金曜イチから 密着!都議会 知事と議会の関係は?

『金曜イチから』(きんようイチから)は、2017年(平成29年)3月17日から2018年(平成30年)3月16日までNHK総合の関東・甲信越ローカルで毎週金曜日の19:30 - 20:00に生放送されていた情報番組。33年に亘り続いた『特報首都圏』の後継にあたる。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年9月23日(土) 10:55~11:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:55~

選挙後初めて開かれた東京都議会定例議会。選挙の争点は都議会の改革。知事との関係は?議員主導の条例は?密着!都議会 知事と議会の関係は!?

キーワード
東京都議会定例会
小池知事

金曜イチから (バラエティ/情報)
10:56~

スタジオ解説。おとといから東京都議会定例議会が始まった。東京オリンピック・パラリンピック、市場移転などの課題がある。7月の選挙を経て都議会の勢力図は激変した。55議席を獲得した都民ファーストの会が第一党に、公明党など合わせると小池知事を支持する勢力は6割を超える。激減した自民党は第3会派にとどまっている。小池知事が率いる都民ファーストの会は都庁と都議会が馴れ合いになっていた古い議会を新しく変えると訴えて支持を集めた。都議会は都庁の提出する条例・予算案のチェックする役割がある。議会が条例提案をすることもできる。

今月12日、定例議会の開会を前にの幹部が集まった。来週行われる知事への代表質問の内容について調整した。小池知事との距離感について話し合われた。きっかけは先月末の臨時議会で、小池知事が豊洲と築地の両方生かすための補正予算案を提出、およそ55億円を盛り込んだ。都民ファーストの会は知事を支持する姿勢を鮮明に打ち出した。こうした姿勢に対して、都民ファーストの会の中からも知事との距離感が近すぎるのではないかと懸念する声が出た。他の会派からも疑問の声が上がった。都民ファーストの会都議団の増子博樹幹事長は「知事を都民ファーストの会だからといって必要以上に持ち上げてはいけない。こんなに注目されているんだということに対する驚きはある」と話した。小池知事は新しい都民に選ばれた責任を持って議員として務めていくことを期待していると述べた。

一方、選挙前には最大勢力だった自民党は第3会派となった。この日は幹部らが集まりこれからの議会戦略について議論した。先月の臨時議会で自民党は市場移転問題で、2か月以上議会に説明がなかったこと、決められた過程が不透明だと小池知事を追求した。採決では自民党は賛成に回った。豊洲市場への移転を進めてきた自民党は、予算案に反対できないという結論にいたった。都議会自民党の秋田一郎幹事長は「どうするべきか本当に議論を行ったというのが正直なところ。大方針のもとやむをえず苦渋の決断をした」と話した。こうしたなか議会での存在感をどう示すかが問われる自民党は、業界団体から意見を聞き取っている。この日は新たな入札制度に不満の声が上がり、議会で取り上げることを約束した。おととい開かれた都議会自民党総会では小池都政も問題点を確認した。秋田一郎幹事長は「悪い部分の慣れもあるから謙虚に耳を傾けて地道にやっていくしかない」と話した。

小嶋さんは都民ファーストは新人議員が多く小池知事の影響が強いとみられるのは仕方なく不安視されていて模索しているとコメントした。各党の小池知事との関係は、都民、公明は支持。自民は是々非々という立場で対立を解いているとはいえないという。また共産、民進も是々非々で臨むという。元三重県知事の北川さんは都議会と知事の関係について、対等な関係で執行部と議会が競争しあい、都民の声を集約して執行する重要な役割があり、中央集権時代は執行が優先していたが都民の声をしっかり反映する重要な役割が都議会にはあると思うとコメントした。

都議会議員は4回定例議会が行われ、去年は84日間議会が行われた。北川さんはずっと定例議会が行われれば知事などはずっと出なければならないので仕事にならないので、4回に分けていて、その間に打ち合わせや調査などを行っている。都議会議員報酬は約1400万円で、政務活動費は年額600万円となっている。政務活動費は事務所やスタッフなど経費に使われる。北川さんは政務活動費を都民の声を聞き反映させていくような質的充実に使ってほしいなどとコメントした。都議会議員による条例は25年間でエネルギー安定確保条例の一つだけだという。小嶋さんは議員の方から政策を提案するのが熱心ではなかった現れだとコメントした。

7月の選挙を受け、新たな議会改革検討委員会の初会合が開かれた。選挙前議会改革の議論は非公開だっったが、今回から公開の場で話し合われることになった。議長や副議長以外が使う公用車を廃止することに賛成の意見が出された。この他にも委員会審議をインターネット中継することや、政務活動費を飲食に使わないことについても議論される見通し。

争点の一つだった議員による条例提案は進んでいるのか。先月末に都民ファーストの会と公明党は「子どもを受動喫煙から守る条例案」を議員が提出すると発表した。両党の議員はタバコ業界や飲食関係など約20の団体から直接意見を聞き取った。この日は3つの医療関係団体からヒアリングを行った。条例案は喫煙を制限する内容のため都民の声もホームページで募集し500件以上寄せられ賛成意見が多く、声を踏まえて詰めの調整を行った。成立すれば6年ぶりの議員提案の条例になる。

条例提案の難しさについて小嶋さんは、行政職員ではない議員が細かいところまで詰めていくのは難しい面がある。ただ都議選での公約があるので、進めていかないと約束は果たされない。議員の負担は重くなるが今後に期待したいなどとコメントした。北川さんは執行部の税金をいただく側だけでなく、税金を支払う側の理解も政策提案をすることが都議会で始まったのは非常に良いことだなどとコメントした。地方議会がどれだけ改革を進めているのかをランキングにした議会改革度調査では東京都は36位となっている。ただ改革を進めれば一気にランキングは上がると北川さんはコメントした。また議会で職員数が多いのは東京都議会だけですごい恵まれてて、職員と相談しながら条例を制定するのは可能なので、住民の声を反映する都議会にすれば全国のモデルにもなるなどとコメントした。

キーワード
東京都議会定例議会
東京オリンピック
パラリンピック
都議会
自民党
都民ファーストの会
公明党
都庁
定例議会
小池知事
豊洲市場
築地市場
木村基成政調会長代理
秋田一郎幹事長
都議会自民党
早坂義弘総務会長
山崎一輝幹事長代行
都民
公明
自民
共産
民進
エネルギー安定確保条例
橘正剛政調会長
横浜市(神奈川)

エンディング (その他)
11:24~

都議会の傍聴に来た住民たちは、新しい都議の先生方の仕事ぶりに興味がある。議席が多いから良いのではなくちゃんと議論してほしいとコメントした。

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