クローズアップ現代+ ▽トランプのアメリカ勢いづく白人至上主義オルトライトの実像

『クローズアップ現代+』(クローズアップげんだいプラス、英語: Today's Close-up)は、1993年からNHKで放送されているニュース・報道番組。放送開始時の番組名は『クローズアップ現代』。火曜日 - 木曜日の放送でNHK総合テレビジョンとNHKワールドTVおよびNHKワールド・プレミアム(2008年9月29日放送分からノンスクランブル放送)で放送されている。略称は『クロ現』。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年2月21日(火) 22:00~22:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
22:00~

アメリカで勢いを増すオルト・ライト、白人こそがアメリカを支配すべきとの主張が議論を巻き起こしている。オルト・ライトの中心人物のツイッターのフォロワーは5万人と若い白人を中心に1年で5倍に急増している。マイノリティーは猛反発し武装するグループも現れている。アメリカ社会で深まる分断の最前線を追う。

キーワード
オルト・ライト

特集 トランプのアメリカ 勢いづく白人至上主義 ALT・RIGHTの実像 (バラエティ/情報)
22:01~

オルト・ライト代表リチャード・スペンサー氏、新たな白人至上主義を提唱する。テキサス州出身で元ウェブ編集者で9年前にオルト・ライト運動を始めたが注目されなかった。トランプ陣営にはオルトライトとのつながりが指摘されるスティーブン・バノン氏がいる。クリントン氏は論戦でそのことを指摘した。これがオルトライトを広げるきっかけになった。スペンサー氏のヒトラーになぞらえる礼賛の言葉に支持者もアメリカでタブーとされるナチス式の敬礼で応じた。主要メディアは社会的影響が大きいとし批判した。トランプ氏が勝利の大統領選挙は過激思想を表舞台に押し上げることになった。

今スペンサー氏の主張に敏感に反応してるのが若い白人男性で、進学・就職でマイノリティーが優遇され白人がないがしろにされてきたと感じている。オルト・ライトの研究を重ねた専門家は過激な思想が国を分断し暴力につながると警鐘を鳴らしている。脚光を浴びるほど社会の亀裂が深まり、オルト・ライトを嫌悪する人も急増している。先月、スペンサー氏は活動の拠点をワシントン郊外に移し、トランプ政権に直接働きかけていきたいと考えている。

パックンは白人側のごく一部がオルト・ライトに関わっていて白人至上主義に対するアンチ白人至上主義のデモも行われ、こちらの人数が多いという。有色人種の人はピリピリしてる空気を感じているという。渡辺氏は昔はアメリカに異物が入り排斥する白人至上主義があったが、近年は白人の人口が減る変化やミドルクラスの縮小で白人の中にも経済的に困窮してる人もいて忘れかけられている気持ちがあり過激な行動に出たりしているという。多文化主義が広がり白人が悪い構図があり、若い世代は自分たちは差別をしてないが悪いように言われマイノリティーが優遇される風潮から白人が形見を狭く感じているという。

白人の方が差別を受けていると感じる白人は57%で労働者層では66%を占めているという。オルト・ライトの支持者らが注目しているのがトランプ政権のバノン上級顧問でオルト・ライトを広めたニュースサイトの元経営者で、ミラー大統領補佐官はトランプ氏の就任演説を書いたスピーチライターでスペンサー氏と同じ大学の保守系団体に所属していたという。パックンはトランプが怒っている白人を支持者として固め他はないがしろにすると見ていると話した。渡辺氏はCPACで基調講演に呼ばれた人がオルト・ライト寄りの人が呼ばれようとしていて、中心舞台に出てきているのは危惧されると話した。

トランプ大統領の就任式に合わせ、全米300以上で行われた反トランプデモで目立ったのがマイノリティーの姿。白人至上主義に恐怖を感じるセドリック・オバノンさんは映像関係の仕事の傍らにデモに参加し様子をネットに投稿している。去年、オバノンさんが住む街の近くでネオナチと反対勢力が衝突し、オバノンさんが様子を撮影すると白人に脇腹を刺されたという。ミシシッピ州出身で幼い頃にも白人による差別があったという。オバマ大統領の誕生でアメリカが変わると感じたが、黒人大統領を認めない白人たちの間で不満が募っていた。差別主義団体の数はオバマ政権下でも増え2011年には過去最多を記録した。オバノンさんが住むカリフォルニア州は今、人種間トラブルが全米最多となっている。オバノンさんの気がかりは一人暮らしする娘のことである。

白人至上主義に対抗しようと武装グループに加入する人も後を絶たない。黒人団体のリーダーのバブー・オマワレさん。トランプ政権になってから毎日のように誘拐の問い合わせがあるという。人種問題を対話で解決するのは不可能と考えている。

渡辺氏は社会の格差の拡大と差別主義団体の増加は結びつくとし、簡単に消えるものではないとした。人種ベースの平等の話しではなく経済格差などの観点で考えるのが重要と話した。パックンは過激的な行動な後は穏やかにアメリカに戻る揺り戻しを信じてると話した。

クローズアップ現代+の次回予告、フェイスブック、ツイッター、LINE、NHKオンデマンドの表示。完成したグラフィックは番組ホームページで。

キーワード
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