クローズアップ現代+ ▽アニメにチャイナ旋風あの雑誌も!?現場潜入▽日本の強みは

『クローズアップ現代+』(クローズアップげんだいプラス、英語: Today's Close-up)は、1993年からNHKで放送されているニュース・報道番組。放送開始時の番組名は『クローズアップ現代』。火曜日 - 木曜日の放送でNHK総合テレビジョンとNHKワールドTVおよびNHKワールド・プレミアム(2008年9月29日放送分からノンスクランブル放送)で放送されている。略称は『クロ現』。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年3月5日(火) 22:00~22:25
放送局 NHK総合

番組概要

マンガ・アニメ新潮流 (バラエティ/情報)
22:00~

日本がリードしてきた、マンガ・アニメにもチャイナパワーが。日本や世界で中国の存在が急速に高まっているという。田中泉は集英社の編集部を訪れた。インターネットで配信しているマンガサイトに中国人マンガ家の作品があった。「一人之下」は日本でもアニメ化され大人気となったバトルマンガ。4月から配信が始まる新作は国際的な漫画賞で大賞をとり連載が決まった。細野修平さんは「中国でもここ数年のうちに世界に通じるような恐るべき才能をもった漫画家がうまれるんじゃないかな」などと話した。2018年中国で制作された3Dアニメ映画「西遊記之大聖帰来」は日本でも上映。世界60ヵ国以上で公開され興行収入は200億円を超えている。中国のアニメ産業の市場規模は日本を大きく上回っている。

3Dアニメ映画「西遊記之大聖帰来」のスタジオを取材した。監督の田暁鵬さんは中国を代表するアニメ監督として今世界から次回作を待望されている。今回特別に新作映画の舞台裏に密着することが許された。来年の公開を目指す3Dアニメ「深海」。活用していたのは人間の動きを記録するモーションキャプチャー。施設は政府によって整備されている。国の後押しで最先端の技術をふんだんに活用できるようになっていた。クリエイターも精鋭揃いだった。CGは目指す表現のため何度も試行錯誤ができるメリットがある。この日、11歳の天才子役を呼んでいた。微妙な感情表現をCGで表すため表情を観察するのが目的だった。アニメータの男性は「自分のキャラが彼女の演技より感動的になるのことが目標です」などと話した。

中国の急成長のわけにはインターネットを最大限に利用して人気作品を生み出す仕組みがある。1億5000万人が登録するマンガ・アニメのポータルサイトがある。そのサイトを手がけているのがテンセント。この会社では、漫画家と直接顔を合わせるわけではくチャットでやり取りをしている。顔を合わせるのは年に1回だという。編集部が認めた作品は無料で掲載される3万本の作品からダウンロード数をもとにランク付け、人気が出ると有料化となりさらに人気が出るとアニメ化、映画化、ゲーム化などといったビジネスに展開される。細野修平さんは「100万人の人たちがみんな描いてるんだったらすごく怖いことになる」などと話した。

中国はアニメは今後の成長が期待できる産業と位置づけ国をあげ協力なバックアップをしている。2004年に海外アニメを規制し国産アニメが7割を下回らないよう指示した。2008年にはゴールデンタイムに海外アニメの放送を禁止。2013年には人気の高い衛星チャンネルに毎日最低30分以上国産アニメを放送することを義務付けた。中国政府は国産アニメを作成する会社には設備だけではなく、税の優遇や奨励金なども提供している。しかしアニメのキャラなどを模倣するなどして著作権を侵害するこういが繰り返されていて問題となっている。

中国・大連に15年前に設立されたアニメ製作スタジオ。設立当初はほぼすべての仕事が日本の下請けだった。しかし今では3分の2が中国向けのアニメ制作となっている。今製作しているのはオリジナル作品で中国だけでなく日本のアニメ市場への展開も視野に入れているという。社長の肖廸さんは「アニメ市場の将来は明るい」などと話した。東京・町田で日本人と一緒にたアニメ製作スタジオを立ち上げたト・シギさん。手がけているアニメはほとんどが中国国内向けだという。高い技術を力をもった日本のクリエイターと共に製作しようと採用活動をすすめている。ト・シギさんは日本のアニメやマンガが好きでアニメーターになったという。ト・シギさんは「中国と日本の架け橋になりたいです」などと話した。

中国・北京で開催された漫画・アニメのイベント。来場者は1万人にも達した。人気はやはり人気の作品だという。日本のアニメ会社が期待する取り決めが2018年、日本と中国の間で交わされた。中国では海外映画の上映に制限があるため日本作品の中国進出には壁があった。しかし日中合作の作品であれば規制の対象外になった。すでに日中合作の動きが始まっている。「詩季織々」は日本tお中国のスタジオが協力して製作。監督も日本人と中国人が共同で務めた。唐雲康さんは「国境を超えて一緒に作るのが大事だと思う」などと話した。集英社では中国と同じ縦スクロールのマンガを募集したコンテストを開催。日本人の漫画家から200作品以上が集まった。上位5作品に選ばれれば中国のポータルサイトでデビューする。

田中泉は「日本にとっては強力なライバルとう意味ではピンチでもあるし、逆に世界の人たちに広く楽しんでもらうそういう意味ではチャンスでもあると感じました」などと話した。アニメ・マンガ産業に詳しい増田弘道さんは「まだ日本の方が一日の長がある。本当の意味で中国でフェアな環境で日本のアメニが公開されるとかになったらものすごい経済的なメリットが大きくなる」などと話した。

クローズアップ現代+の番組宣伝。

キーワード
集英社
週刊少年ジャンプ
一人之下
西遊記之大聖帰来
中国(北京)
ソニー・ピクチャーズ 北京
深海
テンセント
ウェイボー
大連(中国)
町田(日本)
日中映画共同製作協定
詩季織々
武蔵野市(東京)
  1. 前回の放送
  2. 3月5日 放送
  3. 次回の放送