ヒロイン誕生!「大坂なおみ 全米優勝の軌跡」 2018年9月24日放送回

放送日 2018年9月24日(月) 22:00~22:48
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

オープニング映像。2018年9月8日、全米オープンテニスで大坂なおみ(20)がセリーナ・ウィリアムズをくだして優勝した。そんな優勝までの軌跡に迫る。

キーワード
全米オープンテニス2018
セリーナ・ウィリアムズ

証言ドキュメント 大坂なおみ全米優勝の軌跡 (バラエティ/情報)
22:03~

100年以上の歴史がある全米オープンテニス、大坂なおみは日本人として初めて女子シングルスへの決勝進出を果たした。相手は大坂が憧れ続けてきた元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズだった。大坂はハイチ人の父と日本人の母をもち、1997年に日本で生まれた。3歳で渡米、2歳年上の姉と共に父親からテニスを習った。16歳でアメリカ・フロリダにあるテニスクラブに通い始め、クラブ代表のハロルド・ソロモンさんは当時の事を鮮明に覚えている。当時から大坂は時速170kmを超えるサーブを放つ選手、世界トップ10に入ると思っていたという。

大坂なおみはプロになったのは2013年、当時対戦した同世代の尾崎里紗は大坂について、サーブが速くてパワーがあったが粗くてミスも多かったので勝ったと話した。ミスが続くと気持ちの浮き沈みが多くて、連続失点になるので、頑張って返すと最後はミスすると思ってプレーしたと話した。2年前の東レパン・パシフィックオープンテニスでは、大坂は強く打ち返そうとする余りミスをして自滅した。森上亜希子さんは大坂について、「格下にも負けていて、メンタルでも怒りを抑えることができないことがあったが成長段階だと思っていた」と振り返った。大坂は2016年の全豪オープンを皮切りに4大大会に出場したが、プレーの粗さは克服できなかった。過去の成績では、1度も4回戦まで行けなかった。

大坂なおみはプレーの粗さは克服できなかったが、一変させたのは去年12月にコーチに就任したサーシャ・バジンだった。セリーナ・ウィリアムズらトッププレーヤーを支えた人物だった。真っ先に取り組んだのはパワーに頼りがちだったショットの修正だった。ラリーを続けてチャンスを待つことだった。森上亜希子さんはバジンコーチは前向きにさせることを言い続けたとした。バジンコーチの勧めで、大坂は筋力トレーニングとダイエットに挑戦。森上亜希子さんは憧れのセリーナに付いていた人の言葉は受け入れやすかったのではないかとした。今年の全豪オープンで大坂を見た時に「すごく動けていることがわかった」とした。BNPパリバオープン2018(映像提供:DAZN)で、大坂は軽快なフットワークと正確な返球を見せてツアー初優勝を果たした。

2018年9月8日、全米オープンテニスで大坂なおみがセリーナ・ウィリアムズと決勝で対戦(映像提供:WOWOW)。大坂は試合前に「子供の頃からの夢が叶ってハッピー、勝つ自信がなければ試合はしない」と話した。杉山愛さんは出だしの攻防に注目した、セリーナのパワーには女子の選手でパワー負けしない選手がいない、そこで主導権を握られると解説。杉山はやるべきことが明確に伝わり、入り方が素晴らしかったと話した。大坂は粘り強くラリーを続けてミスを誘った。杉山は大坂は以前は走らされると無理をしていたのでミスをしていたが今回は深い所に打ち返すことに徹したと解説。第4ゲームで大坂はセリーナの懐に食い込むサーブや、回転のかかったサーブなどで翻弄。森上亜希子さんは大坂のサーブは相手は常に速いサーブではないとリズムが取れず、戸惑いがあるとした。杉山はセリーナはサーブは世界でトップレベルで、対戦ではサーブが鍵になるが、大坂はコースの正確性や確率がよかったとした。森上亜希子はサーブのスピードを落とすことは技術が必要だとした。1-4で迎えた第6ゲームで、セリーナの目の色が変わった。しかし、大坂は117マイルのサービスエースを決めた。杉山は1本で流れを変える集中力が素晴らしかったとした。ゲームカウント6-2で大坂は第1セットを取った。杉山は普通にやって取れていることが大きいとした。

大坂なおみの2年前の映像を紹介、ゲームとアニメが大好きで超がつくほどシャイ。同世代の尾崎里紗選手は一緒に食事をする仲、大使館に招かれた時に服をオシャレにしないといけないと話したとした。森上亜希子さんは通訳を務めることもあったが、大坂は本当にシャイでコイントスでも相手に勧めるほどだとした。シャイな大坂はカメラの前で話すとギャップがあり、人々を惹き付ける。20歳の大坂が語った夢は四大大会の優勝、世界のトップ5、ナンバーワンだった。

2018年9月8日、全米オープンテニスで大坂なおみがセリーナ・ウィリアムズと決勝で対戦(映像提供:WOWOW)。第2セットで一進一退の攻防、第4ゲームでセリーナに流れが傾きかけた。全米オープンテニス2016のマディソン・キーズ戦で、大坂は最終セットで大きくリードしたがミスを連発し逆転負けした。森上亜希子は大坂はこれまでは自分自身と戦っていたとした。大坂は勝負どころで痛恨のミス、ブレークを許し追い詰められたが笑っていた。ここにもサーシャ・バジンの存在があった。大坂はバジンコーチの指導を決めた時のことを、「最初の練習した時に彼は始まって5分で足首を捻挫した、きっとすてきなコーチになると思った、ポジティブで明るい人」と笑って振り返った。バジンコーチは大坂がミスをして落ち込む時に常に前向きに諭し、徐々に自信を植え付けた。第5ゲームで、大坂がリターンエース。セリーナはダブルフォルト、杉山愛は普段なら考えられないと解説。大坂がブレイクバックに成功、杉山愛は相当セリーナにプレッシャーがかかっていたと話した。ゲームカウント4-3で休憩、ここでセリーナは一連の判定に納得がいかず爆発。セリーナの暴言によるペナルティで、プレーせずに第8ゲームは大坂に入った。しかし、会場の観客は不服のブーイング。バジンコーチは大坂の集中力が途切れることが不安だったという。しかし、大坂は「後ろを向いていたので何が起きているか知らなかった、自分のやることに集中していた」と振り返った。大坂はサーブで連続ポイント、大坂は全米オープンを制した。

2018年9月8日、全米オープンテニスで大坂なおみがセリーナ・ウィリアムズをくだして優勝した。大坂は「あの瞬間のために一生懸命頑張ってきた、我慢するテニスで自信がついた」と話した。ハロルド・ソロモンさんは優勝の瞬間は興奮が抑えられなかったとした。尾崎里紗は「テレビでなおみを見て、ああなりたいと思う」と話した。杉山愛は「サーブ力、判断力、攻撃力すべてでセリーナを上回った」とし、森上亜希子さんは「どこまで成長するか楽しみ」と話した。成田空港に凱旋し、大坂なおみ「東京オリンピックが待ち遠しい、出られるなら金メダルを目指したい」と話した。

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エンディング (その他)
22:47~

エンディング映像。

  1. 9月24日 放送