発掘!お宝ガレリア マリーアントワネット グレースケリー 迎賓館 世界の王室展

『発掘! お宝ガレリア』(はっくつ!おたからガレリア)は、NHK総合テレビジョンで放送されている教養バラエティ番組。2016年5月5日から6月18日まで4回、特別番組として放送したのち、同年10月19日からレギュラー放送を開始。2017年2月8日まで第1シーズンが放送されたのち、4月6日から9月21日まで第2シーズンが放送された。司会は4代目市川猿之助。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年8月17日(木) 22:00~22:50
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

今回はグレース・ケリー、マリー・アントワネットと超セレブが愛したお宝が満載の50分拡大スペシャル。そして、迎賓館では藤田嗣治の知られざる名画が6枚も!?

キーワード
グレース・ケリー
マリー・アントワネット
迎賓館
藤田嗣治

お宝ガレリア スペシャル版! 世界王室のお宝!編 (バラエティ/情報)
22:02~

マリー・アントワネットが贔屓にしていた時計店がブレゲで、7代目当主のエマニュエル・ブレゲ氏が宮崎瑠依ら取材陣を出迎えた。ミュージアムではゼンマイで動く機械式時計が展示され、開発したのは創業者であるアブラアン・ルイ・ブレゲ氏。世界で最初に腕時計を発明したともされる。マリー・アントワネットが愛したのはブレゲ氏が開発した自動巻きと呼ばれるタイプで、宮廷でも話題となった。その後、1789年にフランス革命が勃発し、革命軍に捕らえられた時でさえも幽閉先から時計を注文していた。

映画「裏窓」などに出演し、アカデミー賞にも輝いたグレース・ケリーは1956年、モナコ公国の大公 レーニエ3世と結婚した。后妃として新たな一歩を踏み出す覚悟を示すために身に着けたティアラとは!?

フランス・パリのヴァンドーム広場には世界を代表する宝飾店が軒を連ね、宮崎瑠依はヴァンクリーフ&アーペルのギャラリーを訪れた。モナコ公室の宝飾品を多く手がけていて、グレース・ケリーは白鳥、アヒルを象ったブローチ、四葉のネックレスを愛用していたという。1040個のダイヤが輝くティアラも用意して貰ったというが、現在、ギャラリーには所蔵されていなかった。お目当てのティアラは東京・八王子にあるという。

ナポレオン関連の収集に力を入れている東京・八王子の東京富士美術館ではグレース・ケリーが公妃としての覚悟を定めたティアラが収蔵されていた。皇帝ナポレオンの戴冠式で皇后ジョゼフィーヌがつけていたという伝説もあり、金と銀で1040個のダイヤモンドが埋め込まれている。当時のナポレオンの権勢が窺い知れるが、ジョゼフィーヌが戴冠式でつけたかは疑惑もある。それでもグレース・ケリーが着用したのは間違いなく、写真にも残されている。

モナコ公室に詳しい岡部昭子女史によるとグレース・ケリーは結婚当初、しきたりに馴染めずに苦労していたという。モナコの公用語でもあるフランス語でも苦心し、公式の場では笑みを浮かべることしかできなかった。次第に宮殿の引きこもりがちになった中、1962年にアルフレッド・ヒッチコックが映画の出演をオファーし、夫であるレーニエ大公も背中を押した。だが、モナコ国民や議会が反対し、復帰は断念。グレース・ケリーは公妃として生きる覚悟を決め、4年後にモンテカルロ100周年を祝う舞踏会が開かれた。700人を超えるVIPが集まる中、皇后ジョゼフィーヌが着用していたという伝説があるティアラを身に着けて臨んだ。

無類の時計好きだったマリー・アントワネットのために作られた超高級時計は一説によると、50億円相当の価値があったとされている。

ベルサイユ宮殿でマリー・アントワネットは豪華絢爛な生活を送り、宝石に6億5000万円、ドレスには年間3億6000万円を費やしていたという。一方で堅苦しさも感じていて、自由を求めて、プチ・トリアノンという小さな宮殿も与えられていた。オーストラリア帝国のエンブレムである2羽の鷲の雛がデザインされた時計など無類の時計マニアだったという。

マリー・アントワネットが金に糸目をつけず、持てる技術を結集させた時計の製造記録が詳細に渡って台帳に記録されていた。ブレゲ氏が開発した自動巻きに音で時刻を知らせる機能、永久カレンダーなどの機能を搭載した超高性能時計だったが、完成までに44年の歳月を要した。その時にマリー・アントワネットは処刑されていたため、完成品を目にすることは無かった。さらに、現在、その時計はイスラエルにある美術館に所蔵されているという。

宮崎瑠依はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地でもあるイスラエル・エルサレムのL.A.メイヤー記念イスラム美術館を訪った。マリー・アントワネットが生前に注文した豪華絢爛で超高性能の時計について、イディート・シャロニ学芸員によると1983年に盗まれてしまったという。それから24年後、窃盗犯は既にこの世を去り、妻が盗んだお宝を古美術商に査定を依頼。その結果、マリー・アントワネットの時計は美術館に返却された。数奇な運命を辿った時計は厳重に保管され、宮崎は「No.160 マリー・アントワネット」を目の当たりにした。823もの部品による複雑な機構が直径6.3cmの中に収められていた。

「No.160 マリー・アントワネット」のおもりが揺れると、自然にゼンマイがまかれて今でも時を刻んでいた。他にも温度計、ストップウォッチ機能、月日や曜日を表すカレンダー機能なども搭載。4年に1度だけ動く歯車により、閏年も自動で調整するという。

エルサレムの美術館に所蔵されていたマリー・アントワネットが注文した時計と瓜二つの時計がスイス・ロリエントにもあった。エルサレムで時計が盗まれた際、4年の歳月をかけて完全復元したもので、3種類の音によって時刻がわかる仕組みも起動する。

迎賓館 赤坂離宮ではイギリスのダイアナ妃、スペインのフェリペ6世国王夫妻、サウジアラビアのサルマン国王ら世界のロイヤルファミリーを歓待してきた。藤田嗣治の作品「犬を抱く女性と楽士」を当番組で紹介したところ、一般公開でも話題となった。なお、藤田の作品は他にも5枚あるということで、番組で紹介するべく交渉を重ねてきた。

福田彩乃は美術史家の岡部昌幸氏とともに船坂和夫氏の案内で藤田嗣治の名画「犬を抱く女性と楽士」と再び相見えた。そして残る5枚のうち、フランス人女性を気高く描いた「貴婦人と召使い」、「女性と天使」を鑑賞。4枚目の「葡萄畑の女性」は別の場所にあり、秋の収穫に勤しむ農家の女性が描かれている。残る2枚は花鳥の間にあり、「母と娘」では2人の娘を愛おしむ母親、「ポプラの木の女性と楽士」では男性が奏でる音楽を聴き入る女性が描かれている。

赤坂離宮にある藤田嗣治の6枚の作品に共通するのは藤田が心から愛したマドレーヌ・ルクー。藤田は独創性溢れる絵画で西洋絵画の巨匠にのぼりつめ、1933年にパリから日本へ帰国。その際に一緒に伴った女性がマドレーヌで、帰国後に銀座の洋菓子店から壁画制作の依頼が舞い込んだ。藤田は日本に西洋美術を広めたいと依頼を引き受け、パリに一時帰国していたマドレーヌの面影を作品に忍ばせた。

藤田嗣治はマドレーヌ・ルクーに対する溢れんばかりの愛情を現在、赤坂離宮にある6枚の作品に注ぎ込んだ。

迎賓館赤坂離宮では藤田嗣治特別展示が8月29日まで開催中。

発掘!お宝ガレリアの次回予告。

このあと グレース・ケリー もうひとつあった!超豪華ダイヤのティアラ。

144個のダイヤが輝きを放つ、グレース・ケリーのティアラを紹介。娘の結婚式にあたり、御用達の宝飾店に用意して貰ったという。

キーワード
マリー・アントワネット
グレース・ケリー
レーニエ3世
裏窓
パリ(フランス)
ヴァンドーム広場
ヴァンクリーフ&アーペル
八王子(東京)
ナポレオン
ジョゼフィーヌ
ジャック・ルイ・ダヴィッド
東京富士美術館
ナポレオン1世と皇紀ジョゼフィーヌの戴冠式
アルフレッド・ヒッチコック
レーニエ大公
モンテカルロ(モナコ)
ルイ16世
ベルサイユ宮殿
プチ・トリアノン
ブレゲ
アブラアン・ルイ・ブレゲ
ブレゲ No.46
フランス革命
ブレゲ No.179
イスラエル
エルサレム(イスラエル)
L.A.メイヤー記念イスラム美術館
No.160 マリー・アントワネット
ロリエント(スイス)
藤田嗣治
ダイアナ妃
フェリペ6世
サルマン国王
迎賓館
赤坂離宮
犬を抱く女性と楽士
貴婦人と召使い
女性と天使
葡萄畑の女性
母と娘
ポプラの木の女性と楽士
マドレーヌ・ルクー
寝室の裸婦キキ
藤田嗣治天井画特別展示
迎賓館赤坂離宮
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