にっぽん ぐるり ショートストーリーズ 「#20 修理屋人生?愛知 豊田市?」

放送日 2019年6月13日(木) 15:34~16:00
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
15:34~

80歳の石川寛は現役の自動車整備士。部品も設計図もなくなったクラシックカーでも石川さんの手にかかると再び輝きを取り返す。これまでに蘇らせた車の数は200台以上。技術の高さは国から現代の名工と認定されるほど。

キーワード
現代の名工

修理屋人生 (バラエティ/情報)
15:36~

1月、石川寛さんが勤める愛知・豊田市にある新明工業を訪ねた。石川さんは80歳、定年を超えてもなぜ会社で働くのか25歳のディレクター水口は疑問に思いその理由を知りたくなった。石川さんは週5日会社に通い古い車の復元を行っている。これからやる車は60年前、トヨペットクラウン。とてもボロボロでこの車がまた動き出すとは思えなかったという。再び走り出すようになるまで最低1年はかかる。石川さんらはまず車を分解した。石川さんが復元作業の中で大切にしていることはナット1つでもできるだけ元の部品を使うことだった。この日は依頼者の一安俊平さんがやってきた。この車は94歳になる父親が50年近く大切にしてきた車だという。父のためにも廃車にはせず修理を依頼した。

石川さんが修理屋を志したのは小学校5年生の頃、きっかけは母親が配達に使う原付自転車を直したことが始まりだった。石川さんは「相手が喜ぶという味わいを初めて知ったのがその時だった」などと話した。15歳で自動車整備工場に入社し休みの日も会社に行き腕を磨いた。30歳半ば、熱血指導で鬼の石川と呼ばれていた頃、40人ほどの部下の内9人が一斉に会社を辞めてしまった。どうすればみんなと一緒にあつくなるか試行錯誤をしてきた。80歳になったいま、石川さんは、現場の仲間よりも早く出社し1人1人に挨拶をしていた。去年5月からトヨタの若手技術者が派遣され60年前の車を復元している。石川さんは技術だけでなく仕事への向き合い方も伝えようとしていた。

結婚して56年の妻・洋子さんは「本当に仕事一筋できた人ですね。今でも」などと話した。どうしてそこまで働けるのか、休日の夜、小学校の同級生の新年会にお邪魔した。ディレクターが「やる気がおきないときはどうすれ」と質問すると石川さんは「会社を辞めな、会社にとって必要ない人だもん。自分に合った仕事見つけないと。自分が正しいと思ったことはやってのけないとあとで悔やまれる」などと話した。

石川さんはこの日、知り合いの女性から車の調子が悪いと連絡を受け様子を見に行った。車は昭和34年のコロナでエンジンがかからなくなっていた。岡田かよ子さんの亡くなった夫は48年間この車を大切に手入れし、クラシックカーのパレードに出ることを夢見ていた。岡田さんは思い出としてこの車を大切にしていた。石川さんは必ず動かしてみせると諦めずに修理をするとエンジンは見事に動き出した。石川さんは「その方の思いが詰まったとんでもない大切なものそういうのを蘇らせてあげる。喜んでもらうためにはたらいているのかな」などと話した。

石川さんは土曜日も休まない。この日参加イベントではクルマづくりの体験をいかしてものづくりの楽しさを子供達に伝えた。

キーワード
新明工業
豊田市(愛知)
石川寛
トヨペットクラウン
コロナ

番組宣伝 (その他)
15:59~

今夜も生でさだまさしの番組宣伝。

NHK、BS4K・BS8Kのプロモーション映像。

「検証側の証人」「無実はさいなむ」「ABC殺人事件」の番組宣伝。

BS1スペシャルの番組宣伝。

キーワード
NHK BS4K
NHK BS8K
  1. 6月13日 放送