上田晋也のサタデージャーナル 2019年1月12日放送回

『上田晋也のサタデージャーナル』(うえだしんやのサタデージャーナル)は、2017年4月1日からTBS系列(一部系列局を除く)で放送されている報道・情報番組で、上田晋也(くりぃむしちゅー)の冠番組である。放送時間は毎週土曜 5:30 - 6:15 (日本標準時)。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年1月12日(土) 5:30~ 6:15
放送局 TBS

番組概要

オープニング (その他)
05:30~

オープニング映像。

きょうは新春スペシャル企画第2弾。平成の次の世代について話す。今回のテーマは未来の日本を襲う無子超高齢化時代。平成元年は日本の人口減少を語るうえで大きな転機となった年であった。それが1.57ショックで、元年は1966年の出生率1.58を下回り、戦後では最低に(厚労省:人口動態統計より)。国民生活白書にも初めて少子化という言葉が登場。その後も出生数は減り続け、日本の総人口も平成20年をピークに減少している(厚労省:人口動態統計)。

キーワード
平成
高齢化
1.57ショック
厚生労働省
人口動態統計
国民生活白書
団塊の世代
平成三十年

平成のうちに考えておきたい 国民が半分に!?ニッポンどうなる (バラエティ/情報)
05:33~

団塊の世代が生まれた1947年~49年は毎年約270万人の出生数を記録していたが、去年の平成30年ではその3分の1で、戦後最低の92万人にまで減少した。次のベビーブームを作ると期待されていた団塊ジュニア世代は40代に突入。人口は減少の一途を辿ることに。堺屋太一氏は20年前に執筆した「平成三十年」の中で、人口減少を放置した現在の日本の未来を予測していた。たとえば、病院附属マンション誕生や年金支給年齢の先延ばしなどは現実になっている。

そればかりか、1年間出生数ゼロという現象も複数の自治体で発生。2年連続で出生数ゼロの奈良県の黒滝村と上北山村、1年半出生数ゼロの京都府笠置町などがそれにあたる。笠置町町長によると、町では中学生までは医療費・給食費・修学旅行費を無償化している。子どもが少ないことがハンデにならないよう、教育の充実は心がけているという。だが、地方の少子化は自治体の力では限界があるのだという。

キーワード
平成三十年
団塊の世代
文春文庫
堺屋太一
年金
平成
笠置町
西村典夫氏
黒滝村(奈良)
上北山村(奈良)
笠置町(京都)

平成のうちに考えておきたい 国民が半分に!?ニッポンどうなる (バラエティ/情報)
05:38~

日本の総人口は江戸時代、3000万人台で安定していたが、明治維新(1868)を境に約4倍に急増。まずはじめの増加(明治~大正)では、西洋化の波による工業化などで食糧・雇用が増え、西洋医療の普及により死亡率が低下したことが要因。この時期、産業革命の影響でイギリス等世界で人口増加した。続いて第二次世界大戦後は、戦争で失われた労働人口を補うため、終戦直後に第1次ベビーブームが到来。団塊の世代が誕生した。その後高度経済成長期がスタートすると、例えば農家の次男や三男なども集団就職で上京した。都市に移住した彼らは家族を形成。98%が結婚する“一億総結婚時代”となった。結果、日本の総人口は80年代に1億2000万人を突破した。

堺屋は、人口増加により生産力も増え、逆も然りで、関係はパラレルと説明。経済企画庁時代の少子化問題については、「昔は仲人がいた」と振り返った。経沢は、現在では「結婚しないの?」といった言葉などがセクハラやパワハラに当たると指摘。

小泉純一郎は2013年の講演会で、平成元年に100歳以上が2000人を超えており驚いたこと、また、13年敬老の日時点では5万7千人を超えたことを話した。現在は100歳以上人口は23倍の7万人。ではいまから30年後には何人になると予測されているだろうか?

1971年の高度成長期に多摩ニュータウンが誕生。憧れのマイホームを求め、団塊世代が移り住んだ。その永山団地の一画は現在高齢化率が42%で、出生数ゼロの高知・大川村の高齢化率43%と変わらない。都市部の高齢化は多摩だけでなく、神戸市の明石舞子団地は42%、横浜市も庄戸地区では47%。若者がニュータウンへ移住したことで発生した街全体の高齢化。現在若い世代がこぞって入居しているタワーマンションの50年後にもこの現象は起こりうるという。今や都市部でも無子高齢化の未来が迫っている。

無子高齢化について経沢香保子さんは「子どもを産むことが不利だというイメージ。とにかく育児が大変。少子化はそもそも大変さというイメージの問題もあるんじゃないか。できるだけ育児がしやすい社会にしていきたいなとは思っている」などと述べた。

キーワード
明治維新
国立国会図書館
東海道五拾三次日本橋 朝之景
松ヶ岡開墾場
富岡製糸場
産業革命
第二次世界大戦
第1次ベビーブーム
団塊の世代
イギリス
少子化問題
経済企画庁
通産省
セクハラ
パワハラ
小泉純一郎氏
高度成長期
平成
多摩ニュータウン
敬老の日
団塊世代
高齢化
永山団地
大川村(高知)
横浜市(神奈川)
神戸市(兵庫)
少子高齢化
ワンオペ育児
待機児童
少子化
婚活
東京都

平成のうちに考えておきたい 国民が半分に!?ニッポンどうなる (バラエティ/情報)
05:50~

日本の100歳以上人口は、いまから30年後(2050年)には53万人になると予測されている。森永は、人口減少自体を悲観することは決してないと指摘。太平洋戦争直前は総人口6000万人だったことも引き合いに。日本には30年先の人口構造をすでに実現している市町村がたくさんある。

2014年に「日本で最も消滅が近い村」と言われた群馬・南牧村は、人口1877人。65歳以上の高齢化率は約62%で、日本一高齢化率が高い。ただ意外にも、村民への取材からは、これを気にしている様子はない。村内にスーパーや病院はなく、高齢者だけで暮らすには不便な環境にも思えるが、顔をよく知る者同士で共助の関係を築いていた。村出身の三ツ木昌雄さん(92)は自家栽培のサツマイモで干し芋をつくっていた。9年前に妻を亡くし、現在は一人暮らし。「近所の人たちが家族みたいなもの」と話す。4人の子どもは村外で生活している。

取材中目立ったのは、村の空き家の多さ。また若者の姿も見られなかった。ある推計では2045年には人口455人になるとも言われている。南牧村の長谷川最定村長は「政策をうっても来ないものは来ない」等と危機感を示す。政策において「目先の結果にこだわらないこと」を重要視しているという。

森永は人口減少・高齢化を楽観視するも、堺屋は、人のふれあいのない町は町にならず、文化も育たないとデメリットを指摘。小倉はこれからの世代への負担について疑問視。森永は「年金だけが解決できない」と話した。

龍崎孝氏は人口減少について、「人口の再配置が必要。青森で家を作ったが、その集落で最も若い。年金で豊かな暮らしができる。その上で少子化を考える必要はある」と話す。適正人口について堺屋太一は「高齢者が多くなると発想が暗くなる」などとコメント。

日本の年金は100年安心と謳われたものの、信頼が揺らいで久しい。1970年には1人の高齢者を現役世代42.16人で支えたが、ことしの見通しは2.2人。30年後には1.5人と減り続け、現役世代の負担は増え続ける見通し。元大蔵官僚・経済学者の松谷明彦は、年金制度は危機的状況にあると指摘する。年金制度を維持するには「保険料の引き上げ」「支給開始年齢の先延ばし」「給付水準の引き下げ」が挙げられるが、いずれも大きな痛みを伴う。

読売新聞では公立校が10年後130校減ると伝えている。公立高校の統廃合が行われているという。その背景は少子化。合計特殊出生率の推移では1950年以降出生率は減少。2005年は1.26まで落ち込んだ。一昨年は1.43と現在の人口を維持するには難しい数字となっている。

森永は、もらえる年金が4割減ると指摘するも、試算で出した「夫婦13万円生活」について「なんともない」と話す。堺屋は「政府と日銀が合併すればなくなるお金」などと話し、財政赤字を問題なしと指摘。「やはり問題は少子化。遥かに重要な問題」とコメントした。

キーワード
小泉純一郎氏
敬老の日
太平洋戦争
サツマイモ
南牧村(群馬)
年金
厚生労働省
青森
読売新聞
少子化
ベーシックインカム
大阪万博
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