週刊 ニュース深読み 「ゲームで金メダル?世界が熱狂!eスポーツ」

放送日 2018年2月17日(土) 8:15~ 9:28
放送局 NHK総合

番組概要

ニュース (ニュース)
08:15~

平昌オリンピック フィギュアスケート男子シングル ショートプログラムがカンヌンアイスアリーナで行われ、怪我から復帰した羽生結弦選手が首位に立った。

平昌オリンピック これまでにモーグルの原大智らがメダルを7個獲得した。このあとはメダル獲得の瞬間を一挙に紹介。羽生選手についてはのちほど詳しく。

男子モーグルの原大智選手は五輪初出場で銅メダルを獲得。試合後、原選手は「すごく楽しかった。本当に楽しかった」などと語った。

スキージャンプ女子ノーマルヒルの髙梨沙羅選手は銅メダルを獲得。前回ソチ五輪ではメダルを期待されながら4位に終わった。試合後、髙梨選手は「たくさんの人達が応援してくれた」と感謝を述べた。

スピードスケートの髙木美帆選手は、15歳でバンクーバー五輪に出場するも、ソチ五輪では代表落ちを経験。平昌オリンピック 女子1500mでは銀メダルを獲得した。

スピードスケート女子1000mでは小平奈緒選手が銀メダルを獲得。また髙木美帆選手も同種目で同種目を獲得。日本の女子選手が同一種目で複数のメダルを獲得するのは、夏を冬通して初めてのことである。

スキーノルディック複合ノーマルヒルの渡部暁斗選手は銀メダルを獲得。クロスカントリーでは、前回金メダルを競ったエリック・フレンツェル選手との一騎打ちとなったが、一歩及ぼなかった。

スノーボード男子ハーフパイプでは平野歩夢選手が銀メダルを獲得。平野選手は連続4回転技を決めトップに立つも、ショーン・ホワイト選手に逆転された。

カンヌンアイスアリーナでフィギュアスケート男子シングル ショートプログラムが行われた。港区の東京ミッドタウンのパブリックビューイングには、多くの人が集まった。連覇がかかる羽生結弦選手は、去年11月に右足首の靭帯を損傷し、五輪に標準を絞ってきた。そして迎えたSPでは、4回転サルコーなどを次々と決め、首位に立った。また4回転フリップなど全てのジャンプを決めた宇野昌磨選手は3位、ハビエル・フェルナンデス選手が2位につけている。本田武史さんはフリープログラムのポイントについて「プログラムの後半にどういう演技ができるかが注目ポイント」などと解説した。

カンヌンアイスアリーナからの中継で、羽生結弦選手の練習の模様を伝えた。フリープログラムは午前10時から開始予定。羽生選手と宇野選手は午後に登場予定である。

五輪外交で韓国と北朝鮮の関係が注目されている。開会式では合同チームが聖火リレーに臨み、翌日に行われた会談では、ヨジョン氏がキム委員長の親書をムン大統領に手渡し、近く北朝鮮を訪問するよう要請した一方、核問題についての言及はなかった。五輪では、アイスホッケーの試合を応援団が揃いの衣装で歌う後ろでムン大統領とヨジョン氏が観戦。韓国国内では北朝鮮の五輪参加に反発の声もあるなか、融和ムードを高めようとする演出が続いた。11日夜に高位級代表団が北朝鮮に戻り、キム委員長は南側がわれわれの訪問を重視しあらゆる誠意を尽くす努力が印象的だったと感謝し、南北関係の改善について実務的な対策を指示した。

アメリカのペンス副大統領は、地球上で最も非道で抑圧的な政権だと北朝鮮を厳しく非難、非核化の意思を示すまで圧力を緩めないと強調。安倍首相とトランプ大統領は水曜に電話で会談し、北朝鮮から対話を求めてくるまで最大限の圧力をかけていくことを確認。南北関係について専門家は、日米韓の結束に揺さぶりをかけて全体を雰囲気を変えたいという思いが北朝鮮にあった、韓国にとってはあえて利用されるような形をとり全体の流れをコントロールしたい狙いだと解説、一方で今後の展開はまだ流動的な状態だという。

将棋の永世七冠、囲碁で2度の七冠独占を果たした羽生善治氏、井山裕太氏に国民栄誉賞が授与された。個人としての受賞は24、25人目で将棋と囲碁の棋士に贈られるのは初めて。羽生氏、井山氏はそれぞれ励みとして前向きに進んでいかなくてはいけない、囲碁が国とのつながりに役立てれば嬉しいとコメント。

アメリカ・パークランドの高校で男が銃を乱射、17人が死亡。3000人が通う大規模な高校として知られていた。元生徒の容疑者を計画殺人などの疑いで訴追、犯行の動機などを調べている。

サラリーマン川柳コンクールの入選作100作品が発表された。ことしは4万7000あまりの作品が投稿、テクノロジーの進化や働き方改革の句が多いという。

岐阜・鷺山地区で、250世帯の異なる区画にもかかわらず同じ住所である状態が解消する見込み。昭和25年ごろ、岐阜市が土地を取得した際、復興住宅の建設が相次ぎ登記簿の地番を住所として使用していたが、混乱が生じていたため新たな住居表示が割り振られることが木曜に決定、来年2月から実施される。

キーワード
羽生結弦選手
平昌オリンピック
カンヌンアイスアリーナ
羽生選手
原大智
髙木美帆
髙梨沙羅
平野歩夢
渡部暁斗
小平奈緒
原大智選手
髙梨沙羅選手
ソチ五輪
髙木美帆選手
バンクーバー五輪
小平奈緒選手
渡部暁斗選手
エリック・フレンツェル選手
平野歩夢選手
ショーン・ホワイト選手
東京ミッドタウン
インチョン(仁川)空港
宇野昌磨選手
ハビエル・フェルナンデス選手
宇野選手
キム・ヨジョン(金与正)氏
ムン・ジェイン(文在寅)大統領
チョン・スヒョン選手
パク・ジョンア選手
キム・ジョンウン(金正恩)委員長
ペンス副大統領
安倍首相
トランプ大統領
非核化
核・ミサイル開発
羽生善治氏
井山裕太氏
国民栄誉賞
新美雅也課長
第一生命
サラリーマン川柳
港区(東京)
4回転サルコー
トリプルアクセル
4回転トーループ
3回転トーループ
4回転フリップ
朝鮮労働党
韓国大統領府
ソウル(韓国)
朝鮮中央テレビ
ワシントン(アメリカ)
南山大学
首相官邸
パークランド(アメリカ)
岐阜市(岐阜)
鷺山(岐阜)
IoT
働き方改革
AI

気象情報 (ニュース)
08:43~

全国の天気予報を伝えた。

このあとは深読み。大谷翔平選手といえば二刀流だが、あなたも二刀流になる日がくるかもしれない!?

キーワード
大谷翔平選手

深読み (ニュース)
08:45~

きょうもメールやツイッターでご意見ご感想を募集中。eスポーツについて、三田寛子は「まさにスポーツ。みんな必死になっているエネルギーを見ていたら」、吉村崇は「すごい時代」とコメント。

ピョンチャンオリンピック NHK放送テーマソング:サザンカ/SEKAI NO OWARI

コンピューターゲームの対戦が新しいスポーツ「eスポーツ」として広まっている。競技人口は1億人以上、高額な大会賞金などが人気と話題を呼ぶ。今後のeスポーツを深読み。

母ちゃん扮する徳永が解説。かつては勉強と運動がからっきしダメでゲームしか取り柄がない子どもも、数十年後には国民的英雄になれるという。多くの人にとって、ゲームは1980年代のファミコンで止まっているといい、孤独にテレビに向かって黙々と繰り返しやっている感覚であった。21世紀になってから、オンラインゲームでPCやスマホを使って行うまでに進化しており、世界ではゲームとは呼ばずeスポーツとして呼ばれているという。eスポーツの競技人口は1億3000万人にもおよび、家の息子も世界とつながっている可能性もあるという。例えば、1対1で戦う格闘ゲームは60分の1秒の緻密な操作が要求され、そのまなざしはアスリートそのものだという。チーム制の戦略ゲームはチームワークが鍵となり、プレー中に声で指示を出し合う。

中谷によると、2024年パリ五輪の組織委員会でeスポーツを正式種目とするかどうかの協議に入り、IOCが検討を歓迎するコメントも発表している。世界の動きについて、競技人口はバスケットボールで4億5000万人、サッカー2億7000万人に次いで、eスポーツは低く見積もっても1億人以上の競技人口があるという。中谷は、eスポーツにも様々なジャンルがあり、格闘や戦略、スポーツ、パズルなどがあり、今から始めても遅くはないと話す。eスポーツ選手の能力には、達成力、遂行力、思考力、集中力、動体視力、瞬発力があり、同年代の平均よりeスポーツ選手が高いという。原田によると、eスポーツが注目される背景には、IOCトップスポンサーが半導体ソリューション部門として、VRやAIに並んでeスポーツに力を入れているという。eスポーツで使われる技術の実用化や若い世代の取り入れも背景にあると言う。さらに、普通のスポーツとは違い、定年、障害の有無、性別にかかわらずメダルの可能性があるという。

視聴者の声を紹介。頭脳を使うが体を使っていない、スポーツの名称を使ってほしくない、汗水流して努力しているアスリートと同じとは思えない、指先の反射神経が何の役に立つのかというeスポーツ否定派の意見が多いという。馬場は、時代とともにスポーツの形が変わっているといい、採集・狩猟社会では身体系協議、農耕社会ではフィールド競技、工業社会ではモータースポーツと発展していったように、情報社会ではeスポーツが生まれてもおかしくはないという。中谷によると、日本と欧米のスポーツのイメージが、それぞれ体を使う運動、競技と概念が違っており、欧米ではチェスやダーツなどもスポーツに入るという。馬場によると、世界でも、中国が正式な体育種目に認める、北ヨーロッパの学校ではeスポーツが体育の一環として行われているなどスポーツとしての認知が進んでいるという。

日本のeスポーツ事情について、馬場は格闘ゲームや日本で作られたゲームソフトでは日本選手が強いが、戦略ゲームの分野では遅れていることがあるという。また、中谷はサブカルチャーの中にゲームがあるため低く見られ、勉強に手がつかないほど集中して取り組むため悪と見られる傾向があるという。馬場によると、日本では子どもがゲームをするイメージであるが、世界的に見てゲームプレーヤーの平均年齢は30代半ばだといい、eスポーツのプレーヤーでも40歳過ぎの人が多いという。原田によると、チェスが五輪正式種目だった時代もあったという。三田からは人間が関われない分野が多くスポーツとは違うイメージだが、その感動体験はリアルスポーツと同じだという研究結果もあるという。

賛否両論の声の他、ゲーム依存、コミュニケーション能力が育たない、勉強をしないのではないかという問題が紹介。デメリットについて馬場は、WHOがゲーム障害について、ゲームをしたい欲求が抑えられず続けてしまう状態が1年間続き、生活に支障をきたしている場合を診断基準に追加する予定だという。ゲーム依存症を病気として認められたが、これは出発点で解明や対策が始まったため、悪いところだけでなく良いところも研究する時代になっていると話す。加えて馬場は、どんな教育でもスポーツマンシップなど人間教育は重要であり、また家庭次第でスケジュールも違うため家庭で話し合う必要があるという。中谷は、ロールプレイングゲームのように長い時間の対戦はできないため、ある意味eスポーツ化することによってリテラシーも身につくという。馬場によると、eスポーツのトレーニングは10時間ほど行い、障害が起こらないよう運動や勉強を組み合わせているという。

さらに、eスポーツの観客数は3億8500万人でうなぎのぼり、2020年にはメジャーリーグの観客数にも及ぶ6億人を突破すると言われている。優勝賞金は12億円、企業のタイアップ商品やCM出演も確約。2022年には、アジア大会の正式競技となり、2024年のパリ五輪の採用も検討が行われている。選手を育成し国際大会に派遣するため日本eスポーツ連合も発足。子どもには勉強ではなくゲームだけさせる未来もあるという。

「日本ではあまりにもスポーツが神聖視されすぎている」「スポーツ=○○道という意識を打ち破らなくてはならない」といった意見が寄せられた。原田宗彦は、「オリンピックに新種目が導入されるが、その種目、サーフィンやスケートボードは不良のスポーツだという意識がありましたよね。もっと幅広く考えて、わたしはeスポーツをやっている人を『ニューロアスリート』と呼んでいる。スポーツを支配している遊びの部分は無視できない。」と話した。中谷日出は、「eスポーツを知ることが大事」と話した。吉村崇は「スカウトとかあるんですか?」と質問。馬場章は「遊んでいる小学生などに声がかかることはある」「大人の考えかたを変えなくてはならない。eスポーツはデジタル時代の自己表現。自己実現の一つだと思う」と話した。

原田によると、リアルスポーツとの融合について、サッカーのリーグではセリエAやブンデスリーガにそれぞれeスポーツの部門もあるといい、Jリーグもeスポーツに舵を切って展開していく方向性があるという。また、Jリーグで良い選手はeスポーツも上手いという話もあるという。

「eスポーツは国・年齢・障がいを問わずみんなが同じフィールドで戦えるのがいい!」という意見も寄せられた。原田は「ロンドンオリンピックは最も繋がったという意味でSNS五輪とも呼ばれた。次はAI五輪。eスポーツを手がかりとして、IT技術者が生まれる」と話した。馬場は「eスポーツ選手の頭にはゲームに関するITの知識がたくさん詰まっている」「VRなどを使ったスポーツも登場すると思う」と話した。首藤奈知子はゲームに取り組む子どものことが親として心配だと話すと、中谷は「ゲームは高度な製作をしている。それをきちんとわかってどこまでやるかということを考えて」と話した。神奈川県50代男性は、「いずれ社会に役立つ可能性もある。ポジティブに取り組めばいい」という意見が寄せられた。馬場は「大人が若者の動きをしっかりと見守っていってほしい」と話し、原田は「リアルスポーツとの融合。完全バリアフリーなスポーツではないか」と話した。

完成したグラフィックレコーディングは番組HPで掲載!のテロップ。

予防の仕組みについて解説。原田は、時代のスポーツ遷移をあげて今の時代の教養を身につけることが大事で、デジタルに対する教養の導入にeスポーツは適しているという。普通のスポーツと同じように、ケガやメンタル面での病気を予防するためスポーツ科学が発展していき、加えて自然に情報社会で戦う能力も身につくという。中谷は、IT関係でゲームのノウハウを利用するために入るプレーヤーも多いという。普通の家庭にとっての向き合い方には、家庭で相談する機会を持ち、親子でゲームに対する関心を持ってもらいたいと馬場は話す。さらに、有能なエンジニア研究者になる可能性があると、eスポーツ選手への奨学金制度も設けられているという。

キーワード
番組ホームページ
ツイッター
副業
SEKAI NO OWARI
サザンカ
平昌オリンピック
eスポーツ
国際eスポーツ連盟
ファミコン
ももちさん
EVO2015
アジア大会
パリ五輪
日本eスポーツ連合
IOC
ビザ
インテル
コカ・コーラ
トヨタ
パナソニック
ブリヂストン
オリンピック
ブンデスリーガ
セリエA
ASローマ
シャルケ
ASローマ eスポーツ
シャルケ Eスポーツ
番組HP
ロンドンオリンピック
WHO
ゲーム障害
NHKネットクラブ
神奈川県
トロント大学
  1. 前回の放送
  2. 2月17日 放送
  3. 次回の放送