首都圏情報 ネタドリ! 徹底取材!豊洲新市場 私たちの食卓は?

『首都圏情報 ネタドリ!』(しゅとけんじょうほう ネタドリ)とは、NHK総合で2018年4月13日から生放送されている関東・甲信越向けの情報番組である。NHK総合・中国地方でも不定期に土曜10:55 - 11:22のローカル枠で放送されている。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年10月13日(土) 10:55~11:22
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:55~

豊洲市場が昨日、ついに開場した。約5700億円をかけて整備されたこの施設。今回は業者以外立ち入りを制限されているエリアの取材が許可された。そこには最新鋭の設備が。これまで問題視された地下水の汚染や施設内のひび割れはどうなっているのかも追跡。

出演者らが挨拶。昨日オープンした豊洲市場。築地市場が老朽化し手狭になったことで移転した。今日は豊洲市場最新鋭の設備について、また発覚していた問題はどうなったのか、私達の食卓にどんな影響が出るのかを伝える。

キーワード
豊洲市場

徹底取材!豊洲新市場 私たちの食卓は? (バラエティ/情報)
10:56~

豊洲市場の開場1週間前、市場内部の取材許可を取得。まず案内されたのは、マグロの竸りが行なわれる卸売場。ドアはセンサーで開き、手を洗ってからは何も触れずに売り場の中に入ることが出来る。ここでは1日2300トンの水産物が取引される見込み。旧築地市場は外と内を仕切る壁が少なく、魚の衛生管理が課題とされていた。周囲にはネズミの姿も。一方豊洲市場は競りなどすべて建物の中で行なわれる。マグロ専用の売り場は、マグロの赤身が見やすいようにとの配慮から床は緑色に、照明は暖色にしてある。最も力を入れているのは温度管理で、搬入口には2重のシャッターが設置されており、上から下に空気を吹き付けることで外気を遮断している。埃や虫の侵入も防ぐという。内部では巨大な冷房がフル稼働し、魚の種類に合わせた最適な温度に保つという。

厳しい衛生管理は市場を利用する業者にも求められ、この日は都の担当者たちが仲卸業者への衛生検査を行なっていた。衛生管理に必要なゴミ箱や冷蔵庫が実際に設置されているかを確認し、基準を満たしていない場合は厳しい処分も下すという。都では開場後も業者に新たなマニュアルを渡すなどし、市場全体の衛生状態を維持できるよう力を入れるとしている。衛生管理の強化をビジネスチャンスと捉える業者もいる。今回、食品衛生基準が日本より厳しいとされるアメリカに輸出を申請、初めて許可が下りた。すでに注文を受け、年内にも豊洲から輸出する予定だという。昨日の開場日は、一部の売場で温度が保たれないなどの問題はあったものの、取引は概ね順調に行なわれた。

岡田結実さんは「移転前はいろいろな報道を見て不安はあったが、衛生管理がしっかりしているなどの映像を見て安心した」などとコメント。泉ピン子さんは「意外と物を入れると狭い。慣れるまでは大変だと思う」とコメントし、「昨日温度が上がっちゃったのは人の熱気もあったんじゃないか」などと話した。婁小波さんは「良い鮮度の魚を長く持続できるのが今の豊洲市場。築地市場は老朽化し衛生面でも問題が指摘されていた。魚の食べ方は鮮度によって変わる。鮮度が良ければ刺し身で、鮮度が落ちれば焼いたり煮たり、干物にしたり。鮮度が落ちれば価値も下がって値段も下がる。鮮度が維持できれば、価値も維持できるということ」と話した。泉ピン子さんは「以前は世界に知れ渡った築地ブランドは豊洲になったらダメになるんじゃないかと言われていたが、豊洲になったからこそ海外輸出ができるというのは驚いた」と話した。業者の中には、さまざまな作業が煩雑になったと面倒がる人もいるが、世界に日本の魚を売り込むためには意識の改革も必要とのこと。豊洲の移転は当初の予定より2年遅れた。延期になったのは、敷地内の土壌汚染があったからで、あの問題のその後を追跡する。

2年前の豊洲市場。建物の地下には存在するはずのない巨大な空間が広がっていた。豊洲市場はもとの土壌や地下水から有害物質が検出されたため、土を綺麗なものに入れ替える盛り土をしたとしていたが、実際には主要な建物の下で盛り土はされず地下からは水が滲み出していた。その後、東京都は追加の安全対策工事を実施。盛り土の代わりに地下空間の床にコンクリートを敷き詰め、ポンプを使って汚染された地下水を組み上げた。こうした対策によって、東京都は安全宣言を行う。しかしその2ヶ月後、今度は豊洲市場の敷地内で複数のひび割れが発見。建物周辺の盛り土の地盤沈下が原因だった。東京都は「地盤沈下は一定の時間が経過すれば収まるとみられ、業務に支障はない」としている。

豊洲市場の課題についてスタジオトーク。東京都は安全宣言を出しているが、今も豊洲市場の地下水からは有害物質が検出されている。東京都は今後も地下水の推移や有害物質の監視を続けることにしているが、豊洲市場の安全性については関係者の間で今も不安や不信感が残っている。豊田将志記者は、「正確な情報を積極的に公開することで、業者や消費者の不安を払拭する姿勢が求められている」などと話した。市場整備にかかった5700億円については、豊田記者は「東京都は収益で費用の一部を回収する考えだが、国内の魚の消費の低迷などで水産業者の売上は減少している。このままでは豊洲市場は年間21億円もの赤字が出るという試算もある。今後は海外への販路拡大や売上の拡大などが課題になる」などと述べた。

豊洲市場の販路拡大について婁さんは、「業者が一致団結して販売努力に取り組まないといけないが、それを支えるキーワードは豊洲ブランド。豊洲ブランドをどう確立するかにかかっている」などと話した。

長年、築地で仕入れをしてきた東京・新宿区の寿司屋。豊洲移転に伴い、運送料が値上がりする可能性が出てきたという。豊洲市場では荷物の積み降ろし場所の使用料が値上がりする場合があり、さらに一部では駐車料金が新たに発生。こうしたコストが運送料に影響する可能性がある。新宿区の寿司屋では、運送料だけで1か月2万円以上は経費が増えるとみている。そのため、店の品を値上げするかどうか、悩み始めている。

テロップ:#ネタドリ!/メール HP

豊洲市場では、周辺道路の混雑が問題視されている。築地市場は片側だけが海に面していたが、豊洲市場は海に囲まれている。そのため、移動するルートが限られ渋滞が発生しやすくなる。これまで築地で仕入れをしてきた都内のスーパーを紹介。鮮魚部の小泉充儀さんは朝8時に築地市場から品物を送り出し、トラックは9時に店に到着。10時の開店に間に合わせてきた。きのう、小泉さんはこれまでと同じように朝8時に品物をトラックに託したが、トラックは豊洲市場を出る前から渋滞に巻き込まれ、店に到着したのは開店時間を過ぎてからだった。

豊洲市場についてスタジオトーク。婁さんは、「オープンしたばかりで初期の混乱は仕方のない部分もある。場外物流については1か月後に少し改善するのでは」などと話した。運送料の値上げに伴う商品の値上げについては、「店によると思う。体力のある大型スーパーによっては仕入れコストが下がるところもあるが、寿司屋などは値上げもありうる」などとコメント。泉ピン子は、「移転した以上、目を光らせながら応援しなければいけない」などと述べた。

キーワード
豊洲市場
東京都中央卸売市場
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盛土
新宿区(東京)
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