首都圏ネットワーク 2017年11月30日放送回

『首都圏ネットワーク』(しゅとけんネットワーク、SHUTOKEN-NETWORK)は、茨城県を除く関東地方のNHK総合テレビジョンで祝日を除く月曜〜金曜の夕方に放送されているローカルニュースワイド・情報番組。1997年4月1日放送開始。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年11月30日(木) 18:10~18:52
放送局 NHK総合

番組概要

ニュース (ニュース)
18:10~

先月、事故で亡くなった息子と共作という形で本を出版した女性がいる。横浜市金沢区で暮らす上田夫妻は笹子トンネルの崩落事故で一人息子の達さんを亡くした。上田敦子さんは、「未だに式典でも献花には行けていないし、中央道に乗ることもできない」と事件で多大なショックを受けたようだ。ある日敦子さんは達さんのパソコンに手を付けた。そこでは達さんが趣味としていたカメラで撮った写真が収められていた。中でも敦子さんの目を引いたのは、紫色の空の写真。この景色は、敦子さんが好きな景色として、生前の達さんに伝えていたものだった。この写真により達さんの存在を身近に感じた敦子さんは、共に過ごした27年間を形にしようと決意した。

日本相撲協会が、日馬富士の暴行問題について中間報告し、暴行にいたった経緯を発表した。鳥取県警は、日馬富士を傷害の疑いで書類送検する方針。

中央自動車道の笹子トンネルの天井板が崩落して9人が死亡した事件で、中日本高速道路の前社長ら8人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検した。トンネル事故の遺族らにインタビュー。

先月、敦子さんは、達さんとの共作という形で風景写真集「紫の空」を出版した。この本は、かつて出版社に務めた敦子さんが、達さんの写真に文章を挿入したものである。達さんの写真には子供や動物などの弱いものへの慈しみが溢れている。また、敦子さんは北アフリカのモロッコの職人の写真に、二度と事故を起こさないようなものづくりへの真摯な思いを込めた。敦子さんは「笹子トンネルの崩落事件は、高度成長時代に物がどんどん作られ、点検がなおざりになってしまったことの象徴的な出来事だった。私達が記録していかなければならない」と語る。敦子さんは、達さんが事件前に最後に見た日の出の空も紫色だったのではないかと考えるようになったという。また、上田聡さんは「事件の後、各地で交通設備の老朽化の点検などが行われるようになった。社会を動かしたと言う意味で息子たちは大きな仕事をした」と話した。

東京都はきょう、インフルエンザの流行が始まったと発表した。東京都によると、今月26日までの1週間で、都内419の医療機関から報告された患者の数は、1つの医療機関あたり1.86人であり、流行開始の目安となる1を超えたため、都内でのインフルエンザの流行が宣言された。都内ではすでにインフルエンザとみられる集団感染が95件発生、さらに58の幼稚園・学校で学級閉鎖が行われた。東京都は今後3月まで流行が予想されるため、こまめな手洗いや、せきなどの症状がある場合はマスクを着用することなど予防を呼びかけた。

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金沢区(神奈川)
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首都圏TOKYO2020 (ニュース)
18:23~

東京パラリンピックを盛り上げようと今月都内で開かれたイベント。今月、イベントに参加するためブラジルから来日したジョナタ・バストスさん、今回が初の日本。バストスさんは「”なんだってできる”というメッセージを日本の人に伝えたい」と話した。去年のリオパラリンピックの閉会式、バストスさんは大舞台でギターを披露し世界の度肝を抜いた。生まれつき両腕に傷害があるバストスさん、音楽一家に育ち子どものころから音楽に親しんできた。その家族にも絶対に無理と言われたギターの演奏を12歳の頃から挑戦を始めた。右足で挟んだピックで弦を弾き、音階を操るのは左足。超絶技巧が冴え渡る。バストスさんは「”諦める”という言葉が好きではない。やり続けていればさらに遠くまで行ける。音楽も人生もそうだと思う」などと話した。

バストスさんには、今回も新たな挑戦があった。言葉も通じない初対面の人とのセッション、相手は盲目の日本人シンガーソングライター・木下航志さん。 木下さんも生まれて間もなく視力を失いながらプロのミュージシャンとして音楽を突き詰めてきた。初めての2人の練習は息がピッタリのように見えたが、妥協は一切許さず。バストスさんは「音楽には勉強して努力を続ける忍耐力も必要」と話した。”プロとして最高のものを見せる”2人は繰り返し練習をしていた。木下さんは「スポーツも音楽もある一定のところで満足していたらいけないと思う」と話し、バストスさんは「見せたいのは”障害”ではなく”強さ”」だと話した。そして、今月15日国技館、若者に人気のアーティストや俳優・パラアスリートが参加したParaFes 2017。障害者スポーツへの関心を高めようというイベントでは国内最大級。本番では”Stand By Me”を演奏した。ブラジルと日本、言葉ではなく音楽でやり取りしてきたバストスさんと木下さん。2人の演奏は観客の心を揺さぶった。観客は「”出来ないことってないのかな”と思って凄く心に響いた」などと話した。「障害の種類は違うが、僕達はそれを乗り越えたから同じ言葉を話せる。共通の言葉は”乗り越えた経験”と”音楽”パラも乗り越えた人の祭典。だからこそ多くのものを学べる」とバストスさんは話した。

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墨田区(東京)

気象情報 (ニュース)
18:30~

関東の気象情報。

ニュース (ニュース)
18:33~

東京・世田谷区で子育てアワード表彰式が行われ、パパ部門で爆笑問題の田中裕二さん、ママ部門でロンドン五輪柔道女子の松本薫さんなどが選ばれた。文京区と子どもの貧困対策に取り組むNPO法人などが始めた「こども宅食」という取り組みが選ばれた。こども宅食はふるさと納税の寄付金を財源に児童扶養手当などの受給世帯に食品を届けていて、子どもの貧困の解決に向けた先進的な事例だと評価された。文京区の成澤廣修区長は子どもたちの笑顔のためにふるさと納税を活用してもらって「こども宅食」への支援を呼びかけてもらいたいと話した。

東京・上野動物園のパンダの赤ちゃん「シャンシャン」について、飼育責任者の渡部さんにインタビュー。シャンシャンは、12月19日から一般公開される。一般公開の問い合わせ電話番号を紹介。

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東京BOX (ニュース)
18:37~

東京都稲城で、里親制度の経験者がやりがいを語るイベントが開催された。去年6人の子供を一時的に預かった鈴木豊美さんは「度の子も大人に対し警戒心が強かった。おなかがパンパンになるまで食べてもまだ足りないと数時間泣くのが当たり前の毎日だった。昼間は外で体を動かし、夜は8時に電気を消すという習慣を続けていると2週間たったころから笑顔が見られ、癇癪もなくなっていた」と話した。里親に関心のある約40人が話を聞いた。東京都によると、都内の親元を離れて暮らす子供の多くは施設で暮らし、里親などで暮らすのは昨年度末時点で12.6%。鈴木さんは「過去ではなく出会った時からどれだけ愛情をそそげるかが大切。預かった子供に少しでも親に愛された記憶を残したい」とした。多摩児童相談所の坂井隆之所長は「もっと多くの子供たちが施設ではなく一般家庭で生活する経験を持って欲しい。そのためにもっと多くの養育家庭や里親が必要」とした。

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稲城(東京)

季節の映像 (ニュース)
18:39~

下仁田ねぎの収穫の映像が流れる。下仁田ねぎは熱を加えると独特の甘みととろける食感を出す。

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下仁田町(群馬)

特集 (ニュース)
18:40~

2020年の東京オリンピック・パラリンピックは東日本大震災からの復興を世界にアピールする場でもある。先日行われた、復興五輪を歌うイベントに参加した被災地の高校生への取材が行われる。今週日曜、東京駅前でコンサート「文化オリンピアードナイト」が開かれた。文化オリンピアードナイトのテーマは「復興五輪」。これまでも演劇を通して被災地を支援した宮本亜門さんが企画、演出した。ゆずは自身の曲「ワンダフルワールド」に復興への思いを込めた。このイベントには、宮城県と福島県の高校生ら40人の合唱団も参加していた。

合唱団の1人である宮城県石巻の渡辺栞奈さんは震災当時小学4年生。住んでいたアパートが津波の被害を受け、2ヶ月間避難所生活を余儀なくされた。渡辺さんは現在石巻好文館高校の合唱部の部長を務めている。今回ワンダフルワールドを歌うに際し、渡辺さんは「歌詞を大切にしよう」と呼びかけた。渡辺さんは「被災した際に国内外から多くの人に助けてもらった。その人達に、自分たちが元気でやっていることを伝えられたら」と話した。

福島市にある農業高校、島明成高校の野津雄平さんも合唱団に参加していた1人である。野津さんは震災の後も、家の畑を守りたいとしてこの高校に入学した。野津さんの家で作っていた桃は原発事故の影響で出荷されず、現在も苦しい状態だという。しかし野津さんは「家の畑を荒れたままにしておくわけにはいかない」と話し、福島が復興していく姿を世界に伝えたいと思い合唱団に参加した。

コンサートの2日前、合唱団がワンダフルワールドを練習していたところに宮本亜門さんが現れる。宮本亜門さんは「歌に世界を私達が変えていくんだという思いを込めて欲しい」とした。福島明成高校の野津さんは「福島の人々が頑張っているということを歌で表現できたらいい」と話した。

文化オリンピアードナイト当日、歌い終えた合唱団に対し宮本亜門さんは「みなさんの歌声、パワーに感動した」、ゆずの北川悠仁さんは「すばらしかった」とコメントした。渡辺さんは「ほめて頂いて、自分たちが前向きにやっていることを示せたと確信した」、野津さんは「笑顔で歌いきった。東北の明るさを伝えられたら」とコメントし、全員で記念撮影を行った。

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ニュース (ニュース)
18:48~

軽度の知的障害のある男性は”いなげや”の横浜市内の店舗で働いていたが、指導を受けていた女性従業員から繰り返し暴言を受け退職に追い込まれたなどとして、会社と女性従業員に580万円余りの賠償を求めた。これにたいし”いなげや”は暴言などを否定していた。判決で東京地裁は、女性従業員が複数回に渡って仕事ぶりが幼稚園児以下だとの趣旨の発言をした事や”ばかでも出来るでしょ”との発言をした事を認め22万円の賠償を命じた。一方、その他の暴言や会社が虐待防止の義務怠ったとの主張は退けた。

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Flash (ニュース)
18:50~

小さくカットした”象牙”605本を密輸出しようとしたとして中国人の男が逮捕された。象牙を巡っては像を密猟から守るため、市場を閉鎖しようとする動きが世界各地で相次いでおり警視庁は大きな市場が残っている日本の象牙を狙ったと見て調べている。容疑者は調べに対し「誰かに入れられたと思う」などと容疑を否認し、逮捕前の税関の聞き取りには「友達から貰った象牙だ」などと話していたという。

サンタクロースが成田空港に到着した。北欧・フィンランドの財団が公認したサンタクロースでトナカイが期待に描かれた航空機からタラップに降り立った。この後、空港のロビーを練り歩き子供たちと握手をしたり記念撮影したりしていた。

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エンディング (その他)
18:51~

「サンタクロースにとっては今日の寒さはちょうど良かったのでは?」「明日から12月だが、この寒さは続くのか」などとキャストの2人は話した。

首都圏ネットワークへのご意見・ご感想のテロップ。

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