【ラグビー応援!】 東北にラグビーワールドカップがやってくる!

放送日 2019年9月18日(水) 2:15~ 3:27
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
02:15~

4年に一度の祭典、ラグビーワールドカップが開幕。岩手・釜石市には新たなスタジアムが完成するなど、受け入れ準備が進む。番組ではワールドカップの愉しみ方に迫る。

司会の豊原謙二郎キャスターは出演者を紹介。新日鉄釜石ラグビー部で7連覇を果たしたメンバーの1人である松尾雄治氏、元日本代表の伊藤剛臣氏、ワールドカップ開催都市特別サポーターの山崎紘菜、スポーツライターの藤島大氏。

キーワード
ラグビーワールドカップ2019
釜石市(岩手)
新日鉄釜石ラグビー部
明治大学
法政大学
神戸製鋼
釜石シーウェイブス

東北にラグビーワールドカップがやってくる! (バラエティ/情報)
02:21~

釜石・鵜住居から中継で、手嶌真吾キャスターはライトアップされた釜石鵜住居復興スタジアムを紹介。ワールドカップでは2試合が予定されている。続いて、釜石市の飲み屋街から、勝呂恭佑キャスターは震災から3年後に復旧した居酒屋を訪れた。平原多喜子さんが営んでいて、元ラグビー選手の桜庭吉彦氏やラグビーファンも集まっていた。新日鉄釜石ラグビー部が日本選手権で4連覇を達成した時のサインボールも飾られている。

松尾雄治氏は釜石時代の思い出を振り返り、「お酒を飲んでラグビーの話しかしない。言葉は悪いかもしれないが、他にすることがない」と語った。

今回のラグビーワールドカップの強豪チームを紹介。ニュージーランドはこの10年、世界ランク1位をキープしていて、ボーデン・バレットは史上初の3連覇を狙う。世界ランク4位の南アフリカはパワーで押し切るスタイルで、3大会ぶりの優勝を目指す。世界ランク2位はウェールズで、ガレス・アンスコムは正確無比なキックを特徴とする。

松尾雄治氏は83年の遠征でウェールズと対戦したことがあり、パワーでは渡り合えず、パスワーク、俊敏さなどが大切だと痛感したという。日本は第2回大会で初勝利した後、24年に渡って勝利できない日々が続いた。スタジオでは伊藤氏が日本代表として出場した第5回大会の映像が流れた。スポーツライターの藤島大氏は「ファンが感動するような試合」を期待したいといい、日本の場合、感動するような試合をした時に勝利するという。

今回のラグビーワールドカップの試合会場を整理。全国12会場あり、日本代表の試合が行われるのは東京、横浜、静岡、豊田。先日、釜石では日本代表とフィジーによるテストマッチが行われた。

日本代表とフィジーとのテストマッチが開催されるということで、釜石鵜住居復興スタジアムには多くの人々が集まっていた。世界ランク9位のフィジーとの戦績は3勝14敗のなか、日本が最初のトライを決めた。観戦していた伊藤剛臣氏は課題のディフェンスに目を光らせていたなか、攻撃から守備への切り替え時を突かれてしまった。それでも得点を重ね、日本は34-21で勝利。稲垣啓太は「強い姿を見せていくことで、震災を経験した方に何かしら力を与えていければ」と語った。新潟で被災した経験があるだけに特別な思いがあったという。リーチ・マイケル主将はスタジアムや周囲の自然を絶賛した。

松尾雄治氏は被災した釜石に立派なグラウンドができるとは思えなかったといい、また、釜石への思いを抱えながら試合に臨んだ選手達に対するコーチ陣らの指導を称賛した。

釜石市の居酒屋から中継で、日本代表とフィジーとのテストマッチを観戦した方にインタビューを行った。「私達の力になって復興のために頑張りたい」などと語った。

ラグビーワールドカップで日本はロシア、アイルランド、サモア、スコットランドと同じ組。藤島大氏はアイルランド戦で感動する試合をして貰いたいと語った。

釜石市の居酒屋から中継で、現地のラグビーファンは大漁旗を披露。また、三陸鉄道ではラッピング列車が登場し、釜石市の中学校ではナミビア出身の女性から生徒たちがナミビアの言葉や文化を学んでいる。徳増初子さんはスタジアムの来場者にお手製のティッシュカバーを贈るべく、着物や浴衣などをリユースして製作。1万6000個が出来上がっているといい、伊藤剛臣氏がエールを送った。

前回のワールドカップで中心選手として活躍した五郎丸歩は釜石の子どもたちとラグビーで交流。「こんなに町を挙げてラグビーを応援してくれるのは釜石にしかない風景」と話し、ワールドカップを通じて素晴らしい街になっていくことに期待したいという。

サンドウィッチマンは高校時代の最後の試合を振り返り、大差をつけられていたので棄権を申し出たところ、審判には「負傷者もいないじゃないか」と言われたという。震災で大ダメージを負った釜石がここまで復興したとワールドカップを通して世界に伝わればいいと期待する。

松尾雄治氏は「こんなに釜石を思ってくれていると思うと嬉しく思う」と語った。

東日本大震災で釜石市では死者・行方不明者が1000人を超えた。震災から2ヶ月後、ラグビーを通じて復興に貢献しようと「スクラム釜石」が結成された。目標はワールドカップを釜石に誘致することだったが、釜石在住の坂下功正氏は復興や生活再建が先だと否定的だったという。そんな中、平尾誠二氏は松尾氏をトークショーに招いた際、「釜石でやりましょう」とエールを送った。2015年には開催地に選ばれ、新スタジアムの建設もスタート。ワールドカップに協力しようと思い至った坂下氏らは動き出し、新スタジアムで神戸製鋼と新日鉄釜石のOBによる試合も開催された。

松尾雄治氏は「コツコツと努力することの大切さを感じさせられた」と話し、震災で甚大な被害を出しながらも誘致に漕ぎ着けた1人1人の力を実感したという。

釜石市の居酒屋から中継で、釜石在住の坂下功正氏が取材に応じた。当初はワールドカップの誘致に賛成できなかった心情を話し、釜石でワールドカップを行うという意義などを聞いているうちに考えが変化していったという。松尾雄治氏は釜石のおもてなしに期待したいと述べた。

伊藤剛臣氏は日本対フィジーのテストマッチが行われた会場で、沼崎優さんを取材。同氏は震災では母と妹、2人の姪を失い、ワールドカップを釜石に誘致するのは無謀だと思っていたという。一方で誘致に力を尽くそうとする人もいた。沼崎さんは復興が目に見えるようになると考えが変わり、誘致を目指す会合に参加。仮説暮らしが続く住民のもとを訪い、ワールドカップの開催でインフラ整備が進むと理解を求めた。

釜石・鵜住居から中継で、ワールドカップの誘致に携わった沼崎優さん、福成和幸さんが取材に応じた。沼崎さんは震災直後、生活再建が優先という思いを持っていたが、生活が落ち着くうちに微力ながら手伝えるかもしれないと誘致活動に加わった。福成さんはワールドカップが成功すれば復興も加速するという思いをいだき、釜石で開催されると発表された時には万歳するほど嬉しかったという。沼崎さんはワールドカップ後も様々なスポーツ活動を誘致し、足を運びたいと思える町にしたい、福成さんは住みやすい環境ができ、地元の人々が戻ってくるのを期待したいと語った。

日本ラグビーフットボール協会の森重隆会長は「釜石にあれだけ立派なグラウンドができたのだから、我々がお手伝いして大きなイベントを組む。そういうことを努力しないといけない」と話し、釜石の応援にも期待を寄せた。

勝呂恭佑キャスターはラグビーワールドカップ2019の開催に備えて、居酒屋では酒量を多く用意したり、特別な民泊に向けた準備を進めていると紹介。藤井雄聖さんによると、自宅の一部を提供して釜石市にやってきた人に宿泊してもらうもので、目標は50軒。

釜石市での試合はフィジー対ウルグアイ、ナミビア対カナダ。フィジーは変幻自在のパスワークを特徴とし、ウルグアイはスクラムの強さが光る。ナミビアは大会初勝利を狙う。カナダは大柄な選手が多く、過去の最高成績はベスト8。藤島氏は4チームの特徴をさらに挙げた。

松尾雄治氏は「一生懸命、全力を尽くして貰いたい」、山崎紘菜は「ワールドカップを機に釜石のスタジアムで観戦したい」、藤島大氏は「最近、サッカーカメラマンの方がラグビーの写真を撮り始め、「ラグビーはどの試合でもいい写真が撮れる」と仰っていた」と語った。

釜石の居酒屋ではラグビーワールドカップの成功を人々が願った。

キーワード
鵜住居(岩手)
釜石鵜住居復興スタジアム
ラグビーワールドカップ2019
新日鉄釜石ラグビー部
ボーデン・バレット
ガレス・アンスコム
ラグビーワールドカップ
福岡堅樹
三陸鉄道
釜石(岩手)
スクラム釜石
東日本大震災
平尾誠二氏
神戸製鋼
新日鉄釜石
日本ラグビーフットボール協会
民泊
  1. 前回の放送
  2. 9月18日 放送
  3. 次回の放送