健康カプセル!ゲンキの時間 〜外来数急増!知らなきゃ損!〜漢方活用術

『健康カプセル!ゲンキの時間』(けんこうカプセル ゲンキのじかん)は、2012年4月1日より、CBCテレビの製作により、TBS系列で毎週日曜日7:00 - 7:30(JST)に放送されている健康に関する情報番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年11月19日(日) 7:00~ 7:30
放送局 TBS

番組概要

オープニング (その他)
07:00~

大学病院にかつてはわずか19件しかなかったその外来がことしになって54件と大幅増加。7割超の病院で治療が行われている「漢方」。しかし、世間のイメージは「お値段的にも高いんじゃないか」「種類が多すぎてよくわからない」「中国医療という感じがする」など。しかし、漢方医学とは日本で育まれた日本独自の医学。漢方は7世紀頃に中国から日本へ伝わり、日本人の体質に合わせて独自に発展。かの徳川家康も利用していたほどで、今なお進化しながら受け継がれている。

キーワード
漢方
自律神経
ホルモン
血液
リンパ液
便秘
更年期障害
肩こり
腰痛
東京女子医科大学
漢方医学
徳川家康
中国

健康カプセル!ゲンキの時間 (バラエティ/情報)
07:02~

広井さん(57歳)は実に10年間も体調がすぐれず悩んでいる。症状も眠れない、疲れが取れないなど多岐にわたり、何科に言ってどんな薬を飲めばいいのか長年悩んでいる。広井さんに対して行う漢方の診察は「1.問診、2.脈診、3.腹診、4.舌診」。それぞれの特徴から不調の根源を見つけ出し、ベストな漢方医ひとつに絞り込む。問診では体内で何が起きているのか、その全体像をつかむ。広井さんから一通り症状を聞いた伊藤教授はある可能性を導き出していた。漢方には体の状態を見極める3つのポイントがある。「気」「血」「水」という漢方独特の概念だ。気はエネルギーのようなもので、自立支援やホルモンの働きなど。つまり冒頭のクイズはAの元気が正解。血とは西洋医学の血液に栄養が加わった東洋医学的概念。水はリンパ液などの血液以外の体液。

問題「次のうち漢方に由来する言葉は?」。A:元気、B:健康、C:手当。滝はCを、三宅・満里奈はAを選択。

東京女子医科大学東洋医学研究所クリニックの伊藤隆教授に漢方医学について聞く。西洋医学と漢方医学の違いを風邪を例にとって説明。西洋医学の場合は熱を下げる薬や痛みを抑える薬、医薬、抗生物質などが入る。漢方薬は原則1種類で、選択肢は10数種類ある。漢方薬は複数の生薬を組み合わせて作る。葛根湯なら桂皮や葛根など7つの構成。教授の言う1種類とはそうした組み合わせのこと。西洋の薬と同様に薬の副作用はあるそうだ。また、日本には純粋な漢方医は存在しない。日本で漢方医となるためには医学部に入り、卒業して国家試験を通らないといけないが、全て西洋医学の医者だ。日本の漢方医は様々な分野の西洋の専門医が漢方を勉強し漢方医となっている。西洋医学との違いはその独特な診察方法にあった。

この3つがそれぞれ関わり合い、バランスよく体内をめぐることで健康が保たれるというのが漢方の理論。逆にこの3つのバランスが悪くなると健康に害が出るとされる。広井さんに当てはまる総合的な原因は気の不調だと考えた教授。次に行われたのがその人の体質を見極める脈診。その人の脈を3本指で見る。西洋医学では通常は中指の腹だけで行う。それぞれの場所で深く押したり浅く押したりしながら脈の力を個別に感じ取る。漢方では脈が強い人を実や実証と言い、強い薬を使う。一方で脈が弱い人を虚あるいは虚証と言い、弱い薬を使う。虚・実は体力や抵抗力の強弱を示す指標。虚の人は病気に対する抵抗力が弱く、実の人は抵抗力が強い。実の人の抵抗力が望ましく思えるが実はそうではない。風船で例えると、空気が足りないとしぼむが、逆に膨らみすぎると割れてしまう。偏ることなくバランスのとれた中間体が丁度いい。また、その人がどちらのタイプかによって同じ病気でも出る症状が異なるため、体質の見極めは重要。

教授の見立てでは、広井さんの本来の脈の力は弱めで、体質は虚証と判断。次は症状の根源に迫る腹診。腹診はへその周りを押したり触れたりする漢方独特の診察法。反発力は違和感・痛みなどから体質の確認や症状の原因を推察。広井さんの腹力は5段階中2くらいの「虚」のお腹。教授の指は狙いすましたかのように肋骨の下へ。肋骨下のポイントで痛みを感じることがわかった。さらにへその上あたりを入念に押す教授。教授は「この時点で漢方的な診断はついています」と話す。

キーワード
漢方
自律神経
ホルモン
血液
リンパ液
便秘
更年期障害
肩こり
腰痛
西洋医学
漢方医学
北区(東京)
東京女子医科大学東洋医学研究所クリニック
葛根湯
漢方薬
桂皮
葛根
風邪

健康カプセル!ゲンキの時間 (バラエティ/情報)
07:12~

お腹を押すように診察した教授。上半身で汗をかきやすく、足は冷える広井さんに対し教授が下した診断は気逆。本来なら体内をめぐる気が自立神経などの乱れにより上に上がったままの状態になっている。そのため、広井さんは足は冷えるのに顔は熱いために熟睡できない。これは自立神経がかかわる気の不調による症状の典型だという。最後に広井さんの下の状態を確認。診断の精度を上げるためのもので舌診という漢方独特の方法。結果は、教授の見立て通り。下側面部は干上がった田んぼと同じで首から上へ溜まった熱で水分を消耗している。そんな広井さんに処方された漢方薬は「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)。体の熱や炎症をとり、気の働きを整えてくれる。気の流れを正常に戻すことで手足の冷えを改善。すると喉の渇きや不安、イライラも解消。良く眠れるようになるという。本来持つ免疫力を上げていき、その他の症状を段階的に消していく。これこそが治療方針の見えない不調を原則1種類の薬で治す漢方の治療。ちなみに、意外と知られていないが漢方は基本的に診察・処方薬ともに保険適用。治療を受けた広井さんは「対処方がわかったことが50代を楽しく生きられそう」など話す。伊藤隆教授は「漢方医学のように細分化された病理概念がない。非常に大雑把ですけど、大雑把なりにかえって見えるところがあって、わたしたち日本の医者は東洋の知恵と西洋の新しい学問をミックスした診療を世界の最先端と思ってプライドを持ってやっているつもりなんです」など話す。

このあとは人気の漢方ブティックとおすすめの薬膳スープを紹介する。

不調ではあるものの病気とまではいかない状態を漢方医学で「未病」という。改善するには日頃のケアが必要だ。

VTRで紹介された漢方における指標。「気・血・水」の3つのバランスが崩れると体にさまざなな病状があらわれる。番組ではそれをA,B,Cのタイプ別に現した。三宅裕司は「私はBタイプですよ。動悸・不整脈、肌乾燥する、こむら返りです」など、滝裕可里は「結構むくむのでCかな」など述べた。Aタイプは気虚(エネルギー不足)で、Bタイプは血虚(栄養・潤い不足)、Cタイプは水毒(水の流れが不調)。伊藤隆教授によると、気虚はエネルギー不足の状態で消耗が多い。血虚は血液あるいは栄養の不足。血の量や質が良くない。水毒は水の流れが悪く、生活習慣やストレスなどで水の代謝が低下する。対策・改善策についえ教授は「気虚の方は十分に睡眠を取る。ストレスがある場合は適度に休む」など述べた。血虚の人はレバー・赤身肉などで鉄分摂取を心がけること。水毒の人は塩分・水分の摂取量に注意。

キーワード
漢方
自律神経
ホルモン
血液
リンパ液
便秘
更年期障害
肩こり
腰痛
薬膳スープ
未病
上熱下寒
柴胡桂枝乾姜湯
漢方医学
風邪
動悸
不整脈
めまい
むくみ
こむら返り
東京女子医科大学東洋医学研究所
レバー
赤身肉
鉄欠乏
鉄分
塩分

健康カプセル!ゲンキの時間 (バラエティ/情報)
07:21~

このあと!自宅で簡単にできる薬膳スープを紹介!

女性に人気の「漢方ブティック」の紹介。ニホンドウ漢方ブティックで販売している五巡茶には熊笹やみかんの皮が入っており胃腸を整えるという。初心者に人気なのが「サムゲタン風スープキット」。必要な材料がセットになっており、薬膳の勉強を始めるのにピッタリだという。身近にも薬膳の素材はたくさんあり、シナモンは冷えから来る腹痛や月経痛に効果があり、ひまわりの種はめまいや不眠、耳鳴りに効果がある。はと麦は肌の調子を整え、菊の花は疲れ目や充血など目のトラブルに、白ごまは肌の潤いや便秘解消に効果がある。また併設の漢方薬局では細やかなカウンセリングのもと、薬のアドバイスをしてくれる。漢方薬局は調剤薬局とはことなり、保険適用外となる。最近では漢方薬局が運営する薬膳レストランも人気。薬膳素材を好きにトッピングできるサラダバーではクコの実やカボチャの種など体調に合わせたオリジナルのサラダを作る事ができる。中でも一番人気は薬膳スープ。高麗人参やシナモンなど約前素材が多く含まれカラダを芯から温める。

キーワード
ニホンドウ漢方ブティック
五巡茶
サムゲタン風スープキット
デトックススープランチ

健康カプセル!ゲンキの時間 (バラエティ/情報)
07:25~

薬膳スープの紹介。冷えに効く、鶏肉と花椒のあったかスープはナツメや花椒、生姜が豊富に入り、血流を良くする長ネギが入っているという。むくみに聞くのはハト麦入りミネストローネ。むくみ解消に良いとされるハト麦が入っており、またたっぷり野菜でエネルギーも補える。首肩のコリに効くのは黒きくらげの黒酢スープ。黒きくらげは血液サラサラ効果があり、黒酢と長ネギは血行を良くする働きがある。

エンディング (その他)
07:27~

今回の放送内容を「元気の秘訣は漢方っすぃ」との一句にまとめた。

エンディングの挨拶をした。

「健康カプセル!ゲンキの時間」の次回予告。

キーワード
漢方
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