NHKスペシャル 未解決事件File.07▽警察庁長官狙撃事件ドキュメンタリー

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年9月8日(土) 16:10~17:00
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
16:10~

本日はオウム真理教が唯一、否定し続けた事件「警察庁長官狙撃事件」について紹介する。事件は未解決に終わったが、その裏に重要参考人の男がいた。警察が押収した4000点以上の証拠品を入手し、謎の男の正体に迫った。

キーワード
國松孝次
野中広務
オウム真理教
警察庁長官狙撃事件
警察庁
地下鉄サリン事件
警視庁

警察庁長官狙撃事件 (バラエティ/情報)
16:13~

岐阜刑務所の獄中から、警察庁長官狙撃事件の真犯人を名乗る男が手紙を送ってきた。差出人は中村泰。別の事件で無期懲役になっている。警察庁長官狙撃事件が起きたのは、1995年3月30日。南千住の高級マンション群アクロシティで、國松考次長官が背後から狙撃された。瀕死となったが、緊急手術で一命をとりとめた。

番組は警察庁長官狙撃事件に関する2000ページ超の捜査資料を入手。犯行に使用された銃弾から、科学警察研究所の内山常雄は強い殺意を感じたという。犯行に使われた拳銃はコルトパイソンで、殺傷力の高いホローポイント弾が使用された。真っ先に疑われたのは、その10日前に地下鉄サリン事件を起こしていたオウム真理教。撃たれた当時、國松長官は前日に信者が投函したオウムのビラを握りしめていた。井上元警視総監は公安部に事件を担当させた。オウム信者の現職警察官K巡査長に容疑がかかり、半年近く軟禁状態において取り調べたところ、「長官を撃ったのは自分だ」と供述。しかし、この供述を疑問視する声もあり、裏付けは取れなかった。井上元警視総監は、捜査の方向を修正するのは難しかったと語った。

公安部の捜査がオウム真理教に向かう中、刑事部の捜査線上に中村泰が浮上。現金輸送車の襲撃で2002年に逮捕された男だ。番組は、警察が中村のアジトから押収した4000点の証拠品を入手。そこには警察庁長官狙撃事件に関連する地図や詩があった。警視庁の横内昭光によると、中村が真犯人ではないかという心象を強く持ったという。中村は東京大学で学生運動にのめり込み、革命を志して退学。1956年、26歳で警官を射殺し、19年間服役した。そこで右翼の大物・野村秋介と出会い、その知名度を利用して武装組織を作ろうとしていたという。中村の実弟は、中村が以前から警察庁長官の射殺計画を口にしていたと証言した。しかし、公安部はあくまでオウム真理教にこだわり、中村は重要視されなかった。2004年7月、公安部はK巡査長ら4人を逮捕。東京地検の内尾武博元公安部長も、オウム真理教が犯人だという心象を持っていたという。

4人の逮捕には不自然な点がいくつもあった。事件現場に居合わせた桑山東彦さんは、犯人の顔をはっきり確認できなかったが、捜査報告書では「K巡査長に似ている」と話したことになっていた。現場検証に立ち会った銃の専門家は、高度な射撃技術を持つプロの犯行だと分析したが、捜査報告書には「プロとは考えにくい」と記載された。検察は逮捕された4人を不起訴として釈放。捜査は行き詰まった。2008年、刑事・公安の混成で、中村の特命捜査班がつくられた。原雄一元班長は、中村を200日以上取り調べ、容疑性を高める供述を得た。また、身を挺して長官を守った田森正幸元長官秘書室長は、事件の1週間前に現場で中村に似た男を目撃していたと証言。しかし、実行犯の特徴は中村と異なっていた。上層部は事件に使われた拳銃と共犯者が見つからない限り、逮捕はできないとしていた。中村はアメリカでコルトパイソンを購入していたが、事件後に海に投棄したと供述。銃の発見には至らなかった。

中村は「同志を売ることはできない」と共犯者についての供述を拒否。時効まで4か月、特命捜査班は共犯の可能性がある元自衛官の男を割り出したが、事件に関する供述を得るには至らず。中村を逮捕することはできなかった。元捜査員によると、公安部主導の特別捜査本部では、オウム真理教以外が犯人では困るため、未解決のまま時効にする方針が定められていたようだという。捜査の最終日、東京地検特捜部も中村を聴取したが、立件は見送られた。2010年3月30日、事件は時効を迎えた。警視庁公安部は犯人を特定できなかったにもかかわらず、事件をオウム真理教による組織的なテロと断定。オウムの後継団体に訴えられ、名誉毀損で賠償を命じられた。2018年、獄中の中村は、犯行に使ったホローポイント弾の残弾がロサンゼルスの貸倉庫にあると証言。貸倉庫の元副社長は、銃弾はホローポイント弾と同じ青い弾頭のものだったと話したが、貸倉庫の契約期間が切れたため既に処分されていた。原雄一元班長は、「中村泰は限りなく黒に近い男」と話した。米村敏朗元警視総監は「捜査はもっと客観的にやるべきで、完全な失敗だった」と総括した。88歳になった中村は、銃器や弾薬を埋めた場所を手紙に示した。取材は続いている。

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地下鉄サリン事件
警視庁
山川治男巡査
東京大学
エルネスト・チェ・ゲバラ
野村秋介
名張(三重)
田森正幸元長官秘書室長
岐阜県
さるびあ丸
青木五郎公安部長
米村敏朗元警視総監
ロサンゼルス(アメリカ)
東京地検特捜部
パーキンソン病

エンディング (その他)
16:58~

「NHKスペシャル」の次回予告。

エンディング映像が流れた。

キーワード
NHKオンデマンド

番組宣伝 (その他)
16:59~

「武井壮のパラスポーツ真剣勝負!」の番組宣伝。

「NHK×日テレ スポーツのチカラ」の番組宣伝。

NHKスペシャルの番組宣伝。

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