは東日本エリアで最大2日遅れ。三芳町の倉庫は19の道都県の配送拠点になっていて、遅れているエリアには違う倉庫から送るなどの対応をしているという。アスクル倉庫の2階の図が示される。倉庫火災が難しい理由は「倉庫内で立ち上がる煙が視界を塞ぐ」「内部の面積が広く水が届きにくい」「棚やラックが消火の妨げになる」「内部は500度の高温に達することもある」の4つなど。近隣住民は大変なのではやく解決するとよいとテリー伊藤ら。
三芳町の平均風速は10~12メートルで昨日よりは収まっているが風は強い状況。最小湿度は10%でかなり乾燥した状態。一部には避難勧告も出ている模様。
金正男氏殺害から1週間。北朝鮮の国営放送で殺害2日後の15日に報じられていたのは国をあげて行われた綱引きの決勝戦のニュース。さらに翌日は金正日総書記の生誕記念日で正男氏が亡くなったことを悼む報道はなく祝賀ムード一色だった。正男氏が殺害されてから1週間、北朝鮮での正男氏殺害のニュースの放送は未だゼロ。専門家によると北朝鮮が恐れることの1つが国民に真相を知られ国家への反感を買う事。兄を殺害したという情報が出回り、国民の正恩政権に対する不信感が高まることを危惧しているという。北朝鮮大使はマレーシアと韓国が手を結び北朝鮮を陥れようとしていると語った。しかし韓国側は北朝鮮による組織的な犯行だと断定している。
金正男氏の殺害事件。先週の北朝鮮のニュースでは故・金正日総書記の生誕75年などが報じられていた。鈴木琢磨は、北朝鮮では交通事故など社会面的なネタは元々報じられないなどとコメント。また、正男氏の存在を知らない北朝鮮の国民たちだが、すでに中朝国境を往来する人々などから情報は入っていると思う、だが国は今後もしらを切るなどとした。また、高英起氏は脱北予備軍に対する警告などとし、別の専門家は正男氏の息子が亡命政府のリーダーになるのではと脅威になっているなどと見ている。鈴木は、正男氏らは世襲制自体を嫌っている、亡命政府をつくることはないなどと述べた。テリー伊藤は、中国がどういう思いで息子を保護しているのかなどとコメント。
きのう豊洲移転問題を巡り、百条委員会設置で合意。理由は石原元都知事の二転三転する主張。「このままでは日程だけどんどん過ぎてしまう」と考えられた。あす正式決定の見込み。前回行われたのは2005年、当時の浜渦副知事が証人喚問受けた。予算提案しながら「正当でないかも」と発言し、百条委に持ち込まれる。結果辞任まで追い込まれた浜渦氏。なお石原氏は報道陣から百条委について問われると、「どこでも行きますよ」など応じる意向を示した。「参考人招致をしてから」と慎重だった自民・公明も、一転して設置方針。小池人気にあやかりたい思惑が見える。
きのう夜、マレーシアに向かったと一部報道されたのが金正男氏の長男。過去には叔父にあたる正恩氏について「独裁者」と発言。北朝鮮から距離を起きつつも北朝鮮から援助を受けていたという。専門家によると長男の影響力を案じてか生活費や学費を援助することで政権批判をしないよう正恩氏から頼んだという。大学卒業後には平壌に戻ってくる予定だったがイギリス・オックスフォード大学へ留学。この食い違いが正恩氏と正男氏側の対立を深めたという。主に脱北者らで組織される北朝鮮を否定する亡命政権構想のリーダーに正男氏の長男が担がれる可能性がある。血統を重んじる北朝鮮国内において正恩氏を絶対的な指導者としていることに国民が疑問を持ち不満が高まる可能性あるという。暗殺のターゲットになるのではないかという報道があるなか、重要な外交のカードにもなりうるので、今後も中国の厳重な警備のもと保護されるという。
金正男氏の息子は北朝鮮で生まれ、2013年に名門・パリ政治学院に入学。17歳の時、フィンランドのTV番組で”北朝鮮の人々の暮らしを楽にしたい”と話していた。今週に入り、オックスフォード大学進学を断念したと報じられているほか、昨夜にはマレーシア入りしたとの情報もある。鈴木琢磨は息子は北朝鮮で知られていないが、金正恩のことも少し前は誰も知らなかった、張成沢氏の暗殺のことは国民も知っているなどとコメント。テリー伊藤は、反逆行為をしたとして暗殺に正当性をもたせることは今後あるのではなどと話した。
中国が金正男氏の息子を保護する理由について鈴木琢磨は、金王朝の血筋を引く者をキープすることで北朝鮮を牽制することができると思っていると思う、情報収集のツールとも言えるなどと述べた。テリー伊藤は、刺客にどう情報がいったのかというのもポイントですよねなどとコメント。鈴木は、北朝鮮に帰ったとされる容疑者たちは韓国のプロファイリングの中にデータがあると思うなどとした。また今後については、金正恩氏は強気だが揺れていると思う、いま彼の暴走を止める人物がいないのが怖い、エリートたちの亡命は続く可能性があるなどと述べた。テリー伊藤は、マレーシアに対して北朝鮮が圧力をかけているし、数年経ったら何もなかったことになってるかもなどと話した。
現在までに12人の都議選公認候補を決定している都民ファーストの会。試験突破者を面談して人材を絞り込んでいるといい、都議会の議席127人の過半数64人以上の候補擁立を検討している。試験合格者のなかにはエドはるみさんのほか、美女たちも。そのなかの1人、元テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨さんは、シングルマザーとしてダウン症の息子を育てている。龍円さんは子育てに専念するため現時点で都議選に出馬する予定はないというが、やりたいことに特化した政策を立案することで都知事の力になりたいなどと述べた。また、民進党系会派所属の港区議会議員・榎本あゆみさんは、小池さんに共感するところもあるので通おうと思ったなどと話した。教育コンサルタントの茜ヶ久保嘉代子さんは、すでに出馬に向けての意思確認の面談を済ませているという。
Next クールビューティーな美大講師。
百条委での追求が待ち受ける石原元都知事。一方、各会派は都議選に向け動き出した。中心にいるのはもちろん小池都知事だ。きのう小池派の自民党都議らは、都民ファーストへ完全合流。これに下村会長は「判断を誤ったな」と見下す。しかし急いで代わりの自民党候補者を選ばなくてはならない。一方、民進党会派2つも合流。「東京改革議員団」と名を改め、小池都知事に付くと宣言した。専門家は「全て都議選に向けた行動」と見通した。
スタジオに専門家が登場。「百条委員会」とは、不祥事など調査する特別委員会。証拠提出・出頭など求められる。欠席や偽証は罰則が。この設置により、猪瀬直樹氏など辞任へ追い込まれた。そして浜渦武生氏も2005年、偽証がバレて辞任することに。今回の内容は豊洲移転を決めたのは誰か、なぜ豊洲だったのか、東京ガスと何を話したか、なぜ盛り土をしなかったのかなど追求していく。
これまでの石原氏の態度を、「逃げてばかりでらしくないですよね」と語った小池都知事。石原氏が「逃げずに知っていることを全部話す」と反論している。専門家は「百条委の前の記者会見が布石」と見通した。「百条委で話せばいいのにわざわざ会見を開くのは、少しでも自分のペースで話したいんだろう」などコメント。出演者らが「そもそも小池都知事と対談するって話なかった?」と疑問を述べる。また百条委の設置は、議会が世論を意識している面も。そのため飛び火を恐れていた自民・公明が方針転換した。目的はこれまで想像で語られていた石原氏の「思惑」をはっきりさせることである。しかし石原氏1人の問題でなく、議員の力量も試される模様。小池都知事は「国民は見ていますよ」などコメントした。
では百条委設置で、豊洲移転問題が解決するのか。維持費1日700万円、市場関係者の投資額300億円。この莫大な金額は戻って来ないうえ、問題も解決するわけでない。全ては「都議選」のためだという。専門家は「都民へ頑張ってるアピールがしたいだけ」と苦笑した。出演者らも「パフォーマンスじゃないですか」と指摘した。倉田は「動機が都議選でも問題解決するならいいんですけどね」などコメント。百条委は手ぬるい追求だと「議員失格」のレッテルを貼られる。しかし真相解明されれば、小池都知事の評価もアップ。なお次に豊洲のモニタリング結果が出るのは3月。7月の都議選で間違いなく争点となる。「希望の塾」での選考は着々と進行。番組は選ばれし美女達を取材した。
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