人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ! 数字がつく名字

放送日 2017年11月21日(火) 0:10~ 0:55
放送局 NHK総合

番組概要

数字名字サマ (その他)
00:10~

福岡に住む五六正明さんを取材、名字は「ふのぼり」と読む。会計時のお釣りが56円だと”なんかいいことありそう”と思ってしまうのだという。車のナンバープレートは56、経営する会社のロゴも56だった。

五六(ふのぼり)の秘密は将棋にあるというので、加藤一二三九段に伺った。加藤九段は「一」が1月1日生まれ、「二」が昭和15年が皇紀2600年の2、「三」が三男のためだという。本題の五六(ふのぼり)について聞くと、「ふ」は歩、それが将棋盤の五六の場所に移動すると”上る”状態になる。

古舘伊知郎ら出演者が挨拶し、ゲストの六角精児、三田寛子、八名信夫を紹介した。八名信夫は過去のエピソードとして楽屋に「八名様」と書かれており、扉をあけたら布団が8つ敷いてあったと話した。一から十の中で名字で最も多い名前が三、111種類ほど確認されている。

「三」のつく名字はなぜ多いのか、その謎を解くカギは神奈川県・三浦市にある。海南神社で真相を伺った。平安時代末期に活躍した武士がおり、三浦という地に住んだから三浦性を名乗ったという記録が残っている。元々は「三浦」ではなく「御浦」という漢字が使われており、”御”には神様や天皇など神聖な意味があった。それを遠慮して三という字を使ったと言われている。日本には三浦以外にも”御”のつく地名が多く、それらの多くが三の字に変えられ、その地に住んだ人々が名字を名乗ることになった。

三を含めて奇数は縁起が良いと言われている。五節句の一月七日、三月三日、五月五日、七月七日、九月九日は全てが奇数。ちなみに三田寛子は当時の事務所社長が考えて付けたもので、縁起が良い慶応がある地名・三田からとった。

縁起が良いとされる「八」。理由は末広がりになっているからで、一般に広まったのは江戸時代。神様の事を八百万神と呼んだり、縁起の良いことには八を当てはめている。一方で”八方塞がり”や”八つ裂き”などのネガティブな言葉もあり、ポピュラーにつかわれている。八名信夫の「八名」のルーツは愛知県・新城市にある八名井、昔は八井という地名だった。ここから取られた可能性がある。

「階堂」が付く名字。森岡浩先生は「二階堂しか見たこと無い」とコメント。二階堂サマ発祥の地は鎌倉にあり。たどり着いたのはなんも変哲もない公園。山と大きな池以外見当たらなかった。取り出したのはスマホ。そこに現れたのは映し出されたのは山の裾野に広がる巨大な建物。「永福寺」という源頼朝が造った寺の跡のCGだった。この映像の中に二階堂サマの由来が映っているという。真ん中に見える建物が寺の中心となる「二階堂」と呼ばれる建物、この本堂が発祥の場所。鎌倉は源頼朝が入るまではそれほどの街ではなかったが、そういう所に突然壮大な2階建ての建物ができたことで「二階堂」と呼ぶようになったという風に思われるとしている。やがてこの地を二階堂と呼ばれるようになった。鎌倉幕府の役人がここに屋敷を構えて「二階堂」と名乗るようになった。1989年、頼朝は奥州藤原氏と激しい戦いを繰り広げていた。戻る途中に2階建ての建物を目にした頼朝は驚愕したそう。当時2階建ての建物はよほど珍しいものだった。頼朝は3年もの歳月をかけて二階堂建立に取り組み、1192年、征夷大将軍となった歳に完成した。自分の力を知らしめるという意味もあったそう。

「宮」について。数字が大きくなってくるとなかなかいない。森岡浩先生は「一番重要な神社を一宮という。2番めが二宮という。どうしても数字が小さいほうが多い。」と解説した。

日市の前につく数字の意味は、それぞれその数字の日に市が立ったことが由来だった。

古舘さんは六角はギャンブル好きの本質と結びついた芸名を無意識につけている可能性があると紹介した。スタッフは六角の由来を探しに京都の頂法寺に向かうと、六角堂というお堂があった。このお寺が六角さんと呼ばれ、前の道が六角通りになり、六角通りの住人が「六角」の名字となったと住職は説明してくれた。

富山・黒部市には「四十物」さんが住んでいる。読み方は「あいもの」、仕事で代々海産物を扱っており生物でも乾物でもない中間のものを”あいもの”という。それを40種類以上扱っていたため、四十物と当て字にした。

石川県立歴史博物館の濱岡伸也さんによると、港でどのような商品が扱われていたかを書きとめた書類が残されている。当時の江戸時代は冷蔵庫のなかった時代、四十物は革新的な食べ物だった。四十物は当時の加賀藩を豊かにした名字だった。

更に”あいもの”を四十物と現す理由がもう1つある。築地市場の加納宏二さんによると、元々は”始終食べられる”が四十に変わったと言われている。四十物とは鮮魚と乾物の間のもの、それを40種類も扱っていたことを誇る名であり、始終食べられる食生活の革命の名でもあった。

名字の「七五三」と「一尺八寸」の読み方を紹介。七五三は”しめ”、しめ縄を意味しており昔は1本の横縄に7本・5本・3本と縄を束ねていた。一尺八寸は”かまつか”、カマの柄(つか)の長さが一尺八寸だったことに由来する。こうした言葉遊びが出来たのは江戸時代、歌川広重の名所江戸百景には「◯やき 十三里」と書かれている。十三里は2つに分けると九里(くり)と四里(より)、”栗より美味しい焼き芋”という意味がある。

今後の放送予定のテロップが表示された。

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オープニング (その他)
00:10~

オープニング映像。本日のテーマは数字名字サマ。

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