趣味どきっ! お寺の知恵拝借 第6回「心を調える坐禅(ざぜん)」

放送日 2016年9月15日(木) 10:15~10:40
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:15~

オープニング映像。

お寺の知恵 拝借 (バラエティ/情報)
10:15~

今回は、中井美穂と益子直美が坐禅を日常に取り入れる方法を学ぶ。第6回は、心を調える坐禅を紹介する。

講師は、建功寺18世住職で庭園デザイナーの枡野俊明。禅の教えを説いた著書は多数あり、暮らしに生かす禅の知恵をわかりやすく伝えている。坐禅は、まずきちんと基本を学ぶことが大事だということで、建功寺へ。

おうちでの坐禅に挑戦。枡野俊明は、坐禅は畳以外のフローリングなどでっも十分にでき、明るすぎず、目の前がカーテン・壁に向かってやることがポイントとのこと。時間帯は早朝や寝る前が理想で、お寺で使う坐禅専用の座布団は丸めたタオルケットを使用することができるとのこと。また好きなお香・アロマなどを焚きリラックスした環境で坐禅を楽しむのが良いとのこと。姿勢は考え事などをすると乱れるため、背筋がピンと伸びる感覚は体で覚えるしかないとのこと。姿勢と呼吸を整えることができれば椅子でも坐禅はでき、浅く腰かけ足を肩幅に広げて座り、背筋を伸ばし腹式呼吸するのがポイントとのこと。心を落ち着けたいときは大きく息を吐きおへその下の「丹田」に落とすように息を吸うことで落ち着くとのこと。

坐禅は、宗派によって異なり、臨済宗では「考えることで悟りに近づく」とされ、曹洞宗では「何も考えず、ただひたすら座る」としているが、頂上は同じでもどちらかに行くかが長年の伝統のなかで、差が生まれただけだという。

基本姿勢を学ぶ際のキーワードは、「調身・調息・調心」。姿勢を整えれば呼吸が整い、呼吸が整えば自然と心が整うということ。「調身」は、左腿の上に右足を乗せ、右腿の上に左足を乗せる「結跏趺坐(けっかふざ)」か、片足だけ上げる「半跏趺坐(はんかふざ)」に。曹洞宗では坐蒲といわれる専用の座布団を使い、お尻を高くすることで、坐禅を組んだときにお尻と両膝の3点で体重が支えられる。正座の場合は、坐蒲を両足で挟み込むようにすれば、痺れが軽減される。

坐禅の心を日常に生かすため枡野俊明は、お茶の時間を薦めているとのこと。枡野は「お茶を飲んで美味しいなという状態は何も考えてない無心。坐禅の心を生活に広げていくことが禅の生き方」などと話す。

手は右手の上に左手を重ね、親指と親指を軽くくっつける。しっかりと坐禅が出来るとされ、緊張が強いと山型になり、気が緩むと指が離れる。続いて体を左右に揺らし、中心でピタッと止める。背筋をまっすぐに伸ばすことがポイント。骨盤を立て、背筋を伸ばす。頭のてっぺんで天井を突き上げるイメージをする。目線は、斜め下45度を見て、仏様のような半眼に。アクセサリーや、体を締め付けるネクタイ、靴下などは外す。

枡野俊明は二人に禅語の「花無心招蝶 蝶無心尋花」を送り、花も蝶も無心に自分の本分をまっとうしているという教えとのこと。中井美穂などは「邪念が入ってはならない、見返り・褒められたい」などとトークする。

次に調息。息を長く吐き出し、呼吸を整え、最初は吐く息を意識し、その後は鼻から丹田を意識して腹式呼吸。ゆっくりと吐いて吸う。

坐禅開始。曹洞宗では、壁や建具に向かい座る。部屋は集中出来るよう薄暗い状態にする。禅では、姿勢と呼吸が整えば、自然と心が整うと考えられる。それが調心。基本的に心を落ち着かせようとしてもやりようがないが、姿勢を整えると呼吸が整い、呼吸と心が連動するという。最近、お寺で坐禅体験が出来るお寺も増えているので、正しい作法を教わってやるのがオススメ。

キーワード
坐禅
建功寺
臨済宗
曹洞宗
結跏趺坐
半跏趺坐
喫茶喫飯
花無心招蝶 蝶無心尋花
法界定印
欠気一息

エンディング (その他)
10:38~

NHKテキスト 趣味どきっ!の紹介。書店にないときの問い合わせ番号と、電子版のURL表示。

キーワード
NHKテキスト 趣味どきっ!
NHKテキスト電子版
NHK出版
趣味どきっ!
  1. 前回の放送
  2. 9月15日 放送
  3. 次回の放送