櫻井翔×池上彰 教科書で学べない「ニッポンの想定外」 二階堂ふみ・本田望結

放送日 2018年2月6日(火) 19:00~20:54
放送局 日本テレビ

番組概要

オープニング (その他)
19:00~

緊迫する北朝鮮情勢や、東京オリンピックの想定外など日本の様々な想定外を徹底取材。

櫻井翔の挨拶。本日のテーマは日本の想定外。池上彰は「まさかこのシリーズの第三弾があるとは思いませんでした。これが最大の想定外」だと話した。二階堂ふみは「大学の近くの喫茶店でピラフを頼んだらチャーハンが出てきた」などと話した。

キーワード
東京オリンピック
天皇陛下

櫻井翔×池上彰 教科書で学べない「ニッポンの想定外」 (バラエティ/情報)
19:02~

東京・渋谷、平日の深夜、スタッフがラジオを特定の周波数に合わせると、軍歌のような音が流れてきた。これは北朝鮮の国営ラジオ放送。午前1時15分を過ぎると女性アナウンサーの声が聞こえ「321ページ41番 516ページ65番」などと読みあげた。暗号放送と呼ばれるもので北朝鮮が海外に潜むスパイに司令を送っていると言われている。1987年に起きた大韓航空機爆破事件は北朝鮮工作員が暗号放送で司令を受け旅客機を爆破。その後2000年に放送は中断したが最近になって突如再開した。月に約4回流れる内容は「21号探査隊員のための通信教育課題をお知らせします」だった。そのあとページ数と番号を次々と読み伝えていた。元脱北者のアン・チャンイルさんは「あらかじめ指定された聖書などを使って暗号を解読し司令を受け取る」などと話した。聖書を使った解読方法を説明した。韓国・ソウルでも暗号放送を聞くことができた。韓国には約2000人のスパイが潜伏しているという。

想定外の手口とは?

北朝鮮の暗号放送は日本全国どこでも聞けるという。本が分かっても解読されないようにいろんな手段が施されているという。2000年に北朝鮮もインターネットで色々やるようになったと言われているがインターネットだと送った者と受け手が分かってしまい工作員が捕まったこともあった。そこでアナログなラジオ放送に戻ったと言われている。

北朝鮮について日本の教科書では、一党独裁のもと経済政策の失敗で生産が伸びず多くの人々が飢餓に苦しんでいる、国から脱出する脱北者と呼ばれる人たちも出現と書かれている。脱北者の数は年間約3000人と言われている。これまでに計3万人が脱北しているという。

2017年、11月・軍事境界線、板門店で北の兵士が脱北した。苦しい生活から逃れるため命がけで海外に亡命する脱北者に意外な変化が起きているという。韓国では「モランボンクラブ」という北朝鮮の脱北者が主役の人気の番組がある。「今会いに行きます」にも脱北者が出演し北朝鮮の恋愛事情を話している。こうした番組は脱北バラエティーと呼ばれ脱北者が人気タレントとなっている。中でも人気なのがキム・アラさん26歳。ドラマやミュージックなど女優としても活躍している。彼女を人気にしたのが韓国国内を旅して回る「花より脱北女」だった。

キム・アラさんに話を聞くため、韓国・ソウルを訪れた。キム・アラさんは「「北朝鮮にいた頃は、明日ご飯を食べられなくて死ぬかもしれないと思っていた」などと話した。キム・アラさんは15年前12歳で脱北した。ご飯を食べるのは2日1回だった、ネズミを捕まえて焼いて食べる事もあった。父親は脱北に失敗しいまだに行方不明だという。現在はソウルで母を生活している。子供の頃は日本のせいで貧しくなったと教わり、更に韓国は北朝鮮より貧しい国だと習ったという。キム・アラさんは「来てみたら正反対だった」などと話した。脱北者のアラさんの友達は「アラと会うと故郷に帰ってきた気がする」などと話した。

本田望結は「もうちょっと脱北した人はヒソヒソとバレちゃいけないみたいな感じだと思ってた。凄く明るくて気になりました」などと話した。脱北者でも地位の高い人が気密などを漏らすと狙われると言われている。生活ぶりを伝えている限りでは大丈夫だという。脱北すると韓国の情報機関が必ず事情聴取をする、スパイではないとわかると韓国の国籍が与えられるという。脱北者がスパイだったケースもある。

キーワード
大韓航空機爆破事件
ソウル(韓国)
渋谷(東京)
板門店
モランボンクラブ
今会いに行きます
花より脱北女

櫻井翔×池上彰 教科書で学べない「ニッポンの想定外」 (バラエティ/情報)
19:21~

イスラエル政府のスパイ機関「モサド」。世界最強とも言われている。その暗殺作戦を一部始終をとらえた映像を紹介した。モサドが武装組織のマヅムード・マブフーフを暗殺した映像を説明した。マヅムード・マブフーフの暗殺のために総勢26人のスパイが暗殺に関与していた。

スパイたちがどこに出国したかを調べると、フランスやイギリスなど全員バラバラだった。教科書にあるスパイのことが出ている。それはロシアのプーチン大統領。プーチン大統領はKGBのスパイだったことを誇りに思っているという。

ソ連時代にタス通信社で記者をしながらスパイをしていたプレオブジェンスキー氏に池上彰がインタビューをした。プレオブジェンスキー氏が接触したのは日本にいる中国人で狙いは中国の内部情報を教えてくれる情報提供者を作ることだった。東京にあるいろんな大学を訪れ記者のふりをして留学生のそばを歩いて中国人を探していたという。中国語の個人教師を探しているといい授業料を払い中国人と親しくなった。スパイ活動は当時のソ連大使館で働く人達も行っていた。プレオブジェンスキー氏は罪悪感に苦しめられ教会で懺悔していていた。同僚の多くはストレスと心理的な矛盾でいろいろな病気になって亡くなったなどと話した。プレオブジェンスキー氏は1985年公安部に摘発されたが事情聴取の途中、国の命令でソ連に帰国し、その後アメリカに亡命した。

松木安太郎はスパイについて「今見ていると映画の1シーンみたいな感じですね」などと話した。最近は中国の産業スパイが日本企業の中でいろいろな情報を盗んでいるといわれている。

スパイたちのひみつ道具が登場し紹介した。何の変哲のない革靴、かかとの部分が開く仕組みになっている。情報が入ったカードなどを隠して運んでいたという。クルミは中が空洞になっていてものが隠せるようになっていた。暗号文を渡す時にKGBなどが使っていたもの。女性が使っていた口紅は、口紅ではなくピストルだった。トドメを刺すことから死のキスと呼ばれていた。

スタジオにスパイ道具が登場し紹介した。世界各国で使われている硬貨の中にスパイ道具が混じっていた。硬貨には刃が仕組まれていて攻撃用ではなく、捕まった時に縄などを切るのに使われていたという。

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モサド
マヅムード・マブフーフ
プーチン大統領
KGB
渋谷区(東京)
タス通信社

櫻井翔×池上彰 教科書で学べない「ニッポンの想定外」 (バラエティ/情報)
19:40~

スタジオで犬の糞型のスパイ道具を紹介した。中には発振器が入っていていろいろな情報を飛ばすことが出来る。ベトナム戦争時代アメリカ軍が使用していた。

2001年にアメリカ同時多発テロが発生。事件から9年、CIAは首謀者ウサマ・ビンラディンのアジトと思われる場所を特定した。その時ビンラディンを確認した道具といわれているのがレーザーマイクロホンだった。立命館大学の西浦敬信は特殊なマイクの研究に取り組んでいる。レーザー光線を使って離れた場所の音を捉えることができる。レーザーマイクロホンの凄さを徹底検証した。15m離れた部屋にいる男性1人の声を拾う実験は成功した。レーザーを当てたのは男性の近くにあったペットボトル。空気がペットボトルを震わせて振動を読み取り音声に変えている。複数の声が聴こえるかの実験も成功。20m離れた車の中で大きな音楽をかけながらの声は拾えるか実験。車内カメラの音声は音楽で完全にかき消されていた。

20m離れた車の中で大きな音楽をかけながらの声は拾えるか実験。車内カメラでは音楽にかき消され何も聞こえなかったが、レーザーマイクロホンでは聞くことができた。喉にレーザーを当て喉の振動だけを読み取っているという。そのため対象の人の声だけが聞こえるという。

特殊マイクの実験で今回はレーザーだったが、以前は超音波を使っていたと言われている。

東京で2回目のオリンピックはうまくいのか。1964年の東京オリンピックでは日本人が大活躍した。メダルラッシュに日本中が湧いた。大成功と思われていた東京オリンピックだが実は想定外の連発だった。

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ベトナム戦争
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立命館大学
CIA
ウサマ・ビンラディン
東京オリンピック

櫻井翔×池上彰 教科書で学べない「ニッポンの想定外」 (バラエティ/情報)
19:52~

1964年の「東京オリンピック」を実際に見た人と質問すると当時小学1年だった松木さんのみでテレビで見ていた話す。この「東京オリンピック」では想定外の事が起きていたという。開会式ではギッシリと詰まっている観客がいたが、水泳やフェンシングの会場ではガラガラと空席だらけだった。

1964年の「東京オリンピック」の会場はガラガラだった。その光景を実際に見たというのがなぎら健壱さんだった。当時小学6年生だったなぎら健壱さんはガラガラでどっかの学校の生徒が来ては帰り来ては帰りで5分で回転していて「面白くなかった」と話す。ながらさんが観戦したのは長距離走だったが、会場では実況が入らなかったため誰が走っているかなどの情報がなく黙々と知らない人が走っていて盛り上がるはずがなく5分もしないうちに悪夢だと話した。

スタジオで「国立競技場」の観覧席を写した写真が公開される。写真で観客は学生服を着た人ばかりだった。池上さんによると当時の東京都などが空席を心配して児童・生徒を招待したという。今ではチケット入手が困難なサッカーもブラジル戦でも観客は生徒のみで、山里も「静止画なのに盛り上がってる感じがしない」と感想を述べた。観客について羽根田選手はガラガラだと審判がいる練習みたいで、名前が呼ばれたり、ゴールした瞬間に歓声があがるのがスポーツの醍醐味である。盛り上がりに欠けていた理由について、戦後間もなく日本は貧しい状態だった。

現在、日本人のマナーについて自主的にゴミ拾いをするなどその良さは世界的にも有名である。しかし、日本人のマナーが最悪だった頃がある。尾久駅で停車した電車の車内の中を写した写真にはゴミが散乱しており、長距離電車で弁当を食べ終えると窓からポイ捨てしていた。そのため、マナー向上への標語として「街頭で立ち小便しない」「電車内でケンカをしない」「路上では上半身裸で歩かない」と書かれていた。当時の写真でもおじさんが上半身裸で談義している様子で、松木さんも女性も薄着ではだけるような格好だったなど明かす。東京オリンピックで外国の人が来るため、こういう格好はやめましょうと一大キャンペーンが展開された。

上半身裸ということで羽根田さんのトレーニングしている時の写真が公開され「これだけ鍛えていると裸で歩いても気持ちいいのでは」と話し、その筋肉をスタジオで披露した。

日本で行われたキャンペーンは「ゴミはゴミ箱に捨てましょう」というものであちこちにゴミ箱が設置されゴミはゴミ箱に捨てるというのが習慣になった。しかし、2020年にはゴミ箱に爆弾が仕掛けられたら大変という事で、テロ対策としてゴミ箱を全部撤去される可能性がある。

テロ対策としてゴミ箱を撤去し、出たゴミをどうするかが2020年の「東京オリンピック」の課題となっている。

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櫻井翔×池上彰 教科書で学べない「ニッポンの想定外」 (バラエティ/情報)
20:04~

平和の祭典であるオリンピック。東京五輪が開催された時、参加していなかった中国は核実験を繰り返していて、その映像が公開された。この実験で5カ国目の核保有国と認められた。

東京五輪を行っていた時に中国が核実験を行った理由について、アジアが世界から注目されている時に行うことで「核兵器をもった」とアピールできると説明。さらに1972年に開催された「ミュンヘンオリンピック」でパレスチナの武装組織がイスラエルの選手村に襲撃し、選手ら11人が殺害された。オリンピックは世界から注目されるため政治的な宣伝の場として利用される事もある。

このあと「櫻井翔 特別取材」など。

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韓国
北朝鮮
アメリカ

櫻井翔×池上彰 教科書で学べない「ニッポンの想定外」 (バラエティ/情報)
20:09~

櫻井翔が韓国・平沢にある米軍基地へ取材。向かったのは世界最大の米軍基地である「キャンプ・ハンフリーズ」で基地内は物々しい雰囲気となっていた。兵士らは北朝鮮がサリンなどを使った化学兵器を相当量所有して入りとみてガスマスクをつけた訓練を行っていた。さらに基地内には「アパッチ」という攻撃用ヘリがあり、ミサイルはレーザー追跡装置が内蔵している。その操縦訓練を見学させてもらい、銃口がこちらを向き櫻井は「こっち向いて怖い」など述べた。

続いて向かったのがミサイル対応をする部隊がいる水原。基地にはミサイルを迎撃する車両があり、その全てが北の方向へ向けられていた。最新の迎撃ミサイルは守れる範囲がおよそ倍になり、高い角度で迎撃できる。在韓米軍の思いを聞くと今夜にも戦えるよう準備するだけ、戦争を望んでいる兵士はいないが職務をまっとうしなければならない上京になったら戦う覚悟は出来ているなど話す。

取材を行った櫻井翔は戦車などがなまなましく、朝鮮半島があくまで休戦中という緊張感を感じたなど話した。

ミサイルより怖い北朝鮮の攻撃を紹介。

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水原基地
PAC-3
水原(韓国)
アメリカ
韓国
朝鮮半島
金正恩委員長
  1. 2月6日 放送