1番だけが知っている 1流百貨店がなぜ…21億円偽物だらけの美術事件簿の真相!

『1番だけが知っている』(1ばんだけがしっている)は、TBSテレビで2018年10月15日より毎週月曜22時(JST)から放送されるバラエティ番組である。2017年より不定期で放送され好評を得た事からレギュラー化が決まった。なお、レギュラー開始当初は23時7分までの放送であったが、2019年5月改編で『NEWS23』(月 - 木曜日版)の10分前拡大(23時 - 23時56分に変更)により、正時スタートに復すことから、2019年4月29日からの終了時刻は22時57分に繰り上げとなる予定。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年1月21日(月) 22:00~23:07
放送局 TBS

番組概要

1番だけが知っている (バラエティ/情報)
22:00~

1980年代にワイドショーを1番騒がせたのが三越贋作事件。当時デパートの最大手だった三越・日本橋本店で「古代ペルシア秘宝展」が開催され、数億円の値で販売されていた作品のほとんどが贋作だったと判明した。事件の裏側にいたのは“三越の帝王”と呼ばれた社長とデパートの経営を裏で牛耳ったと言われる竹久みち。この2人と親しい関係にあり、事件の裏の裏まで知り尽くす人物が37年ぶりに真実を激白する。

美術品贋作事件の真相を知る人物とはデヴィ夫人。待ち合わせ場所に指定されたのは夫人が巨大な美術品を保管している倉庫だった。毎月のようにオークションや画廊へ足を運ぶという芸能界で1番の美術コレクターデヴィ夫人。事件当時も三越で美術品を購入していた。そんなデヴィ夫人が所有する兵馬俑をテレビで初公開した。

1982年8月24日、三越は創業310年を記念した「古代ペルシア秘宝展」を開催。日本橋本店の展示会場には総額21億円にものぼる47点の秘宝が展示されていた。この美術展は即売会も兼ねており、一部は売約済みだったという。57歳の若さで社長に就任した男は利益率が高い美術品の展示・販売に注力していた。その強引なやり方は度々問題となり、取引先に対する押し付け販売が問題視されたことも。この事件を取材していた本週刊文春記者の大下英治氏は当時の体制について、大丸を抜いて日本一にしたのが当時の社長であり超ワンマンの「天皇」と呼ばれていたと語る。

美術展の開催2日目、1人の男性客が贋作を見つけ出した。彼が目を留めたのは紀元前5世紀に作られたというリュトン杯。なんとそこに展示されていたのは、彫金師であるその男性自身が古美術商の依頼で作った作品だったのだ。男性の作ったリュトン杯は55万円で古美術商に渡されたが、美術展では驚きの金額がつけられていた。

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1番だけが知っている (バラエティ/情報)
22:15~

彫金師の男性が作ったリュトン杯は55万円で古美術商の手に渡ったが、美術展でつけられていた値は1億6000万円。男性の作品はこの美術展で計6点も展示されていた。実際にペルシア秘宝展で展示されていた贋作と本物の写真をスタジオで紹介。依頼主である古美術商と連絡がとれないことに不安を感じた男性は美術展を主催する百貨店担当者に連絡するが、取り合ってすらもらえなかったという。

「古代ペルシア秘宝展」は開催当初から贋作の疑いの声があったという。最初に贋作を見破ったのは作家の松本清張。美術展開催の数ヶ月前、清張は自宅に持ち込まれた贋作を舌で見破っていた。さらに専門家からも疑惑の声があがっていたが、百貨店側は展示をやめなかった。デヴィ夫人はその理由について、美術展を推し進めていた当時の社長に誰も逆らえなかったのだろうと語る

「古代ペルシア秘宝展」の開催期間が残り2日となった1982年8月29日。新聞は専門家らが展示物の大半をニセモノと断定したことを報じた。三越はその日のうちに記者会見を開いたが、美術展を企画した高橋美術の高橋社長(仮名)は驚きの言葉を口にした。

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1番だけが知っている (バラエティ/情報)
22:26~

贋作報道を受け、三越はその日のうちに記者会見を開く。専門家や製作者も贋作と認める中、百貨店側はあくまで本物であり、入手ルートは企業秘密だと疑惑を完全否定した。さらに社長は新聞社に広告の差し止めを盾に記事を取り消すよう圧力をかけていたという。しかし、傲慢な三越側の対応に報道合戦が加熱。会見から2日後には作品のほとんどが西洋美術品などを取り扱うイラン人美術商から購入したものだと報じられた。取材を受けたイラン人美術商はデパート側が本物と勘違いしたと主張。それでも疑惑を否定し続ける百貨店側をマスコミはますます追求し、帝国の闇が暴かれることとなる。

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番組宣伝 (その他)
22:31~

「この差って何ですか?」「教えてもらう前と後」「マツコの知らない世界」「火曜ドラマ 初めて恋をした日に読む話」の番組宣伝。

1番だけが知っている (バラエティ/情報)
22:33~

「1番だけが知っている」の次回予告。

三越の元社長は1968年に銀座三越の支店長に就任。伝統と格式の三越の改革を行い、ヤング層の取り込みに成功するなど何十億円もの利益をあげて社長に就任した。その業績が評価される反面、人事をエサに部下を手懐けるのが彼の常套手段だったとデヴィ夫人は語る。入浴後は部下に体を拭かせるなど絶対的な主従関係をひいていた。アメとムチを使い分けて独裁体制を築いていった元社長。その独裁ぶりを加速させたのが愛人であったアクセサリーデザイナーの竹久みちだった。社長になる以前から仕事を通じて知り合っていたという竹久は女性視点からのアドバイスで彼の出世に貢献。愛人の立場を利用して三越との取引を拡大していった。元週刊文春記者の大下氏は、彼女がいなければ元社長は立派な経営者だったと語った。

竹久みちとの出会いから13年、ついに社長に就任した男は日本武道館で創業300年祭を祝う記念式典を開催。演出を全て自らが手がけ、予算は5億円にものぼったという。老舗デパートは攻めの経営へと転じ、10店の海外支店を次々と出店。これにも海外支店を通じて自身の会社との取引を増やそうという竹久の思惑があったという。さらに竹久はデパートの自社ブランドを立ち上げ、自身の会社で全てを生産するよう要求。香港の工場で大量生産を行い、高額なデザイン料やマージンを受け取っていた。

三越で強い影響力を持つようになった女帝・竹久みち。大下氏の著書によれば、彼女は学生結婚で一児を儲けるも義理の父と反りが合わず、離婚してシングルマザーになったという。学生時代から上昇志向が強く「有名になる」ことに強いこだわりを持っていた。そんな彼女はヴェルサイユ宮殿の貸切パーティーまで行い、これには三越から億単位の金が注ぎ込まれたといわれている。パーティーに参加したデヴィ夫人は当時の竹久を振り返り、「大奥の局か何かが歩いてくる感じだった」と語った。

贋作事件発覚後、社内には体制への不満が充満していた。しかし、男は頑なに社長のイスを明け渡そうとはしなかったという。贋作発覚から約1か月、報道が激化する中、取締役会が近づいていた。部下を使い票固めを画策していた元社長だったが、この後、ついにその独裁体制に終止符が打たれる。独裁体制を崩壊させたクーデターとは!?

吉村崇は頭が上がらない人物として、明石家さんま、加藤浩次、有吉弘行を挙げた。さらに、小泉孝太郎は故・いかりや長介氏には頭が上がらなかったと話した。

贋作事件発覚から1か月後、三越の取締役会が行われた。岡田社長は事前に部下を集めてリハーサルを行い、近藤専務が中心となり岡田体制続行の段取りを確認。その通りに行けば、形式的な三越再構築案を提出して終了する予定だった。しかし、近藤専務は岡田社長の解任を要求。全員一致で岡田社長の解任が決定した。実はその3日前、反岡田派もまた、取締役会のリハーサルを実施していた。新聞社に「岡田有利」の情報を流していたのも反岡田派の策略だったという。その中心にいたのは、側近の近藤専務であった。こうして10年間の岡田独裁体制は幕を閉じた。その直後、岡田社長抜きで行われた記者会見では、近藤専務が社長解任を発表。この中で、岡田社長は解任の瞬間、「なぜだ!」と発言したと明かされ、その言葉は1982年の流行語にもなった。

新生三越として生まれ変わった三越本店では、大量の在庫となっていたカトリーヌが半額以下の値段で投げ売りされた。さらに、取締役会から1か月後、2人は特別背任罪の容疑で逮捕され、岡田は懲役3年の実刑判決を受けて上告。その裁判の途中に80歳でこの世を去った。一方、竹久は2年6ヶ月の実刑判決を受け、栃木刑務所でその刑期を過ごした。そして出所から数年後、デヴィ夫人は彼女と再会したという。

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岡田茂
毎日新聞
栃木刑務所
特別背任罪
カトリーヌ

1番だけが知っている (バラエティ/情報)
23:02~

「1番だけが知っている」の次回予告。

竹久みちの出所から数年後、パーティーで彼女と再会したと語るデヴィ夫人。事件後も公の場に姿を現していたという竹久。あるインタビューで「もう一度 竹久みちを作り出したい」と語っていた竹久は出所後、新たなブランドを立ち上げ、77歳まで会社経営を続けたという。この一連の事件を間近で見てきたデヴィ夫人は「美術品は人の心を豊かにするが、それには常に人の欲がつきまとう。その欲が如実に現れた事件」と語った。

吉村は、VTRの岡田茂元社長について「見たことあると思ったら、山根明前会長だった」とコメントした。

デヴィ夫人の結婚論「選ばれる女におなりなさい」(講談社)の告知テロップ。

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岡田茂元社長
山根明前会長
講談社
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選ばれる女におなりなさい

エンディング (その他)
23:05~

「1番だけが知っている」の次回予告。

「日曜劇場 グッドワイフ」の番組宣伝。

番組宣伝 (その他)
23:05~

「NEWS23」の番組宣伝。尾畠春夫さん(79)1100キロ“挑戦”

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尾畠春夫さん
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