小さな旅 “もやい”の海よ ふたたび〜熊本県 水俣市〜

『小さな旅』(ちいさなたび)は、NHKで放送している紀行番組である。字幕放送実施。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年5月19日(日) 8:00~ 8:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
08:00~

オープニング映像。きょうの旅は熊本県水俣市。

テーマ音楽:大野雄二

キーワード
水俣市(熊本)
大野雄二

“もやい”の海よ ふたたび 〜熊本県 水俣市〜 (バラエティ/情報)
08:01~

熊本県水俣市は県南部、内海の不知火海に面する市。川では高校のカヌー部員が練習をしていた。港では魚の水揚げがみられた。名産はタチウオで全国に出荷される。月に一度の漁師市では、ウニを皿に乗せ放題で一皿500円などのイベントがみられた。水俣湾は高度成長期、工業排水が社会問題に。その後海の再生が進み、20年前から漁が再開されている。

ダイビングショップの森下誠さん・48歳を取材。海底ではタツノオトシゴの群れが名物といい、かつては汚染が最も激しかったという場所にダイバーのお客さんたちと潜った。ヘドロの溜まっていた海底は、現在では砂地が復活。森のように広がる海藻の間を魚が泳ぐ姿がみられた。お客さんは、豊かな海が広がっていることに驚いたと答えた。

森下誠さんが、公害から海を取り戻す「海の再生事業」について解説してくれた。水俣湾のヘドロのひどい場所には仕切りが作られ、浄化が行われたという。愛知県のダイビングショップで働き、水俣の海への偏見を知ったといい、9年前に水俣に戻り唯一のダイビングショップを開業、海底に復活した自然を紹介する活動を始めた。水のきれいな場所にしか生息しないタツノオトシゴが水俣の海に戻ってきたことを知り、ダイビングの目玉としたという。

水俣では初夏、シラスが旬を迎え、浜では釜揚げシラスが各地で作られる。漁師の杉本肇さん・57歳は、大きく育ったシラスの釜揚げには独特の苦味があり、また味わい深いと答えた。シラスは早朝6時に船を出し、2艘の船を縄でつないだ「もやい船」で漁場に向かう。群れを見つけると長さ200メートルの網を張った2艘の船が囲い込み、シラスを囲って引き上げる。

代々続く漁師の杉本肇さんは、祖父を「水俣病」で亡くしたという。漁師仲間も次々と発症、一家は一時漁を断念。当時は地元への偏見などがあり、街全体を虚無感が包んでいたと答えた。現在は漁のかたわら地域の活動を支えているといい、体育館で伝統の踊りを教える姿がみられた。振り付けは水俣病で亡くなった母の考案で、在りし日の漁の姿などを盛り込んだという。

ダイビングショップの森下誠さんが、深夜の水俣湾に潜った。タツノオトシゴの卵のふ化を見に来たといい、腹の中で育てた稚魚が放たれるようすがみられた。

キーワード
水俣市(熊本)
カヌー
カサゴ
オオクチリュウグウウミウシ
水俣湾
タツノオトシゴ
シラス
水俣病

エンディング (その他)
08:23~

エンディング映像。

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キーワード
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