小さな旅 高嶺(ね)の街 きらきらし〜静岡県 富士市〜

『小さな旅』(ちいさなたび)は、NHKで放送している紀行番組である。字幕放送実施。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年1月21日(土) 5:15~ 5:40
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
05:15~

オープニング。今回は静岡県富士市を山本哲也が旅する。

キーワード
富士市(静岡)
大野雄二

高嶺の街 きらきらし〜静岡県 富士市〜 (バラエティ/情報)
05:16~

静岡県富士市はおよそ26万人が暮らしている街。雪の富士や田子の浦は万葉集に詠われている。住宅街の至る所に清らかな水の流れある。水温は1年を通して10~12℃、冬でも冷たくなく、流域で野菜を洗うご老人が居た。この水は富士山に降った雪や雨が50年以上の歳月の末、地表に現れたもの。ご老人たちは「日本一の山の麓で暮らせて幸せ」だと語った。

流水に沿って進んでいくと、製紙工場が見えた。富士市では明治時代から豊富な湧き水を生かした紙作りが盛んに行われていて、平成に入るまでは全国一の生産量を誇っていた。日が暮れると、今でも稼働している59の製紙工場の明かりが街を照らす。鷲見隆秀さんは工場が放つ不思議な光の世界に魅せられ、5年前から富士市の夜の工場の写真を撮影している。鷲見さんは製紙会社で働く父のもとで生まれ、工場に囲まれた社宅で育った。暗くなり、工場に明かりが灯るまで駆け回っていた少年時代に社宅の窓から見てきた眠らない街の明かりは、今でも鷲見さんの心をときめかす。現在富士市内の旅行会社に務めている鷲見さん、思い出の光で故郷を盛り上げたいと、自ら夜景ツアーを企画している。

工場で夜間の保守点検を行う庄展秀さん。紙を作る過程で出る汚れた水は焼却後、灰にして処分するが、処理が正常に行われたかどうかは灰の色で判断する。正しく判断するため、工場には白い明かりが灯されている。庄さんは15年前まで県外の工場で働いていたが、過酷な労働に耐えきれず退社し、縁もゆかりもない富士市にやってきた。食事は愛妻弁当。7年前に結婚し、3歳になる娘が居る。最初は無機質に感じていた工場の明かりだったが、今はそのもとで働くことが新たな故郷を守る大切な仕事だと思えるようになった。

港近くの住宅街を訪ねると、シラスを茹でている男性が居た。5代続くシラス漁師の外山廣文さんである。朝、水揚げしたばかりのシラスを釜で茹でるのが日課。茹でたシラスは妻の悦子さんがパック詰めする。物心つく頃には父の船に乗せられていたという外山さん、いつも寝ぼけ眼に映るのは夜明け前の工場の明かりだった。大漁の時には、父の笑顔が明かりに照らし出された。しかし昭和40年代、海の汚染が拡がり漁獲高は落ち込んだ。大気の汚染も進み、富士の姿も工場の明かりも霞んで見えなくなった。富士の恵み溢れるきれいな海を取り戻そうと、地元の漁師や住民たちが立ち上がった。工場との話し合いを続け、何年もかけて漸く今の海を取り戻した。そびえる富士、街を照らす工場の明かり、かけがえのない故郷の海…この光景は地元の人たちの努力の賜物でもある。

キーワード
白菜
大根
富士市(静岡)
富士
万葉集
シラス
富士山

エンディング (その他)
05:38~

エンディング。富士の高嶺は輝いて…。

キーワード
富士

スポット

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