これでわかった!世界のいま 中間選挙まで1か月 トランプ大統領の勝算は?

放送日 2018年10月7日(日) 18:05~18:42
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
18:05~

迫る中間選挙だが、スキャンダルが耐えないトランプ大統領。本当に支持されているのか?

キーワード
トランプ大統領

1時間目 (バラエティ/情報)
18:05~

ゲストの矢沢心を紹介。迫る中間選挙でトランプ大統領は大丈夫なのか先生に聞く。

中間選挙を解説してくれるのは料理大好きの国際部の石山健吉デスク。記者歴22年で、安全保障の専門。トランプ大統領誕生の瞬間にも立ち会った。

石山健吉デスクが中間選挙について解説する。中間選挙は大統領選のちょうど間にあるの中間選挙と呼ばれ、これは議会の選挙になる。トランプ大統領にとっては大事な選挙だが、不倫、ロシア疑惑、暴露本、脱税疑惑などスキャンダルが多い。ただ石山デスクは今のところ大丈夫だと話した。その理由は岩盤支持層があるからだという。

実はトランプ大統領は40%の支持率なのだが、就任以降ほとんど変わっていないという。これをなぜ維持できるかというと、白人労働者、経済、宗教の3つがあげられる。まずは白人労働者の不満に訴える戦略として保護貿易などを勧めており、経済は現在好調で失業率は50年ぶりの水準になっており、キリスト教福音派を取り込もうと宗派に人気のペンス副大統領に起用するなどし、岩盤支持層を得ている。

また「フェイクニュース」をキーワードに批判をはねのけている。ロシア疑惑も、不倫も、脱税もフェイクニュースだと返し、バリアのように使っている。なぜこれが通じるかと言うと、不満を持っていた岩盤支持層に対し、メディアはエリート層で、あなた達の声を拾ってこなかったでしょ?と、敵対勢力に仕立て上げ、あいつらは嘘をついてくると促しているのだ。支持層は信じており、この結果、共和党支持者に限っては90%の支持率となっている。

今度の中間選挙では、トランプ大統領の政策などに似ていることを言って当選しようとするミニトランプ候補者が増えているとのこと。

アメリカの議会の選挙「中間選挙」を解説。アメリカ連邦議会は法律を決めたり、国の予算を決めるのと同時に、大統領の行動をチェックする役割もある。例えば宣戦布告の権限も議会にあり、政権の人事に関しても議会の承認が必要となる。また大統領に犯罪の疑いがあれば議会が大統領を訴え、有罪か無罪か決めることができ、大統領をクビにする力を持っている。

アメリカは上院と下院の2つの議会がある。現在の選挙情勢は上院は優勢な戦いを繰り広げているが、下院は民主党が猛追しているのだった。実はあの人が登場したのだった。

民主党陣営の顔がオバマ前大統領だった。民主党は党のカラーのブルーを使い、ブルーウェーブというキャンペーンを張り、またトランプ大統領に蔑視されていると感じるピンクウェーブ、またLGBTの人達のレインボーウェーブが起こっている。ローレン・ベアー候補はトランプ大統領がマイノリティへの差別を助長していることから、立候補を決意したとのこと。ベア候補の地元は共和党が有利な土地なのだが、LGBTの人達が支援をしている。トランプ大統領への批判から巻き起こった民主党の様々なウェーブはどれだけ大きくなるのか注目されている。

議会でトランプ大統領の共和党が負け、民主党が勝つとトランプ大統領がやりたいことに歯止めがかかって物事が進まなくなったり、駆け引きが激しくなる。またトランプにかけられている疑惑の追及がされることが予想される。特に問題になっているのがロシア疑惑で、これが犯罪となると岩盤支持層のバリアが壊れる日も来るかもしれないという。そこでトランプ大統領は成果を出そうと、北朝鮮の比較化、中国への強硬路線、日本に貿易で厳しい要求をしてくることは考えられる。

トランプ大統領の最大の目的は2020大統領選にある。ここに向けて動いているので、議会で負けたとしても、上手くいかないのは議会のせいだとし、どんどん過激になりトランプ流が強くなる可能性もあるとのこと。勝っても勢いに乗るし、負けても議会にせいにするやり方で次の再戦を狙うのではないかと説明した。今後、注目されるのは無党派の動きだろうとのこと。そこでNHKで立ち上げたアメリカ中間選挙のサイトを紹介した。

キーワード
トランプ大統領
中間選挙
ホワイトハウス
ペンス副大統領
アメリカ連邦議会
民主党
共和党
オバマ前大統領
ローレン・ベアー
LGBT
アメリカ中間選挙

2時間目 (バラエティ/情報)
18:30~

1991年に独立したマケドニアで先週国民投票が行われ、国名を「北マケドニア」にするかどうかが問われた。なぜ北をつけるかというと、南の隣国ギリシャに配慮したという。

事の発端は古代ギリシャ時代「アレクサンドロス大王」がマケドニアのある地域を含めアジアも含めた大帝国を作った。マケドニアの象徴的存在。しかし、ギリシャはマケドニアという国名を反発しており、それはアレクサンドロス大王はギリシャ民族だと主張しており、EU加盟を阻止し経済制裁まで行ってきたのだ。この対立は20年以上続いている。

EUに入りたいマケドニアは、国名を「北マケドニア」に変更し譲歩するからEU入りに、後押しして欲しいというのが狙い。しかし、国民投票が行われた後も賛成反対真っ二つになっているという。投票した結果90%を超える人が賛成で、ザエフ首相は国名変更に必要な手続きを進めるとしたが、反対派も勝利に喜びに湧いた。実はマケドニアの国民投票は投票率が50%を超えると成立する決まりで、今回は37%なので無効となったのだ。

マケドニアの平均年収は50万円で、EUの210万円の4分の1以下となっている。ここで政府は国名という「名」よりもEUへの加盟という「実」をとろうと主張。EUも経済圏が増えると歓迎し、メルケル首相も国民投票で賛成を呼びかけた。この呼びかけに暮らしが豊になることを望む多くの人が応じた。かつては国名は変えるべきではないと考えていたラゴチャ・コショフスキさんは、子供達の未来の為にEUと政府を信じてみようと考えたという。世論調査では60%が賛成だった。

一方、反対派は国民投票のボイコットを呼びかけた。投票率を下げることで、国民投票を無効にしようという取り組み。地元の鉄鋼会社に務めるボビ・ヨルジェビスキさんは国名を変えて、EUに参加すれば暮らしが豊になる主張は鵜呑みに出来ないと考えている。むしろEUに加盟し、人工の流出が増え、地元企業が倒産するのではないかと指摘する。EUは大国には都合が良いかもしれないが、マケドニアという小さな国は何も得られないと話す。主張は真っ二つに割れたままでマケドニアの未来は見通せない。

スタジオでマケドニアの国名問題について解説。国民投票には法的拘束力はないのだが、勝利し勢いをつけて手続きに入ろうというのが政府の狙いだったという。ただ国名を変えるというのは大変なことなので、すぐには解決できないのではないかと話した。

キーワード
ギリシャ
マケドニア
アレクサンドロス大王
EU
ザエフ首相
メルケル首相

エンディング (その他)
18:40~

フランスで行われた仮装のパラグライダー大会を紹介し、エンディングを迎えた。

#世界のいま のツイッターと番組HPの案内テロップ。

これでわかった!世界のいまの番組宣伝テロップ。

キーワード
#世界のいま
これでわかった!世界のいま

スポット

この番組で紹介されたアイテムは登録されていません。
  1. 前回の放送
  2. 10月7日 放送
  3. 次回の放送