ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ! 【激動のラーメンおなまえ物語】

放送日 2019年9月12日(木) 19:57~20:42
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
19:57~

オープニング映像。徹底調査で解明されたのはラーメンのお名前力。最新研究でわかったラーメンの秘密。

スタジオトーク。古舘伊知郎は、日本人でラーメンが嫌いという人を聞いたことがないと話し、周りも同意した。その後、ラーメンに関するこだわりを出演者で語り合った。古舘伊知郎は名前がラーメンの素晴らしさを引っ張っているという視点だけでやろうと話した。スタジオにラーメンの名称を一覧にしたものが届いた。赤木野々花はラーメンの名前が増えるまでには壮大なストーリーがあった、第1章は「ラーメン」誕生秘話だと述べた。

キーワード
ラーメン

ラーメンおなまえ物語 (バラエティ/情報)
20:01~

「ラーメン」発祥の有力な説を求めて北海道の太田博美さんと大久昌枝さんの元を訪ねた。昌枝さんの母・タツさんが「ラーメン」という名前を思いついたのだという。大正12年札幌市、中国料理店「竹家食堂」では肉とタケノコお細切りが乗った麺料理「肉絲麺」を得意としていた。しかし、日本人は人気が今ひとつだった。博美さんは、中国人のコックが料理ができた合図で「好了(ハオラー)」と言っていて、了が響いて、そこに麺をつけて「了麺(ラーメン)」というのがタツさんの発案だったと話した。さらに漢字よりもカタカナのほうが覚えやすいし響きもいいとして張り出すと一気にブレイクしたという。その名前は全国に広がり、フルーツパーラーにもラーメンが登場した。

ラーメンという名前はなぜブレイクしたのか。川原繁人さんは「秘密はラーにある。ラーという音から始まる単語は日本古来の単語にはありえない言葉だった。ラーで始まる食べ物の名前を聞くと日本人は目新しい食べ物という印象を受けた」と話した。娘がプリキュアにハマっているのでプリキュアの名前を分析と、ら行を含むプリキュラは35人いる。らは日本語の50音の中で最も透明感があるという研究結果がある。

日本の歌の中にラが印象的なものが多い。「LA・LA・LA LOVE SONG」「ら・ら・ら」など。名前を変えたことでヒットしたものを紹介。牛肉水炊き料理は「しゃぶしゃぶ」。スモーガスボードは「バイキング」。

北海道以外の地域でラーメンは何と呼ばれていたのか。新横浜ラーメン博物館の中野正博がスタジオに登場した。中野は明治後期からは支那そばという名前が増えていって、昭和21年から中華そばと言われていたという。昭和30年くらいまではラーメン・支那そば・中華そばという3つしか呼び方はなかったが、ある時爆発的に名前が増えたビッグバンが起きたのだという。第2章は変革を起こしたおなじみの一杯。

みそラーメンの出現で名前が増加したという。みそラーメン開発者は大宮守人さんという人だったが、2代目の大宮秀雄さんは、当時はラーメンと言えばしょうゆで、「みそでラーメンなど食べられるか」と言われていたという。しかし味噌味メンは、昭和40年に北海道物産店で紹介されると、都会の若者に受けた。味噌味メンはブームの中で自然発生的にみそラーメンと名前を変えた。川原繁人さんは、ラーメンに他の単語をつけると語感が良くなる可能性があるとして、ラーメンはあ段で始まっているため、単語の流れが良くなりフィットしたのではと話した。東京ではラーメンは中華そばと呼ばれていたが、みそ中華そばとはならなかった。そして、ラーメンは「しょうゆラーメン」「塩ラーメン」となっていった。

スタジオトーク。中野正博は、東京でヒットしたお名前が札幌に逆輸入されて定番メニューとなったと話した。宮崎美子は日本古来の麺としてそうめんがあるが、ラーメンのようにはならなかったのかとコメントした。続いて地名+ラーメンが増えたきっかけについて中野は、喜多方ラーメンは福島県喜多方市が町おこしとして始めたもので、酒蔵目当ての観光客が多かったが、観光客の間でラーメンが評判になり、これが売りになるとPRしたという。

1980年代半ば、旅行雑誌の創刊など国内旅行が盛んとなり、地元ではラーメンとしか呼んでいなかったものが喜多方ラーメンとして全国区となった。それを受けて栃木県佐野市も地元のラーメンを佐野ラーメンと名付け、それから地名とラーメンをくっつけたものが急増した。さらに、90年代に家系ラーメンが登場すると、淡麗系、背脂系という名前が増加した。

スタジオトーク。最近では意外な名前のラーメンもあり、「ダム」ラーメンは、カニカマとのりでダム、卵で施設を表現したラーメン。「石炭」ラーメンは、イカスミの麺とスープで石炭を表現したラーメン。「ミドリ」ラーメンはミドリムシが6億匹入っている、ミドリムシは健康食として注目されている微生物。スタジオに「タピオカミルクティーラーメン」が登場した。試食した出演者は、いく必要がない、何も聞かずに食べたら美味しいかもしれないなどと述べたが、苦情がたくさん出た。古舘伊知郎は初めてのものはみそラーメンのように固定観念が邪魔して受け入れづらい、いつかタピオカミルクティーラーメンも来るかもしれない等と話した。

第3章は世界。ラーメンは外国人観光客への人気は寿司以上。中野正博は「RAMEN」が通じる国について、東・東南アジア、カナダ・アメリカ・オセアニア・東欧以外は通じると話した。中野は、2002年のサッカーW杯の時は、全くラーメンと言っても伝わらなかった、しかし、2008年頃から「RAMEN」が普及していったと話した。

来日したての留学生に「初めてRAMENを聞いた印象」を聞いた。すると、言いやすい、言葉が短くて覚えやすいなどといった声が上がった。他にも、ベトナムにはラァネンという食べ物があり、生春巻きを作って揚げて食べるものだという。RAMENに似た名前は世界中にある。

  1. 前回の放送
  2. 9月12日 放送
  3. 次回の放送