news every.特別版 3.11news every.特別版

放送日 2014年3月11日(火) 15:50~19:56
放送局 日本テレビ

番組概要

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
15:50~

東日本大震災から3年目の2014年3月11日、福島第一原発近くの福島県浪江町など、各地の被災地で祈りが捧げられた。東京・千代田区などでも、被災者追悼イベントが行われている。

東日本大震災から3年。今日は被災地の声を聞くをテーマにお届けする。小山慶一郎は岩手県宮古市田老地区から中継。宮城県石巻市にいる小熊キャスター、福島県富岡町にいる藤井キャスターが各地の現在の状況を伝えた。

岩手県宮古市田老地区より中継。震災遺構を通じて震災の教訓を後世にどう伝えるのか考える。

岩手県の田老地区にあるたろう観光ホテルは震災遺構となり観光客が訪れる。ホテルは海から200mのところにあり津波の被害を受けた。田老地区には津波対策として防潮堤が設置されていたが、津波は防潮堤を乗り越えてホテルを破壊した。社長は当時の様子をかたり撮影した映像をホテルに訪れた観光客に公開している。津波は高さ10メートルに達した。ホテルにはその爪痕が残っている。

宮古市はホテルを震災遺構として保存することにし、国が保存費用の交付を決定したと根本復興相は伝え全国初の震災遺構となった。今月8日にたろう観光ホテルは市が所有することになった。しかし維持管理費は市が独自で負担することになる。その保存に向けた課題はまだ残されている。

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東日本大震災
仙台市(宮城)
浪江町(福島)
千代田区(東京)
石巻市(宮城)
田老地区(岩手)
富岡町(福島)
震災遺構
津波
根本復興相

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
16:05~

田老地区のたろう観光ホテルの社長・松本さんは、この3年を復興の進まない長い3年だったと語った。街づくりの基本が話し合われていないという。ホテルを震災遺構として残すことは、津波の恐ろしさを伝えるために大切だと話した。

このあとは…”震災の爪痕”保存か解体か。

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田老地区(岩手)
東日本大震災
震災遺構
津波

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
16:13~

宮城県石巻市の日和山より中継。被災した建物を保存するか解体するか揺れる住民を追った。

宮城県女川町で今月はじまったビルの解体工事。ビルは震災による津波で横倒しに。町は一時保存を検討したが復旧工事の妨げになると解体を決定。宮城県では震災遺構の保存と解体で揺れている。気仙沼市鹿折地区にあった震災遺構の第18共徳丸も去年解体された。市長は保存に前向きだったが、アンケートで市民の約7割が保存に反対し解体された。解体後近くの仮設商店街では訪れる人が減っていて今でも解体の是非について意見がわかれている。

南三陸町の防災対策庁舎では43人が犠牲となった。庁舎には全国から多くの人が訪れ祈りを捧げる。住民の保存の是非がわかれる中、町長は復興事業の妨げになるとして解体を決断した。しかし国が保存の初期費用を支援すると表明し状況は一変、県も動き、庁舎の解体は凍結されることになった。その後会議が開かれ、来年3月までに宮城県の震災遺構について結論をまとめる方針。

藤田記者は震災遺構の保存について、南三陸町の防災対策庁舎でも住民の意見がわかれていると説明。小栗泉は国として支援の前に自治体が賛否をまとめる必要がある、ただその後もずっと国が補助金を出し続けるのは難しいと解説した。藤田記者は震災遺構について遺族などへの配慮は必要だが、津波での犠牲を出さないためにも震災遺構を残すことの価値を徹底的に話し合う必要があると語った。

震災遺構の保存の是非は難しい問題、震災の教訓をどう伝えるのかは大きな課題だと話した。

このあとは…3年…時が止まった町。

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石巻市(宮城)
日和山
東日本大震災
女川町(宮城)
津波
震災遺構
鹿折地区(宮城)
第18共徳丸
南三陸町(宮城)
防災対策庁舎
佐藤仁町長
根本匠復興相
村井嘉浩宮城県知事

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
16:27~

福島県富岡町より中継。商店街の現状をリポートし被害状況を伝えた。店を営んでいた渡辺さんはたまにここに戻るが外観をみて帰る状態だと話した。そして渡辺さんの自宅の中の様子をリポート、当時の様子を語った。また戻ってきたいという気持ちは今はないと話した。野尻記者は震災から3年たっても未だに変わらない、復興が進んでいない現状がある、現実的に帰るのが難しいと感じる人が多くいる、放射線量などにより心の分断があるなどとコメントした。

このあとは…福島の子どもたちは今…。

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富岡町(福島)
東日本大震災

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
16:39~

内部被ばく検査を通じて福島の子ども達の現状を取材した。平田村の病院では内部被ばくの無料検査が行われている。今年は約800人が検査し病院では子ども専用の検査装置が導入された。kの装置を使ったこれまでの検査ではセシウム134、137は不検出となっている。

一方、福島第一原発から24キロにある南相馬市原町区の原町第二小学校では給食の栄養バランスにより気を配っている。それには子どもたちの肥満の問題があった。

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富岡町(福島)
東日本大震災
平田村(福島)
内部被ばく
原町区(福島)

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
16:45~

福島第一原発から24キロにある南相馬市原町区の原町第二小学校では原発事故のあと約1年間校庭に出ることが制限された。その後除染が行われ校庭が使われるようになった。しかし通学路は除染が完全ではなく約7割が車で登下校している。近所の公園などの除染は今も続き、外で自由に遊べない状況で運動不足により肥満児が増加している。福島県では全国平均を上回り肥満傾向児の割合が増えている。外で遊べない分、地元の高校は地域の子どもたちのために土俵を開放し相撲を指導している。

取材をした鎌田氏は子どもたちのために放射能を見えるようにする、内部被ばくを測り、それを継続することが重要だとコメントした。さらに運動不足対策も必要、県外に外出する保養も必要だと話した。

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原町区(福島)
東日本大震災
内部被ばく

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
16:53~

福島県富岡町より中継。藤井キャスターが現在の様子を伝えた。2時46分には大熊町など被災地で祈りが捧げられた。

宮城県石巻市の鹿島御児神社より小熊キャスターが中継。南三陸町など被災地で黙祷が捧げられたと伝えた。

岩手県宮古市田老地区から小山キャスターが中継。岩手県各地の祈りの様子が伝えられた。

福島県富岡町より中継。汚染土の中間貯蔵施設が決まらない現状と影響を取材した。楢葉町では除染で出た汚染土などが黒い袋に入れられ大量に積まれていた。仮置き場がない郡山市では汚染土などを入れた容器が民家などに置かれていた。郡山市で暮らす橋本さんは除染で出た廃棄物を子どもの影響を考え自宅の庭に埋めた。除染で出た廃棄物は中間貯蔵施設に搬入され最終処分場に運び出すとされている。今中間貯蔵施設をどこに作るかが課題となっている。国は原発に近い大熊町、双葉町に集約する案を検討、しかし住民の懸念があり自治体は受け入れを認めていない。

その候補地に自宅が有る斉藤さん一家は、現在会津若松市に避難している。斉藤さんは大熊町の家のことを今でも思い出すと語り中間貯蔵施設の候補地にあがっていることについて、致し方がないと話した。

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富岡町(福島)
東日本大震災
大熊町(福島)
浪江町(福島)
広瀬直己社長
石巻市(宮城)
南三陸町(宮城)
名取市(宮城)
田老地区(岩手)
陸前高田市(岩手)
楢葉町(福島)
郡山市(福島)
除染
双葉町(福島)
会津若松市(福島)
中間貯蔵施設

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
17:08~

福島第一原発から3キロのところにある斉藤さんの自宅への一時帰宅を取材。斉藤さんは来るたびに片付けに追われている。また記念樹として植えたシダレザクラの思い出を語った。父親の墓参りをした斉藤さんは中間貯蔵施設n候補地になったことは致し方がないと話した。

鎌田實は中間貯蔵施設の候補地になった被災者はつらい判断をしなくてはいけない、全員が納得できる自己決定ができるといいとコメントした。取材をした被災者は地域のコミュニティごと引越しをしたいと話しているという。スタジオの青山氏は政府は中間貯蔵施設は早く建設したい意向だが最終処分場のメドは立っていないと解説した。

宮城・石巻市から中継を伝えた。東日本大震災から3年、宮城・東松島市では急ピッチで工事が進められている。野蒜地区からの高台移転のための工事では、巨大なベルトコンベアーを使って土の搬出が続けられている。工事を発注した東松島市は人口減少が顕著に表れているため、一刻も早い復旧・復興工事が必要だという。しかし、宮城県の土木事業担当者は工事の遅れにより、県の予算が使い切れずに来年度への繰越を行うと語っている。

石巻市雄勝町の漁師、永沼信良さんは自宅や養殖場が被災、その年にわかめの養殖を始めたが、今も港は地盤沈下が起きた当時のまま、復興工事が行われていないため、不便が生じているという。これは工事の入札不調が起きていることが原因だと説明した。作業員不足で人件費が高騰、資材も値上がりしているために、工事の値段が高くなっているため、多くの業者が入札出来ない現状がある。

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東日本大震災
シダレザクラ
中間貯蔵施設
石巻市(宮城)
東松島市(宮城)
雄勝町(宮城)

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
17:26~

東日本大震災の復旧復興工事が入札不調によって進んでいない。災害公営住宅の建設事業のうち、6件で入札不調が起きている。宮城・石巻市の仮設住宅に暮らす斉藤康彦さんは、申し込んだ住宅の工事が始まっていないと語った。

土地もお金もあるのに人出や資材が不足しているために起きている入札不調で工事が進まないというのは歯痒い思いだなどと説明した。国は今月中に技能実習などで来日している外国人労働者を活用する仕組みをまとめようとしているが、復興の拠り所となる住宅の安定が必要ではないかと指摘した。

宮城・名取市の海岸では、東日本大震災後に防潮堤の整備が進められている。防潮堤の整備が計画されているのは岩手県など3県で総延長は約390kmとなる。宮城・気仙沼市では、高さ約10mの防潮堤の建設が進められている。一方、震災時に津波で大きな被害を受けた街では6mの防潮堤が計画されていたが、住民は漁業に影響を与えかねないと反発していた。議論が続けられ、防潮堤を低く見直し、陸側の土地をかさ上げする案が決まった。

一方、行政と住民の意見がまとまっていない鮪立地区では、高い防潮堤では生活にデメリットがあると住民側は高さ5mにすることを求めている。県は複数案を提示しているものの、高さで折り合いがついていない。村井嘉浩知事は、作る場所や作り方を工夫して住民が納得する案を出したいと話している。

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災害公営住宅
入札不調
石巻市(宮城)
津波
岩手県
福島県
気仙沼市(宮城)
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被災者の声を、聞く。 (ニュース)
17:38~

岩崎さんは旅館の裏山に手作りの避難路を作っていた。住民側は避難路の充実や住宅の高台移転などで防潮堤を高くしないことを提案し、合意に至った。

東北で整備計画が進められている巨大な防潮堤について、岩手・釜石市根浜地区では、元々の高さの倍以上の防潮堤が計画されていたが、住民と行政の話し合いで元の高さの防潮堤を整備することに決めた。宝来館の岩崎昭子さんは、観光資源でもある海を遮るのではなく、別の方法で津波から身を守る方法を考えるようになったと語る。

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東日本大震災
根浜地区(岩手)
宝来館
石巻市(宮城)

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
17:49~

このあとは…あの日から3年…祈り。

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東日本大震災
災害公営住宅

被災者の声を、聞く。 (ニュース)
17:58~

東日本大震災の発生から3年が経過した。福島県富岡町や南三陸町の防災対策庁舎など、東日本大震災の被災地の様子を伝えた。福島県浪江町などで、東日本大震災で行方不明になったひとたちの集中捜索が行われた。岩手県大船渡市では、東日本大震災の復興祈念の神楽が行われた。東日本大震災の発生した午後2時46分に、各地で犠牲者らへの祈りが捧げられた。福島県郡山市では、空気の読めない人々らによる反原発集会も開かれた。

富岡町より中継。鎌田實氏は被災者はみな悲しみの中にいると話した。青山氏はこの3年で新たな課題が浮き彫りになった、被災者の現状にあった対策を考える時期に来ているとコメントした。藤井キャスターは福島県のみなさんは笑顔だが苦しみを抱いている、被災地を忘れないでほしいということが被災者の願いだと語った。

このあとは…STAP細胞”重大な疑問点”

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広瀬直己社長
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南三陸町(岩手)
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石巻市(宮城)
釜石市(岩手)
大船渡市(岩手)
浪江町(福島)
千代田区(東京)
郡山市(福島)
STAP細胞

天気予報 (ニュース)
18:16~

全国の天気予報を伝えた。

このあとは…吉田沙保里 突然の悲報。

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吉田沙保里

culture&sports (ニュース)
18:21~

このあとは…震災を生き抜く7つの術。

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吉田沙保里
吉田栄勝さん
吉田栄利さん
栄和人監督

震災を生き抜く”7つの術” (ニュース)
18:30~

南海トラフ巨大地震などの災害をシミュレーションし命を守るためにどうすればいいのか、防災のエキスパートが徹底解説する。

宮城県石巻市の幼稚園では送迎バスに乗った園児が津波で流され亡くなった。津波が迫る中なぜ運転手は海側に向かったのか話を聞いた。子どもたちが通っていた日和幼稚園は高台にあり地震発生時、園内の55人の園児は全員無事だった。その後園長は園児をバスで帰す指示をだした。亡くなった園児は内陸に住んでいたがバスは海側へ移動していた。バスは残り5人となったとき津波に巻き込まれた。

なぜ高台から海側へバスを出発させたのか。生き残ったバスの運転手は津波のことはあまり頭になかったと話した。

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石巻市(宮城)
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津波

震災を生き抜く”7つの術” (ニュース)
18:39~

日和幼稚園のバスに乗っていた5人の園児が津波によって亡くなった。生き残ったバスの運転手は取材に応じ、津波のことはあまり頭になかった、車は出さなければよかったと話した。一緒にバスに乗っていた奥さんの行方は今もわかっていない。遺族への説明会では園長はバスを出発させた理由を語ったが、防災マニュアルには保護者の迎えで引き渡すと書かれていた。3年前に遺族は幼稚園を提訴、そして仙台地裁は遺族の主張をほぼ認める判決を下した。幼稚園側は控訴し裁判は続いている。

幼稚園バスにのり津波に巻き込まれた園児の母親は先生方の危機意識を高めていて欲しかった、危機感が欠ければまたこういったことは起きると話した。

首都直下地震の発生確率は30年以内に70%。政府は2万3000人が亡くなると想定している。政府の被害想定をもとに再現ドラマとCGで首都直下地震をシミュレーションする。

首都直下地震の再現ドラマが流れた。

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震災を生き抜く”7つの術” (ニュース)
18:49~

首都直下地震の被害想定で最も被害が大きいと予想されているのは都心南部直下地震。そのシミュレーションの再現ドラマが流れた。中村教授はまず身の安全を守ることが重要と解説した。ガスメーターは震度5程度で自動的に遮断される。また1981年以前の建物は倒壊の危険性が高く、阪神淡路大震災では10万棟を超える家屋が全壊した。家屋の倒壊の被害にあった庄野さんが当時の状況を語った。庄野さんは音で居場所を知らせ14時間後に救出された。

首都直下地震の再現ドラマ。発生から15分たち、避難する親子は火災に遭遇。阪神淡路大震災では同時多発的に火災が発生していた。震災の様子を撮影した松崎さんの映像には駅が燃える様子などが映しだされていた。阪神淡路大震災の主な出火原因は通電火災だった。通電火災を防ぐためには感震ブレーカーなどの商品がある。

首都直下地震発生の再現ドラマ。中村教授は火を見る前に避難することが大事、避難先は広域避難場所などが望ましいと話した。また高層ビルでは地震発生時に落下物への注意が必要。首都直下地震では交通事故や大渋滞が起き、鉄道も運行が停止し、帰宅困難者が800万人と国は想定している。

番組では帰宅困難者が密集する状況を再現。その状況では普通に歩く時間の5倍の時間が掛かった。都心で震災にあったときは都心にとどまることが安全だという。東京都は救助活動を優先させるため震災発生から3日間は帰宅をしないように呼びかけている。国は建物の耐震化や火災への備えを進めることで想定される死者の数を最大で9割減らせるとしている。

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東日本大震災

震災を生き抜く”7つの術” (ニュース)
19:11~

このあとは…「津波が…」究極の決断。

震災を生き抜く”7つの術” (ニュース)
19:26~

このあとは…大都市”大阪”が沈む…。

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南海トラフ巨大地震
東日本大震災
津波

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