クローズアップ現代+ 「はやぶさ2独自取材!舞台裏では驚きの準備貴重な証言続々」

『クローズアップ現代+』(クローズアップげんだいプラス、英語: Today's Close-up)は、1993年からNHKで放送されているニュース・報道番組。放送開始時の番組名は『クローズアップ現代』。火曜日 - 木曜日の放送でNHK総合テレビジョンとNHKワールドTVおよびNHKワールド・プレミアム(2008年9月29日放送分からノンスクランブル放送)で放送されている。略称は『クロ現』。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年7月11日(木) 22:00~22:30
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

11日、2度めの着陸に成功したはやぶさ2。その舞台裏には数々の知られざるドラマがあった。その裏舞台に密着。

キーワード
はやぶさ2

はやぶさ2 密着!快挙の裏舞台 (バラエティ/情報)
22:00~

6月21日、JAXA内部には2度めの着陸に対して慎重な意見が出ていた。國中均さんは着陸中止も視野にいれるべきと主張していた。はやぶさ2は2018年6月に小惑星「リュウグウ」に到着した。2月には1度目の着陸で表面の岩石を採取できたとしている。4月、金属の塊を表面に打ち込み人工クレーターを作ることに成功。もし2度めの着陸に失敗し地球にできなかえればこれまでの成果が無駄になると國中さんは危惧していた。津田雄一さんは当初6月下旬の着陸を予定していたがリスクがあると2週間延期を決断した。チームは安全性を高めるため詳細な分析を再び開始した。着陸のシミュレーションを10万回以上行い11日、見事着陸し内部の岩石採取に成功したとみられている。

2度めの着陸に至るまでには相次ぐ想定外との戦いがあった。はやぶさ2の任務はリュウグウから生命誕生の鍵をにぎるとされる水と有機物を持ち帰ること。最初の着陸の2月21日、降下直前に、高度20kmを飛行しているときに動作するはずの無いカメラが突然可動した。降下作業は中断。プログラムの誤作動が原因で高度を取り違えていたことがわかった。降下を開始したのは5時間遅れとなった。予定の3倍の速さで降下させ時間どおり着陸させた。想定外の挑戦に踏み切れたワケは訓練の経験だった。はやぶさ2の動きを再現するシミュレーター。ここで仮想のトラブルを発生させそれに対処する訓練を行っていた。訓練の内容は神様と呼ばれる6名が決め他のメンバーには知らせることはない。数百通りのトラブルを組み合わせ訓練ごとに違う状況を設定する。こういった訓練を2年間何度も繰り返してきた。神様役の1人武井悠人さんは最初の着陸より過酷な状況を訓練のたびに設定してきた。津田雄一さんは「皆さん自信をもって判断している状態が保てていた。このチームは本当にスゴイと思いました」などと話した。

はやぶさ2のカメラ責任者の杉田精司さんは2度めの着陸について「一回目ですら世界のトップに立っている。2回めができた時は世界のトップを1馬身突き抜けたなと思った」などと話した。大成功のウラ側の大きなトラブルの1つははやぶさ2のカメラが曇った。このカメラを司っていたが杉田精司さんだった。露出時間を調整するだけで元の機能は十分使えると判断しきょうに繋がったという。杉田精司さんは「私はリュウグウに到着する前の方が心配だった」などと話した。原晋監督は、最近、初代はやぶさのプロジェクトリーダーと対談したという。杉田さんのチームは着陸する周辺の岩石1つ1つを全て調べた。

はやぶさ2のプロジェクトは当初から苦難の道のりだった。16年前、地球を出発し小惑星「イトカワ」の探査にむかった初代「はやぶさ」。期待が損傷し一部通信が途絶するなど重大なトラブルに見舞われながらも地球への帰還をはたした。はやぶさ2は初代の1.5倍、約300億円をかけ難しいミッションに挑むことになった。しかし計画は文部科学省の宇宙開発委員会から批判にさらされた。当時執行役だった山浦雄一さんは「本当に成功するのか懸念でいっぱいでした」などと話した。はやぶさ2のシミュレーターの訓練はJAXAの総力を挙げた組織改革によってうみだされた成果の1つ。JAXAは3つ組織が合併してできた。はやぶさ2は宇宙科学研究所が母体で惑星探査を研究するメンバーが中心だった。筑波宇宙センターや調布航空宇宙センターなどとは壁がありノウハウの共有が限られていた。そこで主要ポストを2倍に増設し新設したポストに筑波宇宙センターなどから人材を積極的に呼び寄せた。組織の壁をとりはらいノウハウが生かされ訓練の向上につながった。総勢600人からなる、はやぶさ2のプロジェクト。外部の研究者などが多く参加し日本の総力を挙げたチーム編成が成功の鍵の1つになっていた。

杉田精司さんは「外部の人の力が重要だったのは間違いない。同時に最初から内部の人が頑張り続けて今に至っている。きょうが一番の山場かもしれないけど、帰り道が残っている。カプセルが地球にきて取れたというところまで、我々は本当の判断はできないなと思っている」などと話した。はやぶさ2は11月から12月にリュウグウを離脱し地球に戻ってくる。帰還は2020年の11月から12月と見られている。鍵をにぎるのがエンジンの耐久性と大気圏突入だという。杉田精司は「絶対に成功させたい。たぶん大丈夫だと思います」などと話した。

キーワード
はやぶさ2
JAXA
リュウグウ
はやぶさ
イトカワ
文部科学省
宇宙科学研究所
筑波宇宙センター

エンディング (その他)
22:29~

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