統一地方選 2015 首都圏

放送日 2015年4月27日(月) 0:05~ 0:45
放送局 NHK総合

番組概要

統一地方選開票速報 首都圏 (ニュース)
00:05~

8期目を目指す現職と新人4人による激しい選挙戦となった東京・中央区。現職・矢田美英氏が8回目の当選を決めている。平間一彰記者は「矢田氏の7期28年の区制運営が一定の評価を得たのでは。多選の是非が争点の一つとなったが、NHK出口調査では多選の弊害がある54%・ない46%となっていて、弊害はないと回答した人の7割あまりが矢田氏に票を投じている。また中央区は、東京オリンピック後の街づくりも踏まえた手腕が問われている」と話した。

有権者が統一地方選後半戦では最多の72万人あまりにのぼる世田谷区は、現職・保坂展人氏と新人2人の争いとなった。現職・保坂氏は4年間再生可能エネルギーの活用を進めてきた。2期目に向けて掲げたのは子育て対策の充実。選挙事務所には子ども専用スペースを構え、運動を支えたボランティアスタッフは「子どもも楽しんでいる。楽しいんでやっている」と話す。保坂氏は、待機児童数が全国最多の世田谷区で、保育所の定員をさらに5000人増やすと訴えた。対するのは、自民・公明・次世代から推薦を受けた新人・久保田英文氏。自民党は前回選挙で候補者の一本化に失敗し、保坂氏に敗れた。区長の座の奪還を目指し、谷垣幹事長も駆けつけた。現在の世田谷区の開票率は94%、現職・保坂展人氏が当選している。平間記者は「世田谷区は全国の自治体の中でも待機児童数が最多で、子育て支援が争点の一つだった。保坂氏は4年間で保育所の定員を3000人余増やしたという実績を訴えていた。一方、自民党は前回の教訓から久保田氏に一本化したものの及ばなかった」と話した。

3期務めた区長が引退した渋谷区では、区長が支援した候補と自民・民主などがそれぞれ推薦する候補の三つ巴の戦いとなった。渋谷区議会議員を3期務めた長谷部健氏。選挙戦のなか訪れたのは、性的マイノリティーの人たちの理解を深める写真展。誰もが暮らしやすいまちづくりを訴える長谷部氏を、現職の区長も渋谷を託せる後継者として支援した。民主など4党の推薦を受けた矢部一氏は学校給食の無料化や情報公開を訴えた。選挙戦では、初日から枝野幹事長など自民党の幹部が応援に入った。長年、自民などが推薦する候補が当選してきた区長選。今回は元都議会議員の村上英子氏が推薦を受けた。村上氏は、待機児童対策や高齢者施設の整備、五輪に向けたまちづくりを掲げ、党の組織力を活かして選挙戦を展開した。渋谷区は開票がほぼ終了しており、長谷部氏が当選を果たした。平間記者は「渋谷区ならではの選挙戦で、若者や無党派層の支持を得たことが長谷部氏の勝因だと思う。渋谷区は長年自民党推薦の候補が当選してきた経緯があるが、政党から支援を受けた矢部氏、村上氏は及ばなかった。今回、長谷部氏は選挙戦で性的マイノリティーの方も暮らしやすいまちづくりを訴えていた。NHK出口調査では、同性婚証明書条例に関して賛成45%反対18%となっており、賛成と回答した人の半分が長谷部氏に投票している。また、長谷部氏は特に若年層から支持を得ていて、若者のまち渋谷ならでは結果と言えるのでは」と話した。

群馬・桐生市はみどり市を間に挟む形の飛び地になっていて、インフラ整備などで支障を来している。現職の亀山豊文氏は合併実現を目指していて、選挙戦ではあと一歩で合併が結実すると訴えてきた。みどり市の石原市長も応援に駆けつける中、選挙戦の対抗馬である大沢幸一は合併を前進させるためには桐生市の市長を変えるべきと強調。そして桐生市議会の議長を務めた相沢崇文も市政を一新して強いリーダーシップで合併を進めたいと有権者に訴えてきた。開票結果で現職の亀山氏が当選し、桐生市の発展のために尽力したいとコメント。

関東では昨日、統一地方選挙の後半戦として東京23区の区長選挙や、各地の市町村長選挙が行われ、今日開票される区を除き、関東のすべての市区村長の新しいトップが決まった。東京の東大和市は現職・尾崎保夫氏が当確。中央区長は現職・矢田美英氏が当確。文京区は現職・成沢広修氏が当選。墨田区は新人・山本亨氏が当選。世田谷区は現職・保坂展人氏が当選。渋谷区は新人・長谷部健氏が当確。豊島区は現職・高野之夫氏が当選。北区は現職・花川與惣太氏が当選。板橋区は現職・坂本健氏が当確。東京の区長選挙のうち、江東区、大田区、江戸川区は今日開票が行われる。

東京の市町村長選挙の開票状況を伝えた。三鷹市は現職・清原慶子氏が当選。東村山市は現職・渡部尚氏が当選。国立市は現職・佐藤一夫氏が当選。東大和市は現職・尾崎保夫氏が当確。清瀬市は現職・渋谷金太郎氏が当選。稲城市は現職・高橋勝浩氏が当選。檜原村は現職・坂本義次氏が当選。大島町は新人・三辻利弘氏が当選。当選した三辻氏の声を届けた。

茨城の取手市長選挙では現職の藤井信吾氏が3回目の当選。水戸市長選挙では現職の高橋靖が2回目の当選。

平間一彰は水戸市長選挙について、当選した高橋靖氏は市長としての実績が評価されたことに加えて自民党、民主党、公明党、農業団体から支援を受けるなど圧倒的な優位に立っていたとコメント。財政が厳しい中で、震災で被害を受けた市民会館の建て替えなどにどのように着手するのか手腕が問われている。

高崎市長選挙では現職の富岡賢治が2回目の当選、桐生市長選挙では現職の亀山豊文が3回目の当選を果たした。吉岡町長選挙では無所属で現職の石関昭が三回目の当選。榛東村長選挙では元町長の真塩卓が返り咲いた。明和町長選挙では無所属で新人の冨塚基輔が初当選。

栃木の上三川町長選挙では現職の星野光利が2回目の当選、芳賀町長選挙では無所属で新人の見目匡が初当選した。

今回の市長選、町村長選挙で無投票で当選した候補者を紹介。

平間一彰は今回の統一地方選では各地域の課題が選挙戦の焦点になるケース、候補者本位で有権者が選んだケースが見られたと説明。渋谷区長選では無所属で新人の長谷部健が当選し、同氏は同姓カップルでも結婚に相当する関係を認める条例を進めてきた実績があり、性的マイノリティーが住みやすい街づくりを目指すと訴えてきた。中央区長選では8期目を目指す矢田美英氏に対して多選の是非が焦点となり、出口調査では多選の弊害はあると答えた人が半数以上だった。だが弊害はないと回答した70%の人が矢田氏に投票した。

今回の統一地方選では無投票当選の問題が明らかになり、平間一彰は無投票で自治体のトップが決定するのは好ましくないと指摘。

中央区長選では矢田美英が全国の市区長で最多となる8回目の当選。文京区長選では成沢広修が3回目の当選、墨田区長選では山本亨が初当選。世田谷区長選では保坂展人が2回目の当選。渋谷区長では無所属で新人の長谷部健が初当選。豊島区長選では現職の高野之夫、北区長選では現職の花川與惣太、板橋区長選では坂本健が3回目の当選確実、三鷹市長選では清原慶子が4回目の当選。 東村山市長選では現職の渡部尚が3回目の当選。国立市長選では現職の佐藤一夫が2回目の当選、東大和市長選では無所属で現職の尾崎保夫が2回目の当選。清瀬市長選では現職の渋谷金太郎、稲城市長選では現職の高橋勝浩が当選。檜原村長選では坂本義次、大島町長では新人の三辻利弘が当選。

神奈川の平塚市は開票が終了し、現職・落合克宏氏が当選。茅ヶ崎市は現職・服部信明氏が当確。大和市は開票が終了し、現職・大木哲氏が当確。当選した大木氏の声を届けた。南足柄市は開票が終了し、現職・加藤修平氏が当選。開成町は開票が終了し、現職・府川裕一氏が当選。

平間一彰は今回の統一地方選では自民党・公明党は候補者を一本化して当選を目指してきたと説明。この戦略が功を奏した地域もあった一方で、無党派層の割合が多い首都圏ではそうではなかったという。有権者としては自治体の舵取りをしっかりと見ていく必要がある。

埼玉の北本市は新人・現王園孝昭氏が当選。毛呂山町は現職・井上健次氏が当選。

千葉の佐倉市は現職・蕨和雄氏が当選。習志野市は現職・宮本泰介氏が当確。流山市は開票が終了し、現職・井崎義治氏が当確。白井市は現職・伊澤史夫氏が当選。

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府川裕一
現王園孝昭
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宮本泰介
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大沢幸一
相沢崇文
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