桂歌丸81歳落語暮らし 密着365日!桂歌丸…入退院生活で見せた落語家の執念

放送日 2018年1月3日(水) 5:45~ 6:45
放送局 日本テレビ

番組概要

オープニング (その他)
05:45~

噺家生活66年、引退の文字が頭にちらつく。呼吸さえままならない日もある。それでも高座を離れられなかった。桂歌丸、81歳。落語暮らしの1年に密着する。

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笑福亭鶴瓶
落語

桂歌丸81歳落語暮らし (バラエティ/情報)
05:48~

5月、時歌丸に全く覇気はなかった。何せ退院したばかり。ひと月前、肺炎による高熱で生死の境を彷徨っていた。復帰は6月半ば。「もう笑点」の収録だった。なじみの顔ぶれと久々の再会。

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肺炎
もう笑点

桂歌丸81歳落語暮らし (バラエティ/情報)
05:51~

このあと、歌丸夫妻が語る 新婚当時の苦労。

緊急入院から2か月、仕事復帰は「笑点」。一昨年まで酸素チューブをつけずに何とかやってきたものの、今それがなければ収録にも高座にも臨めない。明くる日、東京・有楽町にいつものように車椅子で現れた桂歌丸。テレビの収録に比べ高座の緊張感は桁違いという。2か月のブランク、不安を拭い切れぬまま高座が始まった。16分、無事やりきった。しかし、幕の下りた舞台で歌丸は苦悶の表情を浮かべていた。酸素濃度を上げる。呼吸が整わなければ無論立ち上がるのも難しい。この日のできに本人は納得いかない様子だった。

6日後、歌丸は宮城県松島にいた。体に負担のかかる移動は医者に止められているが、国宝「瑞巌寺」での落語会に招かれていたため、無茶を承知でやって来た。かけた演目は、「紺屋高尾」。40分の熱演だった。ファンも心配していたが、さすがの姿に笑顔を浮かべている。

まとわりつく不安を払いのけ程なくした頃、か細い体は病院のベッドに横たわっていた。誤嚥性肺炎で今年2度目の救急搬送だった。死への恐怖におびえたものの、やがてそれは生きる意欲に形を変えることになる。落語をやりたい、と。落語の世界に飛び込んだのは歌丸が15歳の時。五代目古今亭今輔に弟子入りした。当時を知る噺家、桂米丸は「みんなから可愛がられていた。でも芯はしっかりしてる子という印象。」と語った。

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桂歌丸81歳落語暮らし (バラエティ/情報)
06:08~

このあと 大一番の落語会

去年10月、入院中の歌丸がいつになく明るかった。肺炎も快方に向かい体調も悪くなさそう。退院してすぐ、「もう笑点」の収録に臨んだ。腰は痛い、脚は痛い。体中がきしみを立てる。だが、しかめた顔には仕事ができる喜びが確かににじんでいた。迎えてくれる気心の知れた仲間達。普段通りに接してもらえるのが何より嬉しい。

車いすの歌丸にぴたりと寄り添うのは、弟子の桂枝太郎。5人いる弟子の末席、つまり最後の教え子だ。既に真打ちではあるが、14年間笑点の裏方を務めている。枝太郎は、芸はもとより師匠の人柄にも惚れ込んでいた。去年行われた枝太郎の結婚披露宴に歌丸は出席することができた。

歌丸が所帯を持ったのは21歳の時。相手の冨士子さんは幼なじみ。2人は結婚して61年~63年になるという。

弟子・桂枝太郎の結婚披露宴に、師匠・桂歌丸が出席した。歌丸はスピーチで「新婦にいい意味でかかあ天下になってほしい」などと述べた。枝太郎はサプライズを用意していて、まもなく生まれる赤ちゃんの名前を「笑歌」とすることを発表した。「笑点の歌丸」「歌丸が笑う」に通じるからこの名前に決めたという。しかし、発表時、肝心の歌丸はトイレに行っていなかった。後に報告をうけた歌丸は「噺家の名前だな」とコメントした。

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桂歌丸81歳落語暮らし (バラエティ/情報)
06:15~

「博多・天神落語まつり」に出演するため、歌丸は福岡入りした。4日間にわたるイベントで3日連続で高座に上がる。自宅でも使用しているという酸素濃縮器を持ち込んで本番に備えた。会場入りした歌丸は、個室の楽屋を拒んで、大部屋へ。「みんなでワーワー言いながら高座に上がったほうがいい」という。本番の1時間前、歌丸は吸引している酸素濃度を上げた。飛行機移動の気圧変化でカラダに負担がかかったのか。披露する演目は「つる」。昔は首長鳥と呼ばれていた鳥が鶴になった理由をめぐる古典落語だ。本番前、弱音を吐いたりした歌丸だが、本番を無事つとめた。ちなみに、歌丸出演の会は完売だった。

2日目。人情噺「紺屋高尾」を披露した歌丸は、まくらも含めて34分しゃべった。高座のあと、歌丸の血中酸素濃度計は81%を示した。正常値96から99%だから苦しいはずだ。夕方、ホテルに戻った歌丸は部屋でじっとしていた。医師から連続の高座を控えるように言われている歌丸は「寝不足と移動がダメ」などと話した。

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桂歌丸81歳落語暮らし (バラエティ/情報)
06:28~

このあと 桂歌丸 渾身の落語「鍋草履」

3日目。イベントに、関西の重鎮もやってきた。かれらと楽屋で与太話をした歌丸は、自身の病気について振り返った。「肺気腫のとき喫煙をやめなかったのがよくなかった」など。また、落語についても話した。「(紺屋高尾をやったが)前と比べると間が狂ってきちゃった」「間を持つと次の言葉が出なくなるときがある」など。病を患ってからというもの、歌丸は「低気圧が近づいてくるのがわかる」という。そのとおりで、この日、実際に雨が降った。与太話を終え、高座に上がる歌丸。食欲も戻り、復調したかに見えたが、「きょうが一番苦しい」などと不安を口にした。

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桂歌丸81歳落語暮らし (バラエティ/情報)
06:34~

3日目。歌丸が披露したのは演目「鍋草履」だった。観客からは惜しみない拍手がおくれた。歌丸の姿を見て、笑福亭鶴瓶は「まくらだけでもいいのに鍋草履をやりきるのはすごい」などとコメントした。また、桂文枝は歌丸について「あの気力はどこからでてくるのか」などとコメントした。

桂歌丸の気概はどこからくるのか。入院時、歌丸は、鬼籍に入った名人達の遺した本を読むなどして「負けていられないとおもった」などと話した。歌丸の枕元には、名人達の落語をおさめたカセットテープもあった。歌丸には、高座への渇望がある。

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  1. 1月3日 放送