天空の方舟〜大雪山 氷河期から未来へ 2013年2月17日放送回

放送日 2013年2月17日(日) 15:30~16:54
放送局 TBS

番組概要

オープニング (その他)
15:31~

佐藤隆太が大雪山を訪れた。大雪山は日本最大級の山岳地帯で、豊かな自然を称える天空の楽園と呼ばれたが、山に降り積もる雪が減少していて地球の変化を感知するセンサーともなっていた。

キーワード
大雪山

天空の方舟~大雪山 氷河期から未来へ (バラエティ/情報)
15:34~

このあとは、佐藤隆太が聞く 大雪山 もうひとつの素顔。

ナキウサギが姿を見せた。ナキウサギは体長15cmほどの山のアイドルと言われる人気者で、鳴き声からその名前がついた。ナキウサギが住むのは十勝岳の中腹に位置し、ゴツゴツした岩肌が住処となっていた。ナキウサギは冬の食糧を貯めるのに忙しく、岩と岩の間に食糧を納めていった。

佐藤隆太がナキウサギの貯めたエサを拝見。エサは周辺にあるほとんどの高山植物となっていて、岩の奥に運び込んで保存食を作り、冬に食べる生態をしていた。

ナキウサギが北海道にやってきたのは氷河時代と言われ、大雪山の寒冷な気候と豊富な高山植物がナキウサギの暮らしを支えていた。

大雪山が紅葉に染まった。大雪山の山並みは神々が遊ぶ庭と例えられていた。

大雪山のパトロールをする柳沢準さんがヒグマの足跡を確認した。ヒグマは登山道を歩いているようで、登山道を見まわり安全を確認していた。登山道に9か所設置してある自動撮影カメラが捉えたヒグマは、登山道のすぐ側で生活していてヒグマ情報センターではヒグマの出没情報などをレクチャーしていた。佐藤文彦代表は、大雪山のヒグマは100パーセントを高山植物で生活していて、高山植物が無くなるとヒグマの生死に関わると話した。

キーワード
大雪山
ナキウサギ
紅葉
ヒグマ
佐藤隆太

天空の方舟~大雪山 氷河期から未来へ (バラエティ/情報)
15:47~

大雪山は100万年前の火山活動によって形作られ、今も十勝岳が活発な活動を続けていた。一番最近に噴火したのは25年前で、地元消防団を指揮していた永井忠さんは当時の爆発した様子を語った。

続いて 佐藤隆太が行く 夏の大雪山縦走 最奥地へ。

大雪山が雲に覆われ、一気に冷え込んだかと思うと一面雪の世界となった。山々は鋭さを増し、神々の座は人を寄せ付けない聖域となった。

雪が溶け始めた山肌にナキウサギが姿を見せた。ナキウサギは食糧の残りを引っ張り出して食べるなどして厳しい冬を生き残っていた。

大雪山の奥地へ北海道大学の調査チームが向かった。調査チームが向かうヒサゴ沼は大雪山でも奥深くにあり、この春は雪が少なくなるという異変が起きていた。工藤岳准教授はヒサゴ沼周辺で25年間、季節の変化と高山植物の成長の変化を調査していて、雪解けの変化をグラフにしたもので年々雪解けが早くなっていることが判明した。

大雪山へ降り積もった大量の雪は、シベリアから吹き付ける風に飛ばされてできる風衝地や、雪が吹き溜まる雪田の2つの環境を作っていた。雪の少ない風衝地では地表に日差しがかかるため、雪はすっかり溶けてミネズオウなどの植物が先んじて花をつけていた。

キーワード
白金温泉
大雪山
トムラウシ山
十勝岳
ナキウサギ
ヒサゴ沼
ミネズオウ
コメバツガザクラ
ミヤマキンバイ
佐藤隆太

天空の方舟~大雪山 氷河期から未来へ (バラエティ/情報)
16:00~

続いて 佐藤隆太が聞く 日本一お花畑の秘密。

佐藤隆太が大雪山を縦走した。一行は新得町の登山口からスタートし、トムラウシ山を越えてヒサゴ沼をわたる3日間のルートを歩いた。歩き始めて1時間、十勝連峰が姿を見せた。

一行はぬかるんだ道や雪渓の道を進み、大きな岩が斜面を埋めるガレ場を抜けてトムラウシ公園へ差し掛かった。

大雪山は日本一広大なお花畑となっていて、春の時期はチングルマなどが咲き乱れた。花の間には氷河期の生き残りであるウスバキチョウが飛び回り、鮮やかな色は日本で一番美しい蝶と言われていた。

チョウ研究科の渡辺康之さんは約40年、大雪山でウスバキチョウの調査をしていた。ウスバキチョウは石の裏に卵を産み、幼虫はコマクサをエサにしていたため大雪山でしか生息していない。しかし、ウスバキチョウとコマクサは年々減少していて、渡辺康之さんはこれが永遠に続いて欲しいと話した。

佐藤隆太らがトムラウシ山直下の南沼キャンプ指定地へ到着すると、ここで山岳写真家の市根井孝悦さんと待ち合わせをしていた。市根井孝悦さんは四季を通じて大雪山を歩き、写真を撮り続けている写真家で、夏の間はキャンプ指定地周辺で花を撮影していた。

市根井孝悦さんが佐藤隆太を南沼へ案内した。南沼は透明な青い水をたたえた湖で、市根井孝悦さんはこれがあるから訪れる人が不思議な感覚を抱くと話した。

佐藤隆太が大雪山縦走で出会った風景について、大雪山の山事態の鼓動みたいなものを感じれるので、その中での風景は格別だと話した。

キーワード
大雪山
トムラウシ山
ヒサゴ沼
十勝連峰
トムラウシ公園
ウスバキチョウ
チングルマ
コエゾツガザクラ
エゾコザクラ
ハクサンイチゲ
コマクサ
南沼
佐藤隆太

天空の方舟~大雪山 氷河期から未来へ (バラエティ/情報)
16:19~

続いて 山の新アイドル ナキウサギのこども登場!

佐藤隆太は大雪山の濃い霧の中を進み、ヒサゴ沼へやってきた。

佐藤隆太はヒサゴ沼で北海道大学大学院の工藤岳准教授に植物などについて教わった。大雪山では雪の解け方で花の成長が変わるため、花の咲いている場所と咲いていない場所がはっきりと分かれていた。昆虫の数を数えるなど、工藤さんの調査を見学した。雪解けが早まったことで、大雪山の生態系では徐々に変化してしまっているという。

大雪山縦走3日目、佐藤隆太はゴールの天人峡を目指す。岩を登り頂上へ行くと、霧が晴れてきて広大な風景が姿を現した。

キーワード
ナキウサギ
大雪山
ヒサゴ沼
北海道大学大学院
エゾオオマルハナバチ
チングルマ
キバナシャクナゲ

天空の方舟~大雪山 氷河期から未来へ (バラエティ/情報)
16:30~

続いて 佐藤隆太が初挑戦 冬の大雪山へ

大雪山は夏になるとナキウサギが冬の準備を始める。ナキウサギのこどものあどけない表情を映した。

大雪山のヒサゴ沼で調査を続ける北海道大学大学院の工藤教授。この日は高山植物の種の出来具合を調べていた。工藤さんは自然が少しずつ変化していくなかで、未来を見据えた取り組みを始めていた。かつてハクサンイチゲの花畑だった五色ヶ原は、雪解けの早まりなどにより土壌の乾燥化が進み、ササが高山植物にとってかわりつつある。工藤さんはササを刈り取る実験などを行い、自然を元に戻すための研究を続けている。

大雪山の自然の恵みは身近なところにもある。高砂酒造では大雪山の伏流水を使った日本酒を作っている。原料の米も大雪の雪解け水で育った旭川産だ。

佐藤隆太は層雲峡・大雪山写真ミュージアムを訪れた。写真には夏に大雪山を訪れた佐藤隆太の知らない風景が捉えられていた。市根井さんは秋に紅葉する直前の緑沼で撮ったお気に入りの写真を佐藤に見せた。市根井さんは小さな季節の変化に気づくことが大切だと語る。

キーワード
大雪山
ナキウサギ
ヒサゴ沼
北海道大学大学院
五色ヶ原
ハクサンイチゲ
ササ
緑沼

天空の方舟~大雪山 氷河期から未来へ (バラエティ/情報)
16:41~

続いて 佐藤隆太 感激 北海道最高峰から絶景

佐藤隆太は冬の旭岳に登る。雪で覆われた山肌にはエビの尻尾のような形が見えた。冬の大雪山を初めて登った佐藤は、「山が凛としててすごくかっこいい」と話した。

キーワード
北海道
旭岳
大雪山

天空の方舟~大雪山 氷河期から未来へ (バラエティ/情報)
16:46~

佐藤隆太が大雪山の雪山に挑戦。高度を上げていくと眼下に表大雪の山々が見えてきて、ついに旭岳の山頂に登頂した。佐藤隆太は、道中なんども振り返るがそれでも感動していて、頂上だと先がなくトップから眺める景色は格別だと話した。

佐藤隆太が大雪山の旅を振り返って、体験してみて感動できる点が多々あり子どもの世代にも残したいし子どもにも見せたいと思える景色なので、次の世代にとっていかなければならないと話した。

音楽:姫神/テーマ曲「天空への旅」/挿入歌「永遠の花」「天花」

キーワード
旭岳
大雪山
姫神
天空への旅
永遠の花
天花

エンディング (その他)
16:51~

エンディング映像。

  1. 2月17日 放送