さわやか自然百景 伊勢神宮の森

『さわやか自然百景』(さわやかしぜんひゃっけい)は、1998年4月5日よりNHKテレビで放送されている自然紀行番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2014年5月25日(日) 7:45~ 8:00
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
07:45~

オープニング映像。

伊勢神宮の森 (バラエティ/情報)
07:46~

三重・伊勢神宮は毎年800万人以上が参拝に訪れる。神宮がこの地に祀られたのはおよそ2000年前で、以来神聖な場所として崇められてきた。神宮の背後には森が広がっている。面積はおよそ5500ヘクタールで、社を建てなおすためのヒノキが育てられる一方、立ち入りを禁じ、原始の自然が残された場所もある。森を覆うのは主にシイやカシなどの常緑広葉樹。葉が太陽の光を反射するので、地面にはほとんど草が生えていない。5月上旬、伊勢神宮の森は彩りに満ち溢れ、50種類以上の常緑広葉樹が一斉に芽吹く。中でも色鮮やかなのはクスノキで、古くなった葉は赤く色づいて落ち、すぐに新しく芽吹く。木々の彩りが深まる頃、ミカドアゲハ、ジングウツツジ、イセノナミマイマイなどがみられる。イセヒゲボソゾウムシは大きさ6ミリほどで、この広い森の中でもごく限られた場所でしか見つかっていない。

森の中を流れ落ちる高さ5mほどの小さな滝は、よく見ると上にしめ縄がかかっているように見える。これはイヌシデの木で、まっすぐ伸びるはずの木が横に成長し、幹がねじれたしめ縄のように見える神秘的な造形になった。また、幹周りが5m以上もあるスギの巨木は、数々のうろがあり、地上8mあたりからはスギとは明らかに違うごつごつとした太い横枝が伸びている。これはヤマザクラの木で、偶然落ちた桜の種が、スギのうろの中で根を伸ばしたと考えられており、樹齢は250年以上。この木は江戸時代から知られ、伊勢神宮では宿り木桜と呼ばれてきた。

春の雨は木々の緑を一層深める。ニホンザルは食べものを探しながら、伊勢神宮の巨大な森を群れで移動する。ある晴れた日、毎年この時期に繁殖のためこの地を訪れるオオルリが美しい声を響かせていた。一方、サンコウチョウのオスは求愛の動きを見せていた。ヤブの中にはサンコウチョウの巣があり、子育てが行われていた。春、生命力の溢れる森は多くの生き物たちを育んでいた。

キーワード
イセヒゲボソゾウムシ
ミカドアゲハ
イセノナミマイマイ
シイ
カシ
ヒノキ
クスノキ
ジングウツツジ
イヌシデ
スギ
ヤマザクラ
ニホンザル
サンコウチョウ
オオルリ

キャスト

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