『世界一受けたい授業』(せかいいちうけたいじゅぎょう、英字表記:THE MOST USEFUL SCHOOL IN THE WORLD)は、2004年10月30日から、日本テレビ系列で毎週土曜日の19:56 - 20:54 (JST)に放送されている教育バラエティ番組。ハイビジョン制作。なお、通称は「せかじゅ」だが、普段はホームページやキャラクター(せかじゅーくん)でしか使われていない。また、一部新聞のテレビ欄では『世界一受けたい授業!!』と「!!」が入ることもある。
放送日 | 2018年11月10日(土) 19:00~20:54 |
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放送局 | 日本テレビ |
オープニング映像。今夜は謎の画家バンクシーなどについて迫る2時間SP。
有田哲平ら出演者が挨拶し、ゲストにはKing&Princeの平野紫耀がいると伝えた。
1時限目は身近に潜む危険な火災ミステリーについて迫る。教えてくれるのは元消防士の野村功次郎先生とコナン君。
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スタジオに野村功次郎先生とコナン君が登場。まずは携帯バッテリーの発火について説明、布団の上で充電をすると熱の出口が塞がれ爆発する。
なぜ火災が起きたのか考える映像を紹介。キッチンでパンケーキ作り、美味しそうに焼き上がったが”あるもの”が原因でコンロの火が激しく爆発した。
なぜ火災が起きたのか考える映像を紹介。あるものがコンロの火にかかり激しく爆発、その正体は粉砂糖。粉砂糖が舞って粉塵になるとちょっとした炎でも引火しやすくなる。過去にはイシバシハザマの石橋尊久が料理中にワインをこぼして床に引火、消化器で消す自体になった。このような場合、濡れたタオルなどを被せると良い。
スタジオにキッチンのセットが登場、意外な出火原因となるものについて出演者らが予想した。正解はテレビなどのリモコンによる、電気ストーブの誤作動。原因は海外生産ストーブのリモコン信号が国内家電の信号と一致したため、使わない時はコンセントからプラグを抜いておく。
コンロと壁が近すぎると火災になる。ステンレス板と火が近くても火災にはならいが、ステンレス板の裏で壁が燃えてしまう。
スタジオで「地震で停電!火災予防に何をする?」というクイズが出題、出演者らが答えを予想した。
ストリートアーティストのバンクシーに迫る。1990年代からイギリスを拠点に活動、今や世界中の壁に落書きをし続けている。その正体は謎に包まれているが、ブラッド・ピットやポール・スミスなど海外セレブにファンが多い。2005年にはメトロポリタン美術館やブルックリン美術館などに自分の絵を無断で飾り有名になった。教えてくれるのはバンクシーにインタビューした事がある鈴木沓子先生。
スタジオに鈴木沓子先生が登場、バンクシーの取材をしたのは2003年だという。有田は「謎の男」というキーワードに触れ、プロレスの佐山サトル(タイガーマスク)や平田淳嗣(スーパーストロングマシン)らを例に出したが上田にツッコまれた。そんなバンクシーの壁画は、建物の持ち主に所有権がある。
2013年、バンクシーはニューヨークの街のどこかに1日1個ずつ作品を残すとSNSで発表。ストリートアートを禁止するニューヨークへの皮肉をテーマにした絵、イラク戦争の是非を武力市民に訴えた絵などを描いた。
スタジオには大きな垂れ幕が下がった絵が登場。この垂れ幕の裏には鈴木沓子さんが”ある方”から借りてきたバンクシーの2枚の絵が飾られているという。
ある日、バンクシーを撮影したいと近づいてきたのがティエリーという男。バンクシーは特別に撮影を許可、ティエリーは撮影した映像を映画にしたが出来が悪すぎてバンクシーは呆然。そこでバンクシーが逆にダメ監督ティエリーを主人公にした映画を作った。この作品はアカデミー賞にノミネートされている。
このあと、今話題のあの人から借りた!
このあと、バンクシーは何を描いた?
謎のストリートアーティスト「バンクシー」。中東の一角に位置するパレスチナ自治区はイスラエルと領土を巡り今も争いが続いている。2002年にはイスラエルがテロリストの侵入を防ぐ巨大な壁を建築、全長400kmにも及んだ。バンクシーは”壁を壊してしまえ”という意味が込められた絵を壁に何個も描いた。すると彼の絵をひと目みようと観光客が増加、世界中のメディアもパレスチナに注目した。絵を無断で使用する企業を訴え賠償金を請求、訴訟で勝ち取ったお金をパレスチナの子どもたちや支援団体に寄付している。
スタジオに登場した大きな垂れ幕が下がった絵。”自分をごまかして生きるな”という意味が込められた絵で、お値段は4500万円~6700万円。この絵はZOZOの前澤友作さんからお借りしたものだった。
バンクシーは自分のメッセージがより伝わるよう、絵の横に描いたものがある。それがQRコード、読み取るとフランス政府が難民キャンプを強制撤去した事件の記録映像が流れる。今やメディアが中々報じない映像を伝えている。
バンクシーは地元愛が強いことでも有名。出身はイギリス・ブリストル、2014年5月には児童施設に自身の絵をプレゼント。この施設が閉鎖の危機に陥っていた時で、絵は美術館に展示されたのち約7000万円でコレクターに売却された。現在はバンクシーへの感謝の気持ちを込めて、子どもたちが書いた絵で埋め尽くされている。
このあと、食前セレモニーを実践!金村君の結果は?
最新の研究で運動せずに痩せられる方法があることが発見された。それが「マインドフル・ダイエット」、脳科学の観点からダイエットにアプローチ。2年前に流行った脳の休息法「マインドフルネス」を応用したもの。教えてくれるのは久賀谷亮先生。
スタジオに久賀谷亮先生が登場、マインドフル・ダイエットを行い2年前の出演時より8kg痩せたのだという。ストレスがたまってついつい食べてしまう、これはお腹が空いているのではなく心が満たされていないという状態。マインドフル・ダイエットの第1段階は食べる前に「間」を作る。食べたいと思った時に一拍待つだけで、無駄食いがなくなり太らなくなる。
ゲストの金村義明がマインドフル・ダイエットを実践。金村は高校時代に報徳学園のエースとして活躍、1981年の甲子園では1回戦から全試合1人で投げ抜いた。卒業後はドラフト1位指名で近鉄に入団、1999年に引退した。現在は太りに太りおじさん体型、身長185cmで体重107.2kg。手首は痛風に悩まされている。
金村がマインドフル・ダイエットを実践、まず行うのはボディスキャン。椅子に浅く座り、手のひらを上にして太ももの上に置く。左足・右足・お腹・呼吸と順番に意識を向けていく。ボディスキャンを行うことでお腹のすき具合など体の変化に気づけるようになる。1回5分、朝晩に行うのが理想。米情報誌「TIME」でもボディスキャンが食事量の調整に効果があるとの研究結果が報告されている。ボディスキャンの後は食前セレモニーを行う。
マインドフル・ダイエットで続いて行うのは食前セレモニー。食べる前に食材を良く観察、どこで生産されてどのように味付けされているかを想像する。今どのくらい空腹か10段階で評価、食材を見たり嗅いだりした時の全身の変化を確認する。最後に「なぜ食べたいのか」を考え、”食べること”に意識を向けて味わう。1人で考えるだけなら約30秒で行える。
金村義明がマインドフル・ダイエットを実践。行う前の体重は107.2kg、ウエストは112.8cm、血液中の中性脂肪は588mg/dLと危険レベル。食事の前は必ず食前セレモニー、電車での移動中はボディスキャンを行う。食べることに意識を向け始めると1食に時間がかかるようになり、これがいい傾向。こうして12日間に渡って行った。
スタジオで金村義明が現在の体重とウエストを計測。体重は107.2kg→102kg、ウエストは105cmに減少。血液中の中性脂肪も588mg/dL→364mg/dLと安全レベルになった。食事制限は一切しておらず、トレーニングも行っていない。
平野紫耀が出演する映画「ういらぶ。」の告知。主題歌はKing&Princeの「High On Love!」。
このあと、アウシュヴィッツで最初にされたこと。
4時限目はアウシュヴィッツ収容所からの生還者マイケル・ボーンスタイン先生を紹介。彼は4歳の頃に救出された。アウシュヴィッツ収容所は第二次大戦時にユダヤ人100万人以上が大量虐殺された場所。これまで沈黙を貫いてきたが”ユダヤ人虐殺はなかった”というサイトにマイケル先生の映像が使われており、事実を捻じ曲げられてはいけないと立ち上がった。娘のデビー・ボーンスタイン先生とは「4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した」を出版、ニューヨークタイムズのベストセラーにもランクインしている。
スタジオにマイケル・ボーンスタイン先生と娘のデビー先生が登場。マイケル先生が4歳の頃にアウシュヴィッツ収容所から生還した際の映像には元気な姿が映っているが、これは開放直後ではなく約10日後の映像。ソ連軍から食べ物・服を支給された後なので健康に見えるのだという。マイケル先生は当時を振り返り「とにかく酷い臭いがしており、これは後から人間が焼かれる臭いだったと知った」と話した。
このあと、9連覇に導いた7割の法則とは?
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