サキどり↑ もぅ夢中!宇宙ビジネス最前線

『サキどり↑』(Sakidori)は、NHK総合テレビジョンにて2011年4月10日から2017年3月26日までされていた日曜日朝の情報番組である。公式サイトによると、「最先端の現場で見つけてきた、暮らしを良くする『種』となる『サキどり』情報」について、司会やゲストが話をかわして「明るい未来のヒント」を探るというもの。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年5月10日(日) 8:25~ 8:57
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
08:25~

今回は、宇宙ビジネスを特集。現在、アメリカの民間企業は宇宙ステーションへ物資を輸送したりと大活躍。民間ロケット会社CEOのイーロン・マスクさんは12年後には人類の火星到達を実現できると思うとコメント。そして現代では宇宙葬まで登場している。

本日のテーマは宇宙ビジネス。宇宙ビジネスは「宇宙機器製造」「地上設備」「衛生サービス」のと大きく3つに分かれる。富士経済によると宇宙ビジネス市場は2030年には45兆円になるだろうと予想されている。

キーワード
イーロン・マスクさん
宇宙ビジネス
宇宙葬

もぅ夢中!宇宙ビジネス最前線 (バラエティ/情報)
08:27~

東京・神田のオフィス街にある人工衛星開発会社を訪問。社長の中村友哉さんが案内したのは今年の末に打ち上げ予定の人工衛星の制作現場。すでに二機が完成し打ち上げに成功し、運用を行っている。顧客の要望に合わせ、どんなところでも撮影可能。通常、「ひまわり8号」は重量3.5トンで340億円もの制作費がかかるが、この超小型衛星は40kgで制作費は3億円にまで抑えられている。中村さんの企業に目をつけて投資をしているのが気象情報会社。人工衛星プロジェクトリーダーの山本雅也さんは“北極海航路”という新しい航路を警戒していく新しいプロジェクトを提案している。しかしリアルタイムで氷の位置を把握する必要があり、人工衛星開発会社に依頼し、自社独自の人工衛星を製作中だ。

現在、年内の打ち上げを目指し開発が進んでおり、この日はロケットから衛生が分離されるときに強い衝撃に人工衛星が耐えられるかの実験が行われていた。実験の結果、機体に問題は無く、内部にも異常は見られなかった。技術責任者の永島隆さんは「衝撃だけではなく、さまざまな宇宙の環境に耐えられることをこれから実証していきたい」と語った。

東京大学航空宇宙工学選考教授の中須賀真一さんがスタジオに登場。アメリカでは宇宙開発の進歩が、国家主義から民間が開発し、国が資金提供してきた経緯を経て今では民間企業が主導で、国はできたものを利用するにまで至っているという。日本はまだ、アメリカに遅れており、民間企業が開発し資金を国から提供されるくらいのレベルだ。アメリカの民間企業はGPS(全地球測位システム)を国民に提供したり、衛星を使ったインターネット網を作っている。そして人口流れ星を開発している企業もある。ジョン・カビラはスペースデブリ(宇宙ごみ)問題を指摘。中須さんは衛生を使い終えたら25年以内に燃え尽きさせるルールがあるが、法律がまだまだ弱く、強い法律にする必要があると語った。

2015年1月、政府は宇宙基本計画を発表。「宇宙産業を5兆円規模に」「10年間で45基の衛星・探査機」「宇宙産業促進の法案整備」などを計画中だ。しかしロケットの打ち上げ費用が莫大で、日本のH-llAは100億円もかかっているため、課題は残っている。アメリカのファルコン9は70億円、ロシアのドニエプルは20億円、インドのPSLVは20億円かかっている。(JAXA調べ)

東京・秋葉原で大量に電気部品を購入していたのは、ロケット制作会社代表の稲川貴大さん(28)。ロケットに搭載するためのコンピューターのため買い出しに来ていた。去年オープンしたシェアオフィスの一角で、稲川さんは買ってきた部品を加工。こうして作った部品は北海道・大樹町に送られ、組み立てられる。H-llAが全長53mという長さだが、製作予定のロケットは18m。海外も真似できない破格の安さで展開していくつもりだ。稲川さんは幼い頃からロケットを打ち上げるのが夢で、大手電機メーカーに就職が決まっていたが、入社式の日にやりたいことを優先したいと思い辞退し、ベンチャー起業を立ち上げロケット製作づくりに力を入れた。金井竜一朗さんも夢を追って大学院休学中だ。

重要なテスト打ち上げの前日である4月13日、まだ未完成の姿勢制御機能について話し合っていた。ロケットを軌道に乗らせるために、軌道修正を行う機能が必要だが、これがまだ未完成。2014年12月に1回目、2015年3月には2回目の実験を行ったが、どちらも成功しなかった。4月14日実験当日、大樹町多目的航空公園で打ち上げが行われた。実験は大成功に終わった。稲川さんたちは2年後にはロケットを実用化し、ビジネスを軌道に乗せる予定だ。

中須賀真一さんは、今小さなロケットはものすごく注目されており、行きたいタイミングで行きたいところに行けるのが大事で、たくさんの衛星が打ち上がり、修正をするために狙ったところに打てるロケットのニーズは高いと語った。また、新しいアイディアで切り開き、そのアイディアを出す人たちに投資すれば可能性は広がるとコメント。

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秋葉原(東京)
大樹町(北海道)

エンディング (その他)
08:53~

サキどり↑のホームページ、ツイッターのアドレスが表示された。

片山は宇宙は遠い話だと思っていたが、こんなに身近にあり、これからが楽しみだとコメント。

エンディング映像。デンマーク・コペンハーゲンでは、北極海航路の開拓を目指す気象情報会社が、運送業者60名を招き、社長の草開千仁さんが自社衛星の可能性をアピールしていた。稲川さんたちのロケット開発には北海道・大樹町が期待を寄せている。宇宙食風のフリーズドライのチーズなど開発し、街全体で町おこしをしている。

Music:“Space Cowboy”(1969)/The Steve Miller Band

「サキどり↑」の次回予告。

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コペンハーゲン(デンマーク)
草開千仁さん
稲川さん
大樹町(北海道)
荒木祐亮さん
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