モンゴル アルタイ山脈 桐谷健太が目撃! 幻のユキヒョウ 2015年8月30日放送回

放送日 2015年8月30日(日) 16:15~17:30
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
16:15~

標高2000mから6000mの寒く険しい山岳地帯に生息するユキヒョウ。俳優の桐谷健太が、アルタイ山脈でユキヒョウを大追跡する。

キーワード
アルタイ山脈
ユキヒョウ

桐谷健太が目撃! 幻のユキヒョウ (バラエティ/情報)
16:17~

桐谷健太がアルタイ山脈を訪れた。ふもとに広がるホブドという街は、モンゴル西部の中心的役割を果たしている。ユキヒョウが暮らしているのはヒマラヤ山脈からアルタイ山脈にかけて広がる、寒く険しい高山地帯。モンゴル西部には世界の20%のユキヒョウが住むと言われている。桐谷健太は、ユキヒョウの目撃情報が最も多いジャルガラント山へ向かい、共にユキヒョウを捜索する調査チームと合流した。

桐谷健太は、ジャルガラント山でユキヒョウを一緒に捜索する調査チームと合流。ソルンゾンボルドさんは、ジャルガラント山を熟知しており長年WWFモンゴルとともにユキヒョウの調査を行ってきた。リーダーのガンボルドさんは、国から動物の管理を任されアルタイ山脈の自然を守ってきたユキヒョウの達人。出会って早々、桐谷健太はソルンゾンボルドさんの息子をお手本に馬の訓練を受けた。

ユキヒョウ探しの作戦会議を行った。ユキヒョウに出会える確率の最も高い場所を選び出す。中心地は「水の谷」と呼ばれる場所。ベースキャンプから南に2kmのところにある。ベースキャンプを出発し、水の谷へと向かった。

水の谷を川の上流に向かって歩いていると、現地で「ボンバー」と呼ばれるユキヒョウの縄張り宣言の跡を見つけた。ユキヒョウは広い縄張りを持ち、他のユキヒョウに自分の縄張りを見せるためにボンバーを多く残す。特に谷筋は縄張りの境界線になりやすく、痕跡が多く見られる。ユキヒョウが好んで歩くのは身を隠しやすい岩沿い。別の場所では、岩の中ほどにユキヒョウの尿の跡を見つけた。

ユキヒョウは警戒心が強く、1km先でも人間を察知するという。桐谷健太ら調査チームは、水の谷周辺を上から見下ろせる場所まで移動した。ユキヒョウを探していると、ユキヒョウの獲物になるというシベリアアイベックスを発見した。

アルタイ山脈の夏は、6月の下旬から始まる。このころ山には何度も冷たい雨が降る。7月になると、雨が降ったことで褐色の地面が緑色の草に覆われる。この季節、コキンメフクロウやイヌワシなどの動物たちも躍動する。アルタイ山脈の夏は8月上旬まで続く。

山の上からの観察と平行して、ユキヒョウの痕跡が多い場所に無人カメラを仕掛けた。無人カメラにはセンサーがついていて、ユキヒョウが現れると24時間いつでも自動でスイッチが入る。合計で15台の無人カメラを仕掛けた。

ユキヒョウがベースキャンプから見える位置に姿を表した。調査チームは山を降りてベースキャンプへと向かったが、すでにユキヒョウは姿を消していた。

深夜、作戦会議を行った。会議の結果、遠く2km離れたキャンプ地に加えて2ヵ所から観察することに決まった。

翌朝、作戦通りに二手に分かれてユキヒョウの捜索を行い、調査チームが岩の隙間にユキヒョウを発見した。

桐谷健太はユキヒョウを発見した。ユキヒョウは堂々とした姿で歩くが、あまり長く姿を見せることを好まないという。地面の臭いを体につける縄張り宣言の様子などを見ることができた。発見してから見失うまでおよそ1時間。桐谷健太は、「顔の形が分かったときの喜びと感動。姿がとてもキレイだった」などと語った。

出現場所に近い無人カメラを確認すると、ユキヒョウの姿の撮影に成功していた。調査チームによると、撮影されたのは若くて好奇心の強いユキヒョウだという。

ユキヒョウを見つけたその日の夜、宴を開いて調査チームのメンバーと一緒に喜びを分かち合った。桐谷健太はその場で、ソルンゾとボルドがかつて出会い心ひかれたという親子のユキヒョウの話を聴いた。

2012年の8月、ソルンゾとボルドは親子のユキヒョウと出会った。ユキヒョウの足は太くて短く、岩場を瞬時に移動するときに重心を低くして体を安定させることができる。特に着地の際は不安定な岩場でも全体重の衝撃を吸収できる。太く長い尾は、体勢を崩さずにバランスを取るために使われている。子どもは3頭で、生後2ヵ月ほどだった。ユキヒョウは岩穴を巣にして母親だけで子育てをする。しかし1か月後の秋、巣穴はもぬけの殻となっていた。

高音と低音の2つの声を同時に操るホーミーは、アルタイ山脈の岩山を吹き抜ける風の音を真似たと言われている。桐谷健太は、民族楽器を奏でてホーミーにチャレンジした。ホブドの街には、古き良き伝統が暮らしの中に生きづいている。年一回のナーダムという夏祭りでは、それぞれ別の場所で暮らす遊牧民族が一堂に会する。祭りの中でもモンゴル相撲は大人気。夏祭りで最も賑わうのは競馬。直線22kmのコースを100頭以上の馬が駆け抜ける。

ソルンゾが自宅のゲルに桐谷健太を招待した。ソルンゾの奥さんが、馬乳酒でおもてなしをした。子どもたちは薪拾いや火起こし、料理や家畜の世話などを手伝う。水汲みは1日5回、ゲルから300m離れた泉へ通っている。

毎年冬、平原を凄まじい吹雪が襲う。ソルンゾさんら遊牧民は、吹雪をさけて山に登り、風の陰となる谷間で放牧を続ける。しかしこの時、ユキヒョウの生息地と暮らす場所が重なるため、家畜がユキヒョウに襲われることがある。家畜が襲われても、遊牧民はユキヒョウを襲うことはしない。ユキヒョウがいなくなると野生動物が増えすぎ、放牧に必要な草が減る。昔から遊牧民は山の生態系を壊すことなく、ユキヒョウと共存することで自らの命も守ってきた。

ソルンゾとボルドと無人カメラの確認に行った。そこにはユキヒョウが映っていた。縄張りをアピールする姿も会った。後ろ足で地面を堀、尿をかける様子も捉えた。水の谷の上流を探索していた時、ユキヒョウに襲われたアイベックスを見つけた。

カメラには襲われたアイベックスの姿も映っていた。ユキヒョウはアイベックスの視覚を付き、崖の上から襲いかかったという。

ソルンゾとボルドはかつて移動を続けるユキヒョウを調査したことがあるという。2013年9月、その時もアイベックスの死骸が残されていた。鋭牙で襲った痕をみてどのユキヒョウが襲ったのかわかったという。テンゲルというメスのユキヒョウだ。テンゲルはWWFモンゴルの研究チームが首に発信機を仕掛け2年間限定で追跡調査したユキヒョウだ。移動した道筋のデータが狩りの場所と一致したのだ。データを元に懸命な捜索をしたところ興味深い発見があった。テンゲルは子どもを2頭生んでいた。生後3ヵ月ほどだが、急な斜面を駆け下りていた。ボルドたちは成長の著しさに驚いたという。子どもは小石を獲物に見立てて遊んでいた。狩りの練習だ。

ユキヒョウは子どものエサを獲るために移動を繰り返す。その際に、子どもを休ませるため、岩穴を利用するという。子どもたちはその暮らしの中で山の地形を学び狩りの訓練をする。しかし険しい鉱山の旅は子どもには厳しく、谷に転落して命を落とすものも入るという。ユキヒョウは子どものエサを獲るために移動を繰り返す。その際に、子どもを休ませるため、岩穴を利用するという。ソルンゾとボルドは極寒の冬もテンゲルと子どもを追った。10日後カメラを見ると子どもが1頭いなくなっていた。

2015年6月下旬テンゲル親子がいて、2歳の子どもを激しく追い払った。世界ではじめて撮影に成功したユキヒョウの親離れの様子だ。ユキヒョウは1歳半から2歳で親離れをするという。

ボルドとソルンゾがユキヒョウの岩穴を案内してくれた。

キーワード
アルタイ山脈
ユキヒョウ
ホブド(モンゴル)
ヒマラヤ山脈
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ジャルガラント山
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モンゴル相撲
ソルンゾさん
ゲル
馬乳酒

エンディング (その他)
17:25~

エンディング映像。

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