クローズアップ現代 2014年7月9日放送回

放送日 2014年7月9日(水) 19:32~19:58
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
19:32~

今、アジアで日本を巻き込んだ労働者の争奪戦が起きている。苦戦を強いられている日本はこれにどう向き合うべきなのか。

アジア労働者争奪戦 (バラエティ/情報)
19:33~

労働者の争奪戦が加熱している中で、受け入れ国側で重視されるようになっているのが外国人労働者の権利をどう守るかである。台湾ではかつて外国人労働者を酷使する問題が相次いだことから、企業への監視に力を入れているという。企業への指導を徹底することが、外国人労働者の獲得にもつながっていくという。

韓国は10年前に抜本的な制度改革を行い、国の責任で外国人を正面から労働者として受け入れることにした。改革の一つの柱が転職制度だという。

外国人技能実習制度の見直し・改善が求められている。単純作業を行う外国人労働者は受け入れないとする建前と実態とが乖離している。韓国や台湾と比べると日本は労働期間が短い。外国人労働者の確保で苦戦する日本人の実態をベトナムと台湾で取材した。

ベトナムは日本に労働力を供給する新たな国として期待されている。日本と同様、労働力不足に悩む台湾がライバルとなっている。日本企業に実習生を仲介する団体の代表金丸久雄さんは実習生の受け入れを拡大しようと努力している。ベトナム仲介業者は日本の受け入れ制度が今のままだと企業にとっても得にならないと述べた。

地域で求人を出して集まらなかった時に外国人を入れることができる、どちらの場合もとにかくチキンとしたコストを払えるところに人が集まる仕組みを作って、外国人を入れるということを徹底することによって、それまでいた人たちとの労働市場のバッティングが起きないようにしているという。

日本企業が次なる労働力拡大の場と考えているのがミャンマー。渋谷修二さんは日本での実習生を育成する学校を設立した。しかし生徒の4割が学校をやめて韓国ではたらくことを選んでいる。日本が外国人を雇う場合、仲介会社を通して企業が採用するため高額なお金がかかるが、韓国は政府が労働者を一括管理するので最低限の手数料で済む。渋谷さんは、人材のところまでも日本だけでなくなってしまったことが少し悲しいと述べた。

日本の苦戦の本質は、韓国や台湾が労働者として受け入れているのに対し、日本は労働者の前段階である技能実習生として受け入れてしまっていることだ。仲介業者を通すと透明性がなくなる上にコストが多くかかるのに、働ける期間が短いのが魅力の無さだ。長時間労働を強いられるなど労働者の権利の問題に台湾や韓国ではどう向き合っているのか。

キーワード
台湾
韓国
外国人労働者
ベトナム
金丸久雄さん
渋谷修二さん
ミャンマー

スポット

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