金曜イチから “人生100歳時代”あなたはどうする!?

『金曜イチから』(きんようイチから)は、2017年(平成29年)3月17日から2018年(平成30年)3月16日までNHK総合の関東・甲信越ローカルで毎週金曜日の19:30 - 20:00に生放送されていた情報番組。33年に亘り続いた『特報首都圏』の後継にあたる。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年9月16日(土) 10:55~11:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:55~

なんと、現在65歳の女性たちは2人に1人が90歳、14人に1人が100人まで生きると言われている。国も「人生100年時代構想会議」を行うなど老後のあり方の見直しを始めた。蓄えや時間の使い方への不安を拭うためにこの番組は1から老後を考える。現在日本には100歳以上の国民が6万7824人住んでいる。50年前と比べると340倍以上の数字だ。これまでは65歳から老後を迎えると仮定して85歳までの生活費は約6400万円必要とされてきた。しかし、寿命を100歳までと仮定すると約1億1200万円必要だ。

キーワード
人生100年時代構想会議

金曜イチから (バラエティ/情報)
10:57~

原宿の美容室に通う87歳の女性は化粧をし、つけまつげまでつけた。不動産社長・和田さんは自宅を改装して80歳で起業した。客の立場に立って営業することが彼女の目標だ。最初2年間は取引額が0だったが今では年5億円を売り上げる。起業するまでは就労経験がない主婦だったという。22歳で結婚し、働くことに憧れを持ちながらも夫を支えて子育てに専念した。77歳で夫を看取ったあと彼女は残りの人生を考え直した。孫から勧められて宅建の資格取得を目指した。なかなか覚えられなかったが初めて触れる世界に引き込まれ、毎日10時間勉強した。1年半の勉強の末に合格率15%難関を突破し、79歳で宅建の資格を取得した。

和田さんが入念に調べるのは台所で、水回りや臭いなどを確認していく。風呂場で大切なのは排水口に向かって水が流れるかだと和田さんは話す。家を買った人に嫌な思いをさせないという信念からきっちりと調べ上げる。実は住宅選びで7回失敗したことがある和田さん。丘の上に建っているゆえに断水、トイレが使えない、床抜け、配水管がないなど選ぶ度に失敗したそうだ。後悔はさせないという信念ゆえに買い手から仲介手数料を取っていない。「死ぬべき命を長らえてそこそこ食べさせてもらって毎日商売させてもらってありがたい」と和田さんは話した。

キャリアカウンセラーの小島さんは「87歳で現役で仕事をするという常識が今までなかった。記憶力も落ちてくるが和田さんはそこを挑戦で塗り替えた」と話した。杉村さんの知り合いには60歳を越えてから医者になった人がおり、「第二の人生で子供の頃の夢を叶えられるのではないか」と期待を寄せた。杉村さんには当選直後に「料亭に行ってみたい」と発言して失敗した経験がある。彼は汚点を認めつつ「1度や2度の失敗どうってことないよ」と力説した。寿命が伸びてきたことによって準備しなければいけないことが増え、憂鬱になる人も多いだろう。前を向かなければいけない状況に陥っている人に対して小島さんは「社会の変化と自分の人生をシンクロさせる。歳を取ることはマイナスではなくて、経験が挑戦を生む」と話した。

神奈川県が開いたシニアの起業支援セミナーでは講師の片桐さんが好きな仕事を無理せず適度な収入を得る「ゆる企業」を提案していた。このゆる企業は「好きなこと、得意なこと、市場性」からなる3つの円を満たせば誰でもでき、受講者の松浪さんは楽器演奏が好きで得意なことはプレゼン、市場性は手軽な趣味と答えていた。ただシニアが趣味にかけられるお金は月に5000円程度なので、3つの円をもとにウクレレのサークル事業を始めた。ウクレレは手軽に始められ、場所も公共施設という低コストで年間600万円を売り上げた。

元電機メーカー研究職の平山さんは好きなことが科学、得意なことはプログラミング、市場性が教育投資でAI時代に自分で解決することが大事だと考えて始めたのが、小中学生に大学レベルのプログラミングを教える教室だった。教室では鳥の群れの動きを再現したプログラムを作ることができ、1コマ7500円となっており、中には2時間かけて通う生徒もいた。

スタジオでは元営業職の男性がどんな事業をしているのか「好きなことは散歩、得意なことは接客、市場性は高齢者の迷子増加」という3つの要素から推測してもらうと杉村さんは警備と答えたが、正解は電車やバスの乗り継ぎについていく旅行の同行サービスだった。小島先生はお金にならないと言われているものがシニア世代にはお金にかわる。人生100歳時代の生き方としては仕事として老後を迎える世代が多かったが、100歳時代になると育児中に仕事の勉強をしてその後に副業として自分の仕事をやって起業して老後に繋げていくというのが理想となっている。杉村さんはこの理想に当てはまっており、証券会社の清掃をしていた時に社員にしてもらって議員に落選したが、タレントとして起用されたりして幅が広い活躍をしている。小島先生もこの活躍に太鼓判を押していたが、現状副業に興味がある正社員はたくさんいても、それを認めている企業は少ないことも判明した。

5年前から副業を認めているIT企業は地元でNPO活動や、農業、カレー店まで副業は多岐に渡っている。この会社では12年前に離職率が3割になってしまったことがきっかけでこのような働き方改革をすすめることになった。なんとか社員に残ってほしいと会社では社長、上司、同僚が自由に不満を言える目安箱を設置した。すると育児休暇や副業の時間がほしいと要望があったので、副業する際には全社員が共有するスケジュール表に書き込むなど柔軟な働き方を認める制度を拡充するようになった。実際に4月からテニスコーチの副業を始めた社員もおり、本業以外で人の役に立つ新鮮な喜びを見出していた。

小島先生は先ほど紹介された会社について「本来なら働き方改革は企業ではなく、社員個人が自分の働き方を自分で決める自立的な働き方が認められるが、この企業がうまくいっているのは自由な主体性が出せることである。主体性があれば、長い職業人生の伏線をつくることができる。会社で働いていれば安定してお給料がもらえると安心していると長い100年人生は難しい」と話した。そして、視聴者の「100歳まで生きれるか不安なのに仕事もできるのか」という声について小島先生は「AIが入ってきて仕事自体が変わっていくので、変わることは豊かで良いこととポジティブにマインドを変えていかないと全部がストレスになってしまう」と答えていた。

キーワード
原宿(東京)
川崎(神奈川)
働き方改革
中央区(東京)

エンディング (その他)
11:23~

看護師の中澤真弥さんが去年から挑戦を始めたのはライター業で書いた記事は170本だが、初めての経験に悪戦苦闘していた。執筆の多くは医療に関わる記事でこの日も医師に取材をして新たな発見の連続となった。

スポット

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