TBSレビュー デジコンがアジアをつなぐ

『TBSレビュー』(TBS Review)は、TBSの関東ローカルにて放送されている自己検証番組・自己批評番組である。「レビュー」の言葉のとおり、TBSの放送・報道・番組のみならず、放送界全体の動向・問題を検証・検討する目的で放送されている。1997年1月25日放送開始。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年12月9日(日) 5:40~ 6:00
放送局 TBS

番組概要

オープニング (その他)
05:40~

オープニング映像。

秋沢淳子アナがオープニングの挨拶。この番組では毎回視聴者の声を紹介しながら放送の今を考える。今日の特集は「デジコンがアジアをつなぐ」。TBS主催の短編映像コンテストがアジア地域で果たす役割について考える。

キーワード
DigiCon6 ASIA

番組審議会 (バラエティ/情報)
05:40~

11月19日に行われた番組審議会について紹介。取り上げられたのは10月28日に放送された「アッコにおまかせ!」。和田アキ子さんを進行役に据えて展開する日曜お昼の情報番組で、視聴者に支持されて今年で34年目に突入。生放送の情報番組として最長寿番組となる。尾縣貢さんが「『和田アキ子』というと厳しい批判・毒舌というイメージがあるが決してそうではない。プリンセス駅伝の脱水症状・四つん這いの件は番組によっては運営を批判したり、美談にしているものがあったが、それがなかった。世論を無理に引っ張ることをしなかったのは良かった」と、水無田気流さんが「安心して見られる番組だが、芸能界の外部に出ていかないところが良くも悪くもマンネリズムになっている。今後も和田アキ子さんのキャラクターに特化した番組のあり方が続くのか、視聴者が若年化した時に続く番組なのかが気になる」と語った。これらの意見に対し、番組担当の志賀順さんが「番組作りの上で非常に参考になりました」と述べた。

9月8日に放送された「ジョブチューン スゴ腕ハンター密着SP!」ついて役員から報告。希少生物を捕獲するハンターを紹介するコーナーなのだが、ハンターが主にペットショップでの販売を目的として活動していたことなどから、「法令違反ではないとしても、日本固有の生物を捕獲して売って儲けていることをあたかも良い事のように放送するのはどうなのか」「乱獲は生態系に大きな影響を与える」といった批判の声が多数寄せられた。國分幹雄常務取締役は、9月21日にホームページにて反省の意を示したことを報告した。また、撮影現場の沖縄県石垣市などから抗議決議などが届いたことなどを受け、TBSがお詫びと再発防止への努力を誓ったことも報告された。この報告に対し、佐藤智恵さんが「環境問題については特に外国人株主の目が非常に厳しい。今後環境問題をどのように取り扱っていくかは会社全体の問題として受け止められた方が良いかと思います」と語った。

キーワード
和田アキ子
アッコにおまかせ!
石垣市
ジョブチューン
プリンセス駅伝
脱水症状

今日の特集 (バラエティ/情報)
05:46~

本日の特集のテーマは「デジコンがアジアをつなぐ」。TBSが2000年から主催している短編映像コンテンスト「DigiCon6 ASIA」は、映像制作を志す若者を中心に国内のみならずアジア地域から作品を募り、新たな才能を発掘する試みだ。第20回となる今年はスリランカが初参加することになり注目を集めた。デジコンの役割と課題について考える。

「DigiCon6 ASIA」の審査会の様子を紹介。今回、アジア12の国と地域からの応募作品の総数は約2000点。この審査会にはそれぞれの地域の代表である12のゴールド作品が集められた。今回の大きな特徴は、コンピューターグラフィックスなどを用いたアニメーション作品が多く選ばれていたこと。12作品のうち11作品がアニメーションだった。審査を担当するのは映画監督やアニメーション作家など映像業界の第一線で活躍するアジア出身のプロフェッショナル達。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」などの演出を手がけてきたTBSの土井裕泰さんも審査員として参加。 土井さんは「たくさん刺激をもらいましたし、とてもバラエティーに富んでいた。技術も高い。アジアだからこそ共通する感情がありますが、それぞれの国の生活背景なんかが見える瞬間がありとても興味深い」と語った。

DigiCon6 ASIAの運営の責任者を務めているはTBS・CSR推進部の大山寛恭さん。「日本だけでなくアジアの仲間と一緒にやっていきたい」との思いから5つの国に声を掛け、そこから発展してきたという。大山さんが「アジアといっても国や地域によって生活事情は全然違う。共通しているのは映像を作っている・映像を楽しんでいるということ。短編なので込み入ったストーリーを映像だけで表現する。言語もなく、映像の表現だけで理解が広がるという力を持っている」と語った。20回の節目を迎えた今年、新たに参加を決めたのがスリランカ。参加にあたっては、スリランカで国際協力活動を行ってた秋沢淳子アナも過去の作品の上映会を開催するなど現地に何度も足を運んだという。スリランカの作品は、今でも伝統に行われている新入生に対する上級生たちの理不尽ないじめを描いたものだ。監督自身が体験したいじめをドラマの形で作品に仕上げられている。大山さんは「スリランカはほとんど実写。社会に対する鋭い眼差し、問題提起を含んだ作品が多い。緊張感がある一方、ユーモアのセンス・笑いという部分が少なく、それがスリランカのお国柄を表しているのかなと思います」と語った。

11月17日、東京・丸の内でDigiCon6 ASIAの授賞式が行われた。グランプリには、インドのソムナット・パルさんによる父親の死を描いたアニメーション「Death of a Father」が選ばれた。貧しい農村に餌を求めて侵入してくる神聖な動物・像と村人との軋轢を描いたスリランカの作品が、アジアならでは視点が評価されアジアン パースペクティブ賞を受賞。審査員の塩田周三さんが「審査をしていると『作家に会いたい!』と思う作品が出てくる。この作品はそういう作品。スリランカの農民の方々が直面する社会情勢を描いている」と評した。

大山寛恭さんがDigiCon6 ASIAが今後果たす役割について、「映像コンテストで始まったものですが、映像が持っている力を考えていくと、映像を作っった人たちを褒めるだけでなく作品をアジアに返していく。映像を待ち望んでいる人たちや、映像を楽しみたい人たちに返していく活動tに力を入れたい。また、アジアには映像を作る楽しさを知らない子どもたちが多くいるので、そういう子どもたちと一緒に映像を作っていこうという呼びかけも合わせて目指していきたい。アジアの国々が一緒にやっているムーブメントということがDigiCon6 ASIAの価値だと思います」と語った。DigiCon6 ASIAは移動映画館という日本のNPOの活動に賛同し、映像を視聴する環境に乏しい国や地域の人たちにも楽しんでもらえるよう、コンテスト受賞者の作品を貸し出している。映像を作る楽しみ、観る楽しみの両面でDigiCon6 ASIAの果たす役割は大きくなっている。

キーワード
TBS
DigiCon6 ASIA
逃げるは恥だが役に立つ
丸の内(東京)
ソムナット・パル
アジアン パースペクティブ賞

エンディング (その他)
05:58~

ご意見・お問い合わせはTBSのホームページなどで受付している。手紙は〒107-8066「TBSレビュー」係、FAXは03-3505-4190まで。

「TBSレビュー」の次回予告。

エンディング映像。

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