小さな旅 夢 ひと織り〜山梨県富士吉田市界わい〜

『小さな旅』(ちいさなたび)は、NHKで放送している紀行番組である。字幕放送実施。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年7月12日(日) 8:00~ 8:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
08:00~

オープニング映像。(テーマ音楽:大野雄二)

キーワード
大野雄二

夢 ひと織り〜山梨県富士吉田市界わい〜 (バラエティ/情報)
08:01~

山梨県富士吉田市には、およそ5万人が暮らしている。この地域では織物に関する産業が盛んで、関連する工場はおよそ350にもなる。特に郡内織物が作られており、全国有数の生産量を誇っている。渡辺智雄さん(61歳)は父親の代から、織物工場を営んできた。渡辺さんの工場では、国内外のブランドに収めるネクタイ生地をつくっている。生地は郡内織物の伝統である先染めで作るため、深みがあって艶やかな色合いになる。密度の濃い織物は硬くなっているので型くずれしにくいと語った。郡内織物は戦後、洋服の需要が高まる中、急成長し昭和40年代に最盛期を迎えていた。しかし、その後輸入品に押され、今では生産量は最盛期の4分の1以下だ。

長男の太郎さん(36歳)は、10年前から実家の工場で働いている。地場産業を担っている親の姿がかっこ良く見えたと語っている。父の智雄さんは頑張っても数字がついていかないこともあるので不安はあるが、息子が手伝ってくれるのは嬉しいとコメントした。去年から、太郎さんが中心となって自社ブランドのネクタイを生産販売している。自分たちが納得できる製品を作ることで、伝統の技術力をアピールできると考えている。

渡辺徳重さん(67歳)は、織物工場で使う機械を専門に修理してきた。この日は副業で機織りをしている女性宅を訪れていた。30年以上前の機械を手早く修理していた。修理を依頼した形部昭子さんは、徳重さんがいなくなっては困ると語った。修理する機械の中には半世紀以上前のものもあり、徳重さんは昔の部品を今でも持っている。昔は多くいたが、今では機械修理の職人は3人のみだ。

6月中旬、西桂町では郡内織物の見学会が行われていた。都内のデパートのバイヤーなどおよそ20人が集まり、デザイナーの井上美里さん(25歳)の説明を受けていた。東京出身の井上さんは大学院でデザインを学び、郡内織物の商品開発を行うプロジェクトに参加したのがきっかけで織物会社に就職し、西桂町に移り住んだ。現在は自然をイメージした新たなデザインの日傘作りに挑戦している。

職人の幡野茂男さん(60歳)は、35年間、傘作り一筋だ。井上さんは野菜をイメージした傘を作るにあたり、立体感を出した生地にしたいと提案していたが、傘づくりには向かない布だった。それでも諦めず、若いデザイナーの期待に応えようと幡野茂男さんは工夫を重ね、1年で傘が完成した。井上さんは幡野さんに対し、頭が上がらない、みなさんがいないと完成しなかったものだと語り、幡野さんは若いデザイナーの発想が面白いと語っていた。

キーワード
富士吉田市(山梨)
郡内織物
西桂町(山梨)

エンディング (その他)
08:23~

エンディング映像。NHKオンデマンドで配信します。ご案内はdボタンで。

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